暫存

堀内孝雄 暫存歌詞
1.今日も最高やねェ!~浪花に夢の風が吹く~

作詞:荒木とよひさ
作曲:堀内孝雄

目覚めた朝が 気持ち良けりゃ
人生それで ええやんか
幸福なんか あくびをしてりゃ
ころがりこんで くるやんか

※今日も最高やねェ この世に生まれて
今日も最高やねェ ただそれだけで
浪花に夢の風が吹く
何んか一丁やったろか※

可愛いいひとは ながめていれば
惚れてるだけで ええやんか
急がば回れ ぼちぼちいこか
道草しぐれ 粋やんか
今日も最高やねェ 男に生まれて
今日も最高やねェ ただそれだけで
浪花に恋の風が吹く
何んか一丁やったろか

(※くり返し)

何んか一丁やったろか


2.青春でそうろう

作詞:多夢星人
作曲:堀内孝雄

ときに酔い知れて 見る
明日という一幕
誰が主役か 俺かあいつか
それとも 知らない誰かか
いずれにせよ 明日は来る
夜の終わりにぶら下り
酔いざめの素早いやつに
まぶしい陽をあてる

青春でそうろう
燃えるやつに水をかけるな
青春でそうろう
燃えないやつに時間をかけるな

強く抱きしめて云う
変わりのない まごころ
恋の炎か 愛の契りか
それとも一つのいのちか
夢見た日は 短かくても
胸の熱さは 永遠に
不器用に信じるやつの
背中を風が押す

青春でそうろう
燃えるやつに水をかけるな
青春でそうろう
燃えないやつに時間をかけるな

青春でそうろう
燃えるやつに水をかけるな
青春でそうろう
燃えないやつに時間をかけるな


3.北斗を仰ぎみれば

作詞:荒木とよひさ
作曲:堀内孝雄

もしもちがった人生を 歩いたとしても
熱き心を俺は 道づれにしていた
空に北斗の星を 仰ぎみれば
人の運命は はかなく愛しい

生きざまは 俺のもの
たとえ時代が変わっても
生きざまは ひとつだけ
夢追いすぎると 言われても

いつかひとつの生命を 捨てることあれば
悔いを残さず俺は 目頭を閉じよう
風よ背中をたたけ 雪よ積もれよ
生きる証しが 試練であるなら
生きざまは 俺のもの
夢が古びてしまっても
生きざまは ひとつだけ
少年のままで いたいなら

生きざまは 俺のもの
たとえ時代が変わっても
生きざまは ひとつだけ
夢追いすぎると 言われても
夢追いすぎると 言われても


4.波の調べに

作詞:小椋佳
作曲:堀内孝雄

陽は輝いて その美しさ
女神のように 際立つ時に

気付けば君は 戦いの船
舳先にたって 風と争い
水平はるか 沖を見据えて
易しい水路 選ぼうとしない

出来れば 君を 両手で抱え
小舟にさらい 小島に渡り
かたくなな胸 開いたあとで
人らしい夢を 吹き込んでみたい

星きらめいて 波が調べを
奏でるように さざめく時に

思えば 君は 誰しもの夢
独り占めなど 叶わぬ願い
ふと舞い降りた 鶴とひととき
交わした愛を 密やかに抱こう

陽は輝いて その美しさ
黒髪越しに 眺めていよう
星きらめいて 波の調べに
孤独おさめて 視つめていよう
孤独おさめて 視つめていよう


5.愛さずにいられない

作詞:松井五郎
作曲:堀内孝雄

殴られて殴られて強くなった
心は 気がつけば夢の残骸
だましあい すれちがい 眠れぬ夜
おまえの子守唄 聴かせてほしい
ふりむく くせはこの都会が
ひとりきりでは寒すぎるから
こらえても こらえてもせつないほど
おまえを 愛さずにいられやしない

抱きしめて 抱きしめてつかみかけた
わずかな 幸せの灯が揺れる
男にも 女にも祭りのあと
涙にするだけの 詩があればいい
かよいあう日のぬくもりに
なぜか孤独もついてくるから
こらえても こらえてもせつないほど
おまえを 愛さずにいられやしない

風吹く都会の 片隅に
俺を呼ぶ声 聞こえてるから
こらえても こらえてもせつないほど
おまえを 愛さずにいられやしない


6.永遠に -翼をあげよう-

作詞:荒木とよひさ
作曲:堀内孝雄

幼い子供の様に夢を見ながら生きれたら
人間を愛する 切なさなんか
知らずにいれるのに
心のつばさがあれば
過去を脱ぎすて翔べるから
もっと自由に ときめくままに
あなたを信じる

悪い人でもいい 優しくされるから
淋しい人でもいい 私だけならば
永遠に 永遠に あなたのそばで

あなたの心の青空にいつも抱かれて暮らせたら
時間のむこうへ 見知らぬ町へ
あなたについてく
悪い愛でもいい 恋しくさせるから
切ない愛でもいい 私だけならば
永遠に 永遠に あなたの胸で

悪い人でもいい 優しくされるから
淋しい人でもいい 私だけならば
永遠に 永遠に あなたのそばで

あなたのそばで


7.花影の道

作詞:小椋佳
作曲:堀内孝雄

月に叢雲 花に風
望まぬものの訪れも
君は清やかに微笑み浮かべ
澄んだ瞳は瞬きもせず

心の誓い心の惑い
白い素肌に秘めて謎めく
燃える思いを抱きながら
君を讃えて見つめよう

雨は翼に凪は帆に
祈りを砕く躓きも
君に溢れる歌は澱まず
細い素足が軽やかに飛ぶ

*思わぬ道へ運命は
時を移さず誘い込む
出来れば君と花影の
道を遥に歩きたかった*

心の救い心の願い
高まる愛が胸にさざめく
君舞うさまに酔いながら
一人守りを演じよう

(*くり返し)

