あじさい雨情

夏木綾子 あじさい雨情歌詞
1.あじさい雨情

作詞:瀬戸内かおる
作曲:岸本健介

紫色に 染めながら
何度も色を 変えて行く
こんな小さな 花びらだって
雨の重さに 耐えて咲く
あじさいは あじさいは
まるでおまえの ようだねと
微笑(わらう)あなたが そばにいる

ひと雨ごとに 色をつけ
ひと雨ごとに 散って行く
そんな儚い 運命(さだめ)でいても
そうよけなげに 咲いている
あじさいは あじさいは
あなた好きだと 言った花
散らしたくない わたしです

どしゃ降り雨も 長雨も
ふたりでいれば つらくない
心ひとつに あなたの胸で
そっと今夜も 雨宿り
あじさいは あじさいは
明日に希望(のぞみ)を くれる花
夢を咲かせて くれる花


2.夢待ち酒場

作詞:かわい大輝
作曲:岸本健介

飲めぬお酒を 涙でうすめ
ひとり飲みほす 夢ひとつ
待って待って 待ちわびて
思いきれない おんなの未練
寒いこころを あたためる
お酒下さい 私にも

露地にこぼれた 酒場の明かり
あなた来ぬかと 振り返る
待って待って 待ちわびて
外は時雨て 思い出濡れる
みんなあなたの せいですね
胸をたたくな 夜の雨

雨に濡れてる 暖簾の染みは
まるで私の こころ傷
待って待って 待ちわびて
涙 ため息 夢待ち酒場
ひとり注ぎたす おんな酒
夢を下さい 私にも