GOLDEN☆BEST

大江千里 GOLDEN☆BEST歌詞
1.ワラビーぬぎすてて

作詞:大江千里
作曲:大江千里

罪つくりだね
みんなの視線を 気づきもしないで
気まぐれな風
気持ちすくわれて 全てのカタがつく

ワラビー ワラビー 気楽にぬぎすてたら
いちばん素敵な 恋の魔法をはじめよう

ふられるたびに やさしくなれるのさ
ことしも海開き

気持ちがほら動いたら 鼓動がたかまって
約束もデートの順も いれかわる

ワラビー ワラビー 気楽にぬぎすてたら
いちばん素敵な 恋の魔法をはじめよう
ワラビー ワラビー ぬぎすてたら
灼けたおでこに娘は レイバンがいいね
ワラビー ワラビー ぬぎすてたら
押しの一手で男は じりじりがいいね

ワラビー ワラビー ぬぎすてたら
そうさ素敵な 恋の魔法がはじまる

ワラビー ワラビー ぬぎすてたら
そうさ素敵な 恋の魔法がはじまる


2.ふたつの宿題

(シングル・バージョン)
作詞:大江千里
作曲:大江千里

パーティーは学園祭(ガクサイ)ちかい教室を
黒画用紙ではりつめて
みんなで騒いだ放課後はランデブー

君はまだ束ねた髪に左手の
バッシュが似合う美しき
全てが輝いてたあの頃は

ひとつめの宿題は勇気をもつ事
ありったけの力で
君を抱きしめる事

「愛してる」そのひとことが言えなくて
失うものの大きさも
知らずにいたあの午後は4年前

髪を切って勤めにでたと噂では
聞いてたはずが偶然に
ここで出逢った君は平凡すぎる

ふたつめの宿題は今もわからない
それでも人は充分
生きてゆけるけど

「愛してる」って言葉はいつも早すぎる
そうじゃなければ遅すぎる
間のわるい永遠のセリフだね

「愛してる」って言葉はいつも早すぎる
そうじゃなければ遅すぎる
間のわるい永遠の宿題だね


3.BOYS & GIRLS

作詞:大江千里
作曲:大江千里

夕焼けのモータープールに
借りてたレコード返しに行く
ルックスや性格さえ
よ<知らなくても
すぐに友達になれる

フェンス越しの女の子たちと
そんなゲームを楽しんでるころ
ぼくの好きな大好きなあの娘(こ)は
遠い所へ越していった
用意されたように

BOYS & GIRLS
BOYS & GIRLS
知らないうちに大切な何かを
見失ってた頃

歌詞カードも読めないくらい
印をつけたヘレン・レディも
駅の近くのアトリエで
二度だけ見た後姿も浮かばない程
忘れてみせるから

BOYS & GIRLS
BOYS & GIRLS
胸の奥の焔を消せないで
さまよってもいい

二日続きのHOLIDAYは
家になんかいちゃダメさ
きっとステディなこんな気持
永遠に消せはしないはず

BOYS & GIRLS
BOYS & GIRLS
十年経って出逢ったその時も
ラストは君と

BOYS & GIRLS
BOYS & GIRLS
胸の奥の焔を消せないで
さまよってもいい

BOYS & GIRLS
BOYS & GIRLS
十年経って出逢ったその時も
ラストは君と


4.十人十色

作詞:大江千里
作曲:大江千里

ラッシュの波に押されて
少し遅れた夜には
改札口でおどけたように
大きく君に手を振るよ

タイをゆるめるふりして
ひじに視線おとして
言いたいことの半分さえも
言えずに君を抱きしめた

遠くで聞こえるサイレン
たまにしか逢えないけど
100年分も抱きしめる

十人十色 ぼくを選んだこと後悔させない
十人十色 きっと世界一の幸せにさせる

タイヤの後を残して
闇に小さくクラクション
泣きたい時に涙もでない
不器用なままの君でいて

愛せば愛するほど
憶病な男になるよ
だからクールにほほえんで

十人十色 男のぼくが もっと余裕もって
十人十色 ぼくを選んだこと後悔させない
まばたきと同じ数だけKissをあげる
十人十色 きっと世界一の幸せにさせる

十人十色 ぼくを選んだこと後悔させない
十人十色 きっと世界一の幸せにさせる


5.REAL

作詞:大江千里
作曲:大江千里

最後に君を見失ったのは
ほこりがしみる車道のすみ
焦げつきそうな熱い瞳と
なげるような君を激しく憎んだ

逢うたびに どちらかをつらく
傷つける ぜいたくすぎたあの頃

リアルに生きてるか
全てを愛せずに
ふるえそうな両手を
せつなくにぎりしめて

よく似た背中みつけるたびに