思えば時の幻の
騒ぐ嵐に背を向けて
花ある君と花影の
道に戯れ遊びたかった


8.顔

作詞:荒木とよひさ
作曲:堀内孝雄

あなたにふれて 抱かれるたびに
綺麗な顔に なるけれど
心にひそむ 涙がいつか
ひとりの夜明けに ならないように

せめて 夢の中だけは
悲しい女に させないで
せめて 夢の中だけは
この世に 最後の人だから

あなたの匂い 恋しくなれば
悲しい顔に なるけれど
小雨の晩は 灯りをともし
どこかで迷子に ならにように

せめて 夢の中だけは
不幸な女に させないで
せめて 夢の中だけは
この世に ひとりの人だから

せめて 夢の中だけは
不幸な女に させないで
せめて 夢の中だけは
この世に ひとりの人だから

この世に ひとりの人だから


9.続 竹とんぼ -青春(ゆめ)のしっぽ-

作詞:荒木とよひさ
作曲:堀内孝雄

「時代って変わって行くんだなよなぁ…
俺もお前も青春のしっぽにつかまって
もうひと頑張りか!」

男の背中は 背中は人生
乾杯しようぜ 昔の俺に
悪さをしても 道からそれても
逃げだすなんて 決してなかった
チャンバラごっこ 竜馬のように
青春のしっぽに つかまって
何も言うなよ 男じゃないか
俺も お前も 流れ星じゃない

男の夕陽は 夕陽は人生
唄ってやろうか 恋しい人に
涙をこらえて 心の故郷
ふりむくけれど 帰れはしない
チャンバラごっこ 竜馬のように
青春の原っぱ 駆けだして
奥歯をかみしめ 男じゃないか
俺も お前も 流れ星じゃない

何にも言うなよ 男じゃないか
俺も お前も 流れ星じゃない

俺も お前も 流れ星じゃない


10.灯

作詞:荒木とよひさ
作曲:堀内孝雄

酒が染みれば ちぎれるように
涙の奥で 聴こえる汽笛
そばにお前が いたならきっと
つまづく人生(ゆめ)を 温(ぬ)くめてくれる
どこかではぐれた 面影だけが
たったひとつの 灯(ともしび)だけど
何処(いずこ)の町で 何処(いずこ)で誰と
今では帰らぬ 面影抱いて

揺らす煙草が 浮雲ならば
思い出連れて 辿れる線路
いつかお前に 話した故郷
貧しいけれど 暮せたものを
どこかで忘れた 横顔だけが
たったひとつの 灯(ともしび)だけど
知らない町で 知らない誰と
今では帰らぬ 横顔抱いて

どこかではぐれた 面影だけが
たったひとつの 灯(ともしび)だけど
何処(いずこ)の町で 何処(いずこ)で誰と
今では帰らぬ 面影抱いて


11.走馬燈

作詞:谷村新司
作曲:堀内孝雄

夏の日のざわめきは
鈴虫の音にかきけされ
湯上がりの髪に手をやれば
潮の香りも今はなく
ただ年老いたと思うのみ
いく度と夏はおとずれて
色あせてゆく走馬燈

まわり来る日々 懐かしく
めぐり来る日々 美しき
ああ 肌の色はうすれゆく

生きてゆくにはあまりにも
恋多過ぎしと人の言う
悔いなき道を歩めども
恋多過ぎしと人の言う

まわり来る日々 懐かしく
めぐり来る日々 美しき
ああ 肌の色はうすれゆく

生きてゆくにはあまりにも
恋多過ぎしと人の言う
悔いなき道を歩めども
恋多過ぎしと人の言う

恋多過ぎしと人の言う
恋多過ぎしと人の言う


12.俺がいつの日か

作詞:荒木とよひさ
作曲:堀内孝雄

俺がいつの日か 大地(つち)に還っても
飾る花ひとつ 集めなくていい
そうさ一升瓶(ひやざけ)を あぐらに抱いて
面白い奴と それだけでいい
友よさらば 俺も笑うから
無礼なことは 借りにしてくれ
今度冥土(むこう)で 出逢える時は
女のひとりも連れてゆくから

俺がいつの日か 雲に浮んでも
長い弔辞(てがみ)など 読まなくていい
そうさ夜明かしで 酔いつぶれるまで
ギターならせば それだけでいい
友よ さらば 俺も歌うから
友情だけは 受けとってくれ
しばらく喧嘩も 出来ないけれど
別れの酒なら 飲ませてやるから

友よさらば 俺も笑うから
無礼なことは 借りにしてくれ
今度冥土で 出逢える時は
女のひとりも連れてゆくから
女のひとりも連れてゆくから


13.君の夢を見たよ

作詞:小椋佳
作曲:堀内孝雄

夢を見たよ 君の
御伽の港 白い壁
レンガ造りの 赤い屋根
買物かごに 何故か花束
僕のレンズは ズームアップして
君の輝く 肩を追う

夢を見たよ 君の
子供は天使 笑い声
ロバもペガサス 青い空
遠くへ続く 赤土の道
僕の絵筆は 哲学して
君の姿を 雲に写す
一人の時は 恥ずかし気もなく
大声でいうのさ 君を愛しているよと

夢を見たよ 君の
街が夕陽に 染まる頃
星のきらめき 誘う歌
君の瞳の 深い輝き
僕の時計は 針を失くし
君の鼓動に 時を聴く
一人の時は 恥ずかし気もなく
大声でいうのさ 君を愛しているよと

一人の時は 恥ずかし気もなく
大声でいうのさ 君を愛しているよと
一人の時は 恥ずかし気もなく
大声でいうのさ 君を愛しているよと
一人の時は 恥ずかし気もなく
大声でいうのさ 君を愛しているよと

夢を見たよ 君の
街が夕陽に 星のきらめき
夢を見たよ 君の
君の瞳の 深い輝き
夢を見たよ 君の……


14.紙芝居

作詞:荒木とよひさ
作曲:堀内孝雄

あんたは心の ペンキをはがし
誰かと綺麗に 塗り変える
どこかで別れが 待ち伏せて
背中を押すような 気がしてた
涙の井戸が 涸れるまで
せめて三ヶ月(みつき)は かかるけど
それでも 一番 倖せだった
あめ玉 ひとつの 紙芝居

