笑うは薬

堀内孝雄 笑うは薬歌詞
1.笑うは薬

作詞:相田毅
作曲:堀内孝雄

ベッドに寝てる君のそば
毎日僕はひとつずつ
短い短い 物語
君に読もうと思います

笑えば君の気持ちさえ
はれて病いも消えていく
そうなったらいいなって
僕は自分につぶやいた

先生たちは来年の
桜を見るのは むずかしい
そんなに言うから この僕は
君に桜 見せたくなりました

短い僕の 物語
君は笑って聞いてくれた
気がつけば 桜の季節さえ
とうに過ぎていきました

このまま君が何度でも
桜が見れたらいいなって
先生たちも 驚いて
笑顔は一番の薬だと

夏は木陰で読みました
秋はベンチで読みました
冬は粉雪眺めながら
君の耳元で読みました

結局君は 3度目の
桜の季節に 眠りました
最後の僕の物語
途中で目を閉じました

聞いてくれて ありがとう
笑ってくれて ありがとう
めぐり会ってくれて ありがとう
心から君に ありがとう
心から君に ありがとう


2.それでも月は

作詞:もりちよこ
作曲:堀内孝雄

永遠に似た 時の長さ
少年の頃 知らずにいたけど
いつのまに こんな遠くまで
生きて来れたのだろう…

星の見えない 都会の空に
スカイツリーの 光が届く

繰り返す罪 手のひらの懺悔
月は、それでも 愛しいすべてを 許すから
あの日一緒に 泣いてくれた
母の 母の やさしさのように

春の出逢いに 恋焦がれ
冬の別れに 心凍えても
永遠の月に 守られて
ここにいることを知る

夢の在り処を 教えてくれと
無垢な瞳は 空を見上げる

戻れない日々 あふれる涙
月は、それでも かすかな希望を 照らすから
生きる歌を 歌いながら
明日は 明日は 少年に帰ろう

明日は 明日は 少年に帰ろう