今でも少し胸が痛むよ
こうして いつか知らない人に
変わる君をきっと許してしまうよ

リアルに生きてるか
全てを愛せずに
人の波に消されて
泣いたりしていないか

愛だけじゃ 生きていけないよ
だけど愛なしじゃ 悲しすぎるから

リアルに生きてるか
誰にも邪魔されず
憎む全てを消せなくて
泣いたりしていないか

リアルに生きてるか
激しく生きてるか
誰かの胸にもたれて
想いを燃やしてるか

リアルに生きてるか
誰にも邪魔されず
憎む全てを消せなくて
泣いたりしていないか

リアルに生きてるか
激しく生きてるか
誰かの胸にもたれて
想いを燃やしてるか


6.フレンド

作詞:大江千里
作曲:大江千里

街で見かけた細い肩を
呼びとめることもできず
指が覚えた市外局番
何度もまわして切った

ぼくらの他の誰もがもう
結婚したというけれど
ちがう理想を比べるたびに
泣きたいくらいひとりさ

車のワイパーが消してゆく
こだわり続ける ぼくの何もかも全部

YOU BELONG TO ME
きみが選んだ道を
許せなかったぼくは
YOU BELONG TO ME
誰かを愛して
さみしさ形にできずに悩んでる

苦しいことが何かあると
すぐにあきらめるきみを
流されそうな街のすみで
ずっと見守っているよ

YOU BELONG TO ME
きみがこだわる道を
ゆずらないでほしい
YOU BELONG TO ME
あの日出逢った全て
誇りに思ってるから

シグナルの途中でかき消されて
うずくまって泣いてた背中見えたよ

YOU BELONG TO ME
きみが選んだ道を
許せなかったぼくは
YOU BELONG TO ME
誰かを愛して
さみしさ形にできずに悩んでる

YOU BELONG TO ME
きみがこだわる道を
ゆずらないでほしい
YOU BELONG TO ME
あの日出逢った全て
誇りに思ってるから


7.きみと生きたい

作詞:大江千里
作曲:大江千里

悲しまないで きみを責めないで
真面目に生きてるのに悩まないで
激しさだけの若さはいらない
無口なほど情熱を感じるから

きみという夕映えを
痛むくらい抱きしめたら
これから もう歩けない
きみなしじゃ 生きていけない

肘があたるとビールがゆれる
染みた髪が前後にふるえている
寂しさだけをまぎらすために
愛することをだれも奪えない

きみと見る朝焼けが
こんな風に激しいなら
これから もう離せない
きみだけに わがままでいる

きみに逢えてから本当の孤独が
優しさにあると知ったよ
きみに逢えなくて夢中で生きたら
ぼくは前より なくしてばかりいる

いつも肝心な場で
正直じゃないきみが好きさ
これから もう進めない
きみなしじゃ 生きていけない

これから もう進めない
きみなしじゃ 生きていけない

きみに逢えてから本当の孤独が
優しさにあると知ったよ
きみに逢えなくて夢中で生きたら
ぼくは前より なくしてばかりいる


8.YOU

作詞:大江千里
作曲:大江千里

逆向きの地下鉄に揺られて
きみが見えなくなる夜は
COOLになんて ふるまえない
12:00をきみなしで 閉じたくない

破けそうなフェンスに額あてて
捨てきれぬプライド守ってる
ル-ルになんて 縛られたくない
言葉より見つめ合う瞬間(とき)が欲しい

きみを抱きしめてたい
コンコ-スをぬけだすのさ
息もできないくらい
離さない 離さない

残高が少しある通帳と
新聞をてのひらで丸めた
ル-ズでいいさ 責めちゃいけない
きみだけを ぼくだけが 求めている

泣きだしそうな きみの瞳がいい
言い出せず 戸惑う仕草がいい
だけどこんな夜 うやむやなまま
流されそうな きみがたまらないよ

きみを抱きしめてたい
肩幅も 情熱も
時代(とき)の速さの中で
きみだけを きみだけを

耳にかぶりそうな髪をふくらませ
風に吹かれて きみが駆けてくる
優しさ 厳しさ 試されない
感じる心 なくしたくない

きみを抱きしめてたい
コンコ-スをぬけだすのさ
息もできないくらい
離さない 離さない

きみを抱きしめてたい
肩幅も 情熱も
時代(とき)の速さの中で
きみだけを きみだけを

離さない 離さない


9.GLORY DAYS

作詞:大江千里
作曲:大江千里

きみの目に映るぼくがいて
一生このままいれる気