あんたは嘘まで 夕陽に染めて
誰かと遠くへ 逃げてゆく
いいことなんかは 続かずに
迷子になるよな 気がしてた
心の風邪が 治るまで
ひとりぼっちは 寒いけど
それでも 面影 抱きしめて
昨日の 続きの 紙芝居

涙の井戸が 涸れるまで
せめて三ヶ月は かかるけど
それでも 一番 倖せだった
あめ玉 ひとつの 紙芝居

それでも 一番 倖せだった
あめ玉 ひとつの 紙芝居


15.昔からウイスキー

作詞:松井五郎
作曲:堀内孝雄

10年前になるよ 店の二階にいたのは
かもめと港が 好きだったから
名前は忘れたけど よく泣く女だったね
洗濯ばかり していたっけ
このカウンターで 別れたっきり
ひとつも年をとらずに 想い出に 想い出に暮らしてる

※もう一杯 もう一杯
昔からウイスキー なにも変わっちゃいない
もう一杯 もう一杯
しょっぱい夢だけ つまんで飲もうか※

面倒みれないくせに よく猫を拾ってきた
あったかいてのひら まだ覚えている
喧嘩もよくしてたし 帰らない日もあったけど
惚れてたと言われれば ただ苦笑い
いくじなしのは 男のほうなのに
いつも泣いてくれるのは 女の 女のほうなんだね

(※くり返し×2)


16.夢つれづれ

作詞:荒木とよひさ
作曲:堀内孝雄

花暦めくれば 暖かき陽にゆれて
夢一輪の花びらを また散らすけど
青空の淋しさを 愛おしく思えば
生きていることそれだけで 胸が熱くなる

※あゝふりむけば すべてがまばたき
女に生まれたことを 悲しいなんて言わない
つれづれの恋のあと つれづれの夢のあと
立ち止まれば 時は過ぎてしまうから※

若き日をたどれば 懐しさをぬらし
夢一輪の花びらを また摘むけれど
想い出に遊べば 心さえなごんで
こみあげてくる嬉しさで この手見つめてる

あゝこの季節が あしたのためなら
女に生まれたことに ため息なんてつかない
つれづれの恋のあと つれづれの夢のあと
立ち止まれば 時は過ぎてしまうから

(※くり返し)


17.おバカさんマンボ

作詞:三浦徳子
作曲:堀内孝雄

あの女なら 関係ない
何でもない 何でもないのさ
カン違いで人生を
棒にふる 棒にふるなよ

雨が降って 傘をくれた
いいよと言ったら つまづいて
はずみで 肩につかまった
そんな時 おまえが目撃者

おバカさん おバカさん
勝手に一人で泣かないで
おバカさん おバカさん
彼女はまったくカンケイないって

おバカさん マンボ

釣った魚に 餌やらない
ぶつぶつぶつ つぶやいてるのさ
誓い合った 心にも
すきま風 すきま風吹く

投げたコイン 裏と表
どっちにしたって 同じもの
離れてみれば よくわかる
離れ過ぎたら 終わりだよ

おバカさん おバカさん
勝手に一人で泣かないで
おバカさん おバカさん
一から十まで おバカさん

おバカさん マンボ

おバカさん おバカさん
勝手に一人で泣かないで

おバカさん おバカさん
彼女はまったくカンケイないって

おバカさん マンボ


18.海を抱く時

作詞:小椋佳
作曲:堀内孝雄

過ぎて来た長い時間が
ひとむれの 浜木綿のように
夕日に輝いている
君がそばにいる

陽に灼けた素肌の下で
幸せが海鳴りのように
大きく息づいている
君がそばにいる

※僕は静かに熱い
ひたひたと胸にさざ波
今 海を抱いているんだ※

憧れが水平線に
時を待つ子供らのように
笑顔で手を振っている
君がそばにいる

僕は静かに熱い
つぎつぎと夢のうず潮
今 海を抱いているんだ

(※くり返し)


19.故郷(くに)には帰りたくない

作詞:岩谷時子
作曲:堀内孝雄

昨日 おふくろの夢をみた
赤いガラスの 風鈴が
物干台で ゆれてたぜ
家を出た時 そのままさ

エプロン姿のおふくろは
人待ち顔で庭に出ていた
いいや 俺はふるさとへ
帰りたくない 帰らない

今日は なんだか気がめいる
親父の電話のせいなんだ
元気でいるかの 一言が
親父らしくもないからさ

なぐられたくなる時がある
自分がなぜかいやになるんだ
いいや 俺はふるさとへ
帰りたくない 帰らない

故郷の なまりが なつかしい
おんなと酒を飲んできた
また逢うこともないだろう
名前を云わぬ 俺だもの

都会でさまよう 螢火よ
心細いと飛んでくるなよ
いいや 俺はふるさとへ
帰りたくない 帰らない


20.砂塵の彼方

作詞:谷村新司
作曲:堀内孝雄

外人部隊の若い兵士は
いつも夕陽に呼びかけていた
故郷に残してきた人に
自分のことは忘れてくれと

※不幸を求める わけじゃないけど
幸福を望んじゃ いけない時がある
いつも時代は若者の
夢をこわして流れてゆく※

もうすぐ私も死ぬだろう
それは祖国のためにではなく
思い出だけを守るために
愛する人を守るために

不幸を求めるわけじゃないけど
幸福を望んじゃ いけない時がある
私は明日を信じない
今日がなければ 明日も来ない

(※くり返し)

