涙の酒

大木伸夫 涙の酒歌詞
1.涙の酒

作詞:中山邦雄
作曲:小池青磁

男一途の火の恋を
何んで涙でけされよう
未練ばかりがただつのる
夜の暗さを はしご酒

浴びておぼれて なお酔えぬ
酒のにがさをかみしめる
露地の屋台の灯にさえも
男心が 泣ける夜

涙ぐんでた あの顔に
なんで嘘などあるもんか
噂なんだぜ 噂だと
胸にきかせる はしご酒


2.独航船

作詞:佐々木みつぐ
作曲:水時冨二雄

ここはオホーツク 氷の海だ
おっぽり出されりゃ お陀仏さ
お出でなすった でっかい波が
未練ごころを ぶったぎる
トコドッコイ
地獄まわりの 独航船

海じゃ銭ンコも 女も無用
ひゃァこい徳利が 恋女房
二十歳そこらで 若後家さんに
なりたがってる
馬鹿ったれ
トコドッコイ
なさけ知らずの 独航船

蟹をつかんで 網からはがしゃ
ぎっちょのハサミを 振りまわす
俺がオギャーと 産ぶ声あげた
霧の千島で 荒かせぎ
トコドッコイ
いのち元手の 独航船


3.夕日の波止場


4.花と竜


5.おしどり酒場


6.男の履歴

作詞:可愛光秀
作曲:福田次郎

義理の重荷を 五尺に背負い
仁の一字が 心の掟
受けた啖呵に からむ酒
燃える誠の 男の履歴

両のかいなに 観音菩薩
すがる女房に三下り半を
賭けた命の 度根性
燃える勝負の 男の履歴

あかの他人が 絆を結び
親子兄弟 盃ひとつ
映す羽衣 稲妻の
燃える仁義の 男の履歴


7.ムツゴロウどん


8.南部坂雪の別れ


9.天野屋利兵衛は男でござる


10.ひとり酒


11.なあ娘よ


12.山笠一代


13.徳利の別れ


14.港町慕情


15.男街道の唄