Woo…


21.少年達よ

作詞:小椋佳
作曲:堀内孝雄

夢はいつも 君の 百歩先を 歩く
愛はいつも 君の 影にそっと ひそむ

もう一人の 君を 肩車で かかえ
見失うな 夢を 安く売るな 愛を

優しさまで 道具にする
狩人たち 遠ざけて行こう
化粧した 言葉 心地よい 響き
君を囲み 君を包む時も
私の中の 少年達よ
我物顔で この風上に立て

時はいつも 君の 旅に風を とおす
迎い風は 夢か 送り風は 愛か

傷をいやし 心からの
嬉し泣きを 追いかけて行こう
真実に 投げた 初恋を 訪ね
風を誘い 君の旅の時を
私の中の 少年達よ
我物顔で この風上に立て


22.青春まよい人

作詞:松本隆
作曲:堀内孝雄

緑に眠る大地と風が 髪に額に朝を運ぶよ
行き場所のない 悩みを抱いて
オフ・ロードへと 誘われて来た

心許せる友もいた 涙ぐむほど恋もした
この満ち足りた 世界の中で
だけど何かが欠けている

※目をさませ! 俺の中の旅人よ
目をさませ! 俺の中の旅人よ
青春を昨日の歌に mm… 口ずさむな※

涼しい水で顔を洗って 梢に光る夢を追うのさ
デイ・パックには 自由を詰めて
群れを離れた羊のように

何んの望みもないままに 何んの不満もないままに
暮れゆくのなら 倖せだけど
この 魂 が叫ぶのさ

(※くり返し)

目をさませ! 俺の中の旅人よ
目をさませ! 俺の中の旅人よ
Ah 青春を昨日の歌に mm… 口ずさむな


23.忘れな詩(うた)

作詞:中村行延
作曲:堀内孝雄

もしも私が
歌い終って ギターをおいて
この場所を 遠くさる時に
誰一人 後ろ姿に
ふりむく人は いないとしても
それでいい
思い出一つ 残せれば
けれどあなたの 青春の
どこかの季節に まぎれもなく私が
そこにいたことを
いつまでもいつまでも 忘れないでいてほしい
あなたにだけは
このうた 忘れないでいてほしい

もしもあなたが
旅につかれて 立ち止まり
ためらいがちに 昨日をそっと
ふりかえる時 そこには
後悔や 汗や涙と
すばらしい人達と いくつかのうたが
あるでしょう
例えば それが
はやりうたで なくてもいい
あなただけの 心に生きる
子守唄でいい
いつまでもいつまでも 忘れないでいてほしい
あなたにだけは
このうた 忘れないでいてほしい

いつまでもいつまでも 忘れないでいてほしい
あなたにだけは
このうた 忘れないでいてほしい


24.あいつの背中

作詞:徳永章
作曲:堀内孝雄

人ごみの中で見つけた 見覚えのある背中
それは真昼のまぼろし 一瞬のまばたきで消えた

さまよいの淵で別れた 若さと夢の時代
あれが終わりと始まり 汚れた哀しみも知った

大人になるとは 生きて行くこと
愛する人を胸に抱きしめて

忙しく毎日が行く 想い出さえもかけ足で
だけど君を忘れない あの日の僕を忘れない

住めば都これでいい 変わらぬものは我が思い
瞳閉じれば あの頃が 遠い日の熱さ こみあげる

たゆまなく川は流れ 風はそよぐ空を
確かなことは いつも 今を生きること

大人になるとは すべてを受け入れ
自分を信じて 目の前の道を行けばいい

大人になるとは 越えて行くこと
幸せはいつも 自分の心が決める


25.東京うさぎ

作詞:荒木とよひさ
作曲:堀内孝雄

あの人が好きならば まっ白な心で
飛びこんでみなけりゃ わかりはしない
しあわせと 不しあわせ 泣いたり笑ったり
この都会も 悪くない 恋してるときは

東京うさぎ 今度の彼なら
きっとうまく いきそうだけど
東京うさぎ 悲しくされたら
涙つれて 涙つれて 帰っておいで

あの人の懐の中 瞳を閉じていれたら
世の中がどこかへ 消えてもいいよ
陽だまりと 雨降りと 昨日とあしたへと
生きていれば いい運が 背中たたくから

東京うさぎ 今度の彼なら
いつも守って くれそうだけど
東京うさぎ ひとりにされたら
夢は捨てて 夢は捨てて 帰っておいで

東京うさぎ 今度の彼なら
きっとうまく いきそうだけど
東京うさぎ 悲しくされたら
涙つれて 涙つれて 帰っておいで
帰っておいで


26.愚図で馬鹿でお人好し

作詞:荒木とよひさ
作曲:堀内孝雄

あなたと暮らしてた 坂の上のアパート
二年の歳月が そこにあるけれど
悲しい幕切れは いつものふられ役
それでも最後まで あなたを好きだった

※あぁ 想い出綴れば 小説ぐらいは
涙のインクで書けるけど
愚図で 馬鹿で お人好し
愚図で 馬鹿で お人好し
そうね わたしは 大根役者※

あなたを恨んだら 想い出が悲しむ
アルバムの笑顔を 焼くことが出来ない
あなたを忘れたら 今度はどんな役
淋しい芝居なら 恋などもうしない

あぁ 愛が死んだら 生きかえらないと
どこかのだれかが 言ってたけれど
愚図で 馬鹿で お人好し
愚図で 馬鹿で お人好し
そうね わたしは 大根役者

(※くり返し)


27.青春の大風呂敷

作詞:小椋佳
作曲:堀内孝雄

友よ 青春の 大風呂敷を広げてた 友よ
その夢がすぐ明日にでも 果たされるが如く語っていたね
遠くを視てた顔つきに どこか諦めの薄影が射すけど
残された夢を大袈裟に 大言壮語 また聞かせてくれないか

※若さ甘さをなじらず むしろ風上に立って
若者を追い立てようじゃないか
青春の大風呂敷を旗めかせ※

友よ 背を丸め 懐かしさに縮み込む 友よ
その髪の耳上あたり 気恥ずかしげに白さが混じり
何しようかを語るより 何してきたかの話が増えたね
青春は心の持ちよう そういう声に今だまされてみないか

(※くり返し)

遠くを視てた顔つきに どこか諦めの薄影が射すけど
残された夢を大袈裟に 大言壮語 また聞かせてくれないか

(※くり返し)

旗めかせ


28.男のウヰスキー

作詞:荒木とよひさ
作曲:堀内孝雄

男は独り ウヰスキー
心に木枯らし 吹く晩は
女は邪魔さ 泣き言も
酔って寝る子になればいい
ねんねん 男の酒酔唄

男は一本 空にして
足らなきゃ酒屋で借りてこい
色恋なんか ガキ遊び
酔ってこの世を捨てりゃいい
ねんねん 男の酒酔唄

男は夢と 添い寝して
カラ瓶枕の 高いびき
それでも胸が淋しけりゃ
酔って天国 抱けばいい
ねんねん 男の酒酔唄
ねんねん 男の酒酔唄


29.デラシネ

作詞:山川啓介
作曲:堀内孝雄

季節が変わっても戻って来なければ
迷わずぼくを思い出にしてくれ
自分の夢だけを追ってる男には
君を待たせる資格などないはず

※Woh… デラシネ 男たちはいつもふた通り
群れなす羊と 根のない草と やすらぎは終りさ
ほほをなぐりつける風に体を
あずけてみたい デラシネ※

抱き合う肩ごしに地平線を見てた
君の香りに負けるのが恐くて
はるかに故郷をふり返るみたいに
愛しつづける そのほうが似合いさ

Woh… デラシネ 男たちはいつもふた通り
つながれた犬と 根のない草と 心に蜃気楼
ゆらめいているかぎり遠い眼をして
さすらうだけさ デラシネ

(※くり返し)

デラシネ

デラシネ


30.夢のかけら

作詞:荒木とよひさ
作曲:堀内孝雄

右手を熱く 胸にあて
詫びることが あるのなら
その手を泥に 汚しても
心に傷が 残るだけ

背中を過去に もたれかけ
想い出だけに 生きれたら
一途な 初恋を 抱いたまま
はぐれた人よ 雲ひとつ

無器用だけど 俺の生涯
ささやかだけど 生きざまならば
命にかけた 男の価値
この世にひとつ 道の小石でも

酒におぼれた 時もある
情に泣いた 時もある
心の奥で 恥じるよな
生き方だけは 許せない wow…

無器用だけど 俺の生涯
ひたむきだけど 純情ならば
うぶ毛を残す 男の心
この世にひとつ 夢のかけらでも

無器用だけど 俺の生涯
ささやかだけど 生きざまならば
命にかけた 男の価値
この世にひとつ 道の小石でも Wow…


31.不忍の恋

作詞:荒木とよひさ
作曲:堀内孝雄

ひと筆あなたに 綴りましょうね…
お酒で文字(ことば)が 乱れる前に
十日も逢えない ぬくもりよりも
こんなに心が 寒いから
あぁ 一途な女です 日本の女です
みんなに古いと 笑われるけど
忍ぶ忍ばず あなたが好きで
いのちを捨てても いいほどに

ひと雨あなたに 降らせましょうね…
涙のしずくが 聴こえるように
窓辺の明かり 灯したままで
このまま眠って しまうまで
あぁ 可愛い女です 日本の女です
それでもわたしが 倖せならば
忍ぶ忍ばず あなたが夢で
その手で抱いて くれるなら

あぁ 一途な女です 日本の女です
みんなに古いと 笑われるけど
忍ぶ忍ばず あなたが好きで
いのちを捨てても いいほどに
いのちを捨てても いいほどに


32.男が抱えた寂しさ

作詞:荒木とよひさ
作曲:堀内孝雄

「違う人生も考えたけど、やっぱり俺らしく生きること…
乾杯しようぜ明日の俺に」

男が抱えた 寂しさを
こらえ切れない よるならば
誰かの胸に 顔をうずめ
心ゆくまで 泣いたらいいさ

※俺は俺… 俺らしく…
ひとつぐらいは 誉めてやれ
酔いながら… 酔いながら…
下手な生き方 してきた けれど※

「人生を振り返るにはまだ早いよな、
後悔したくないから、頑張ろうぜ!」

男が抱えた 寂しさを
酒で洗って けせるなら
涙をそばに 引きよせて
心さらして 眠ればいいさ

俺は俺… 俺らしく…
夢を見るまで 泣いてやれ
酔いながら… 酔いながら…
下手な生き方 してきた けれど

(※くり返し)

してきた けれど


33.いつまでも Love Song

作詞:荒木とよひさ
作曲:堀内孝雄

いつまでも love song for you 君は君の…

もしも人生が 長い夢路(ゆめ)なら
倖せも悲しみも 思い出にくるんで
君のくちびるは 秋のコスモス
美しいそれだけで 切なくなるから
いつまでも love song for you 君は君のままで
いつまでも love song for you この時が過ぎても
愛が聴こえますか 愛が見えますか
ぼくの心の… 揺りかごで

都会(まち)の灯りが 星屑(ほし)を降らせば
帰らない一日が 窓辺まで見送る
時が駆け足で どこか帰っても
あすの日の約束は 忘れてないから
いつまでも love song for you 君は君のままで
いつまでも love song for you この時が過ぎても
夢が聴こえますか 夢が見えますか
ぼくの心の… 揺りかごで

ぼくの心の… 揺りかごで


34.ちぎれたボタン

作詞:荒木とよひさ
作曲:堀内孝雄

もしもこの人生が 長い夢だと聞けば
君は笑いながら そばで酒をつぐ
きっと失くした物は ちぎれた心のボタン
そいつが青春なんて 解っているけど

※ぶん殴れ… 幸せ顔(づら)を
ぶん殴れ… 右手の傷で
昔は喧嘩を買ったじゃないか
昔は 昔は不良だったじゃないか※

いつかすべてを捨てて 放浪(たび)へ出たいと言えば
君は言葉を失くし 涙こぼすはず
そんな男の胸に 浮かべる遠くの雲(ゆめ)に
生きてる証があると 思ってないけど

ぶん殴れ… 偉そな(つら)を
ぶん殴れ… 掌(て)のひら握り
昔は悪さをしてたじゃないか
昔は 昔は不良だったじゃないか

(※くり返し)


35.諦めさえしなければ

作詞:小椋佳
作曲:堀内孝雄

何もできないまま 時間ばかり過ぎて行く
そんな時って 誰にもあるさ
自分のだらしなさ 責めるばかりの空しさ
そんな時でも心の底で
明日の仕度しているものさ
諦めさえしなければ

全てが面倒で 疲ればかりが身に疼く
そんな時って 誰にもあるさ
ただ捨て去りたいと 勝手を願う甲斐なさ
そんな時でも 闇に潜んで
人恋しさが 息づくものさ
諦めさえしなければ

※泣きたいほどなら 泣くのもいいさ
もともと泣いて生まれたものさ
憧れを諦めず 抱(いだ)き続けるのさ
時を忍んで 時を味方に つけながら※

つきに見放されて 不幸ばかりがやってくる
そんな事って 時にはあるさ
他人を羨んで 漏らす吐息の儚さ
そんな時でも 遠い地平で
夢が出番を 待ってるものさ
諦めさえしなければ

(※くり返し)


36.胸熱くして

作詞:阿久悠
作曲:船村徹

二十歳を過ぎて 未だ行く先が
きめられずにいて
臆病そうに あなたを見つめ
急にさよならといった
青春なんて 誰でもそうさ
美しいひとに
心を明かす 勇気がなくて
にがいお酒に走る

※胸熱くして 想い出たぐり
忘れ物をとどけるため
時代(とき)の扉をノックする※

くちびるふれた 衝動だけが
このぼくを支え
心を曲げず 真っ直ぐ生きて
夢の尻尾を掴む
小心者の 男も今は
晴れ晴れと語り
あなたを抱くと 照れずに告げる
そんな男になった

(※くり返し)

時代(とき)の扉をノックする


37.悲しみよ眠れ

作詞:荒木とよひさ
作曲:堀内孝雄

あなたの愛し方に 縛られたままで
時がたつのを忘れ 今日まで来たわ
小さな未来だけを 信じていたから
子供みたいな嘘で なぐさめないで

ありがとう昨日まで しあわせな暮し
心よ眠れ眠れ 想い出つれて

あなたの身のまわりの 楽しい仕事も
みんな譲ってあげる 知らない誰かに
あしたが悲しいなら 昨日に寄り添い
忘れかけてた涙 あなたの代りに

ありがとう優しさを 忘れないけれど
心よ眠れ眠れ わたしの恋よ

心よ眠れ眠れ 想い出つれて


38.大事な人(シングルバージョン)

作詞:河島英五・補作詞:河島翔馬
作曲:堀内孝雄

うちめっちゃ怖がりやねん こんなに好きになってしもたのに
気のないそぶりしたり 強がって見せたりしたのは何でやろ

大人になりきれへん あんたやもん
真面目な恋も 生き方も知らん
ねぇ うちのことは 心の奥に
一番大事にしまってあるって 言うたやん

うちめっちゃ甘えたやねん 一生懸命かくしてきたけど
離れて暮らすなんていやや ひとりぼっちは いやや

大人になりきれへん あんたやもん
夢ばかり追いかけて きたね
ポロポロ 泪がこぼれてきて
幸せがこぼれて 止まらへん ポロポロ

大人になりきれへん あんたやもん
うちの 大切な大切な人
ねぇ うちの事は心の奥に
一番大事にしまってあるって 言うたやん

ねぇ うちの事は心の奥に
一番大事にしまってあるって 言うたやん


39.恋心抄

作詞:小椋佳
作曲:堀内孝雄

どの歌も 恋歌と聴く 恋心
胸に響いて 恋尽くし
プレリュードにも ソナタにも
セレナードにも フーガにも

夜明けから 思う心に 片時の
休みも無くて 恋綴り
暁(あかつき)に継ぎ 東雲(しののめ)も
さらに曙(あけぼの) 朝ぼらけ

来いという 声が聞こえて 胸熱く
楚々(そそ)と纏(まと)うは 恋衣
真澄鏡(ますみかがみ)に 笑み投げて
心急ぎの 花筏(はないかだ)

ついさっき 今日の別れを したばかり
なのに心に 恋名残り
引き潮後の 潮溜(しおだ)まり
月光跳ねて 忘れ潮

プレリュードにも ソナタにも
セレナードにも フーガにも


40.女房のちょうちん

作詞:荒木とよひさ
作曲:堀内孝雄

あんたにお酒を 取り上げりゃ
借りてきたよな 隣の子猫
今夜もどこかで 男の浪漫(ろまん)
とかなんとか 言い訳つけて

あゝ女房のちょうちん ぶら下げてれば
夜道も心配 しないけど
お家(うち)は二丁目 三番地
帰ってこれるね… 千鳥足

あんたの頑固を へし折れば
情の深さに 輪っかをかける
今頃どこかで 男のプライド
とかなんとか おまけをつけて

あゝ女房のちょうちん ぶら下げてれば
酒場の雀も いいけれど
終電12時 20分
遅れないでね… はしご酒

あゝ女房のちょうちん ぶら下げてれば
夜道も心配 しないけど
お家(うち)は二丁目 三番地
帰ってこれるね… 千鳥足

帰ってこれるね… 千鳥足


41.うたかた

作詞:たきのえいじ
作曲:堀内孝雄

春を知らない 曼珠沙華
秋を知らない 沈丁花
どちらもこの世の 習いなら
なにが辛かろ 寂しかろ

行きなさい あなたが先に
恋はうたかた むこうみず
めぐり合わせの くじ引きを
恨んでみるだけ 悲しいわ

詫びる言葉も なぐさめも
聞けば涙の 種になる
強がり云うのじゃ ないけれど
いいの私の ことはもう

行きなさい 背中を向けて
恋はうたかた あまのじゃく
夢の続きの 捨て場所は
ひとりで捜すわ 今日から

行きなさい あなたが先に
恋はうたかた むこうみず

行きなさい 背中を向けて
恋はうたかた あまのじゃく
夢の続きの 捨て場所は
ひとりで捜すわ 今日からは
今日からは


42.生命(いのち)の大河

作詞:荒木とよひさ
作曲:堀内孝雄

黎明に 垂(したた)る朝露(あさつゆ)
陽が昇り 風が渡れば
霧晴れの まほろばの里
千年の眠りから また目覚める

人間(ひと)はなぜに生れ 何処(どこ)へ行くのか
悲しみだけを 胸に問いかけ
雲よ風よ 熱き涙よ
せめて灌(そそ)げ 生命(いのち)の大河へ

生涯の 深き友垣
早春の 花が散れども
古代(いにしえ)の 飛鳥の翼
悠久の時を越え また旅する

人間(ひと)は夢を宿し 何処(どこ)へ行くのか
儚(はかな)さだけを 知っていながら
鳥よ花よ 熱き涙よ
せめて灌(そそ)げ 生命(いのち)の大河へ

雲よ風よ 熱き涙よ
せめて灌(そそ)げ 生命(いのち)の大河へ


43.紫煙

作詞:小椋佳
作曲:堀内孝雄

一仕事 成し終えて
左手の 指 伸ばし ここで一服
紫の 煙 ひと吹き
穏やかな 心充たしたよ
旨酒に 腹八分
味の良さ 口名残り ここで一服
紫の 煙 ひと揺れ
ささやかな 心和みよ

巷では 禁煙の 津波 甚(はなは)だし
飲み込まれない者の愚かさ
甘んじて 責めは 受けよう
恍惚の 煙の幸せ
捨てる気はなし 捨てる気はなし
捨てる気はなし 捨てる気はなし

抱きあう 時の後
手枕は そのままに ここで一服
紫の 煙の ひと影
甘やかな 心結びよ

巷では 禁煙の 流行り 喧(かまびす)し
取り込まれない者の頑固さ
蔑(さげす)みの 責めも 受けよう
恍惚の 煙の幸せ
捨てる気はなし 捨てる気はなし
捨てる気はなし 捨てる気はなし

捨てる気はなし 捨てる気はなし
捨てる気はなし 捨てる気はなし


44.大丈夫が心配だよ

作詞:相田毅
作曲:堀内孝雄

何でも背負って生きてきた 誰かれ悩みを聞いてきた
そのくせ自分の足元は 甘くていっつも転んでる
無理をするなと諭しても 平気と涼しい顔をする
けれどもそのうちストレスに やられて痛い目 見るんだろ

その大丈夫が 心配なんだ
強がりはもう 注意信号だよ
その大丈夫が 心配の種
言えば言うほど 言えば言うほど
ホッとしないよ

働きづくめの時代じゃない ゆとりや癒しのスローライフ
一石二鳥は早合点 身から出た錆の虚しさか
わかっちゃいるけどまだ慣れない 哀しい習性過労世代
それが生き甲斐と思うより なんにもしないをしにいこう

まだ大丈夫が 心配なんだ
泣き言だって 言ってもいいさ
その大丈夫が 心配の素
負けてもいいよ 負けてもいいよ
少し休もう

その大丈夫が 心配なんだ
強がりはもう 注意信号だよ
その大丈夫が 心配の種
言えば言うほど
言えば言うほど
言えば言うほど ホッとしないよ


45.許してごらん

作詞:相田毅
作曲:堀内孝雄

無理に笑顔を 作らなくてもいいのよ
迷いすぎて 涙さえ流せないの
誰かのせいにして 淋しくなって
真っ白な心を 汚すより

もう許してごらん
君を苦しめた
すべての偽りや 何気ない言葉を
もう許してごらん

帰りたくない 帰れない場所もある
朝の道に 冷たい風が吹く
海の上漂う 名前のない
哀しみが 陽ざしに輝いて

もう許してごらん
君を傷つけた
すべての過ちや 何気ない言葉を
もう許してごらん

もう許してごらん


46.故郷には帰りたくない

作詞:岩谷時子
作曲:堀内孝雄

昨日 おふくろの夢をみた
赤いガラスの 風鈴が
物干台で ゆれてたぜ
家を出た時 そのままさ
エプロン姿の おふくろは
人待ち顔で 庭に出ていた
いいや 俺はふるさとへ
帰りたくない 帰らない

今日は なんだか気がめいる
親父の電話の せいなんだ
元気でいるかの 一と言が
親父らしくも ないからさ
なぐられたくなる 時がある
自分がなぜか いやになるんだ
いいや 俺はふるさとへ
帰りたくない 帰らない

故郷(くに)の なまりがなつかしい
おんなと 酒を飲んできた
また逢うことも ないだろう
名前を云わぬ 俺だもの
都会でさまよう 蛍火よ
心細いと 飛んでくるなよ
いいや 俺はふるさとへ
帰りたくない 帰らない


47.言葉にならない贈りもの

作詞:谷村新司
作曲:堀内孝雄

これから歌うこの歌は
おまえと愛する君におくる
何にもしてあげることは
出来ないけど
歌を作ることだけが
私の全てだから

小さなおまえにも
この歌がわかるなら
いつまでもやさしい
心でいておくれ

言葉にしてはいえないけど
この歌をおまえと君におくる
一人で生きることが
どんなに淋しいか
友もなく生きることが
どんなに淋しいか
人と人の間におもいやりを
忘れずに
生きることが私の
心からのお願いです

小さなおまえにも
この歌がわかるなら
いつまでもやさしい
心でいておくれ

言葉にしてはいえないけど
この歌をおまえと君におくる
この歌をおまえと君におくる


48.風に寄せて

作詞:山本雄二
作曲:堀内孝雄

旅から旅へとくりかえす
明日を夢見た若者は
もう何年たったろう
くわえたパイプが
へんに似合う奴だったあいつは
ふとまちを歩いて思い出した
友達よ 君はしあわせか
思い出をしょいこんで
ゆくよと一言
便りのないことは元気だと

人は旅人 さすらいのララバイ
夢を数えて
くりかえし いつも明日にむかう

互いに今よりは大きくなって
会おうと言った君は
風に吹かれ どこで何をしているのか
しあわせでいてくれ
あせらず 一歩ずつ ふみしめて

人は旅人 さすらいのララバイ
夢を数えて
くりかえし いつも明日にむかう

さえぎるものはない 時の中で
人は生きているよ
ひしめきながら
友達よ 風に寄せて
今日から明日へと
あせらず 一歩ずつ ふみしめて

あせらず 一歩ずつ ふみしめて


49.五番街のマリーへ

作詞:阿久悠
作曲:都倉俊一

五番街へ行ったならば
マリーの家へ行き
どんなくらししているのか 見て来てほしい
五番街は 古い町で
昔からの人が
きっと住んで いると思う たずねてほしい
マリーという娘と
遠い昔にくらし
悲しい思いをさせた
それだけが 気がかり
五番街で うわさをきいて
もしも嫁に行って
今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい

五番街へ行ったならば
マリーの家へ行き
どんなくらししているのか 見て来てほしい
五番街で 住んだ頃は
長い髪をしてた
可愛いマリー今はどうか しらせてほしい
マリーという娘と
遠い昔にくらし
悲しい思いをさせた
それだけが 気がかり
五番街は 近いけれど
とても遠いところ
悪いけれどそんな思い察してほしい

五番街で うわさをきいて
もしも嫁に行って
今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい


50.男達のララバイ

作詞:たきのえいじ
作曲:岡千秋

男に渡れぬ 川がある
女という名の 川がある
渡り切れない 向こう岸
ひとり酒場で 夢を見る

男は誰でも 根なし草
背中に淋しい 顔がある
雨の降る夜は 尚更に
過ぎた昔が 舞い戻る

道草重ねて 春や秋
おもいで蛍が ふたつみつ
肩の寒さに 手をやれば
肌が恋しい 夜がくる

男に渡れぬ 川がある
女という名の 川がある
渡り切れない 向こう岸
ひとり酒場で 夢を見る

ひとり酒場で 夢を見る


51.絵になる夜の物語

堀内孝雄&桂銀淑
作詞:岡田冨美子
作曲:浜圭介

(男)最終の地下鉄が星空へ
(男)消えると時刻は25時
(女)私はいいの あなた次第
(女)歩くだけで吐息も濡れて……
(男)この街を棄てようか
(男)流されて 遠くで溺れようか
(男女)絵になる夜を求めて 二人は恋をした
(男女)どこへも帰りたくない きれいに乱れたい
(女)抱きしめられるとなぜか 涙がにじむ
(男女)LOVE YOU TONIGHT

(男)交差点 もつれあう人波が
(男)まぼろし見つけて散って行く
(女)感じるままに今がすべて
(女)明日逢えば明日がすべて……
(男)しあわせが欲しくなる
(男)この気持ち 言葉にできないけど
(男女)いつかと同じあやまち繰り返したくない
(男女)過去も未来も忘れて愛しあいたいから
(女)傷あとルージュで染めて ほほえみ返す
(男女)LOVE YOU TONIGHT

(男女)絵になる夜を求めて 二人は恋をした
(男女)どこへも帰りたくない きれいに乱れたい
(女)抱きしめられるとなぜか 涙がにじむ
(男女)LOVE YOU TONIGHT
(男女)LOVE YOU TONIGHT


52.悲しい乾杯

堀内孝雄・斉藤慶子
作詞:荒木とよひさ
作曲:堀内孝雄

(男)誰かに愛されて 綺麗になってく
(男)別れ曲より それがとても切ない
(女)心が離れても いい人だったわ
(女)いまの自分をいつも 大切にしてね
(男)憶えているかい…
(女)忘れましょう
(男)昨日は昨日
(男女)あしたはあした
(男)想い出グラスを 君に
(女)さよならグラスを あなたに
(男女)最後の言葉は 悲しい乾杯…

(男)未練じゃないけど 君しかこの世で
(男)いまは見つけることが とても出来ない
(女)時間が過ぎたなら 私のことなど
(女)笑い話にいつか なってしまうわ
(男)憶えているかい…
(女)忘れましょう
(男)涙は涙
(男女)心は心
(男)想い出グラスを 君に
(女)さよならグラスを あなたに
(男女)最後の言葉は 悲しい乾杯…

(男)憶えているかい…
(女)忘れましょう
(男)昨日は昨日
(男女)あしたはあした
(男)想い出グラスを 君に
(女)さよならグラスを あなたに
(男女)最後の言葉は 悲しい乾杯…


53.ハンリーラ

堀内孝雄・倉橋るい子
作詞:岩谷時子・中野良子
作曲:堀内孝雄

ハンリーラ ハンリーラ
美しいと言う 言葉だよ
ハンリーラ ハンリーラ
今も夜ごと 夢見ているよ
別れの朝 君がくれた
くちづけこそ ハンリーラ
思い出を 口にふくんで
ふるさとの 山へ帰ろう
ハンリーラ ハンリーラ ひとひらの愛

ハンリーラ ハンリーラ
消えるものは なぜ綺麗なの
ハンリーラ ハンリーラ
忘れないわ もうあなただけ
こぼれる星 交しあえた
ほほえみこそ ハンリーラ
ひとすじの 愛を頼りに
淋しさの 河を渡ろう
ハンリーラ ハンリーラ 現し世の夢

ハンリーラ ハンリーラ
ラララララララララ
ハンリーラ ハンリーラ
逢える日まで待とう

ハンリーラ ハンリーラ
美しいと言う 言葉だよ
ハンリーラ ハンリーラ
はるか遠く 人恋う夕
すみれいろの 空のかなた
きこえる声 ハンリーラ
山河を 時がすぎても
恋人よ いつか逢いたい
ハンリーラ ハンリーラ なつかしい人

ハンリーラ ハンリーラ
ラララララララララ
ハンリーラ ハンリーラ
逢える日まで待とう
逢える日まで 待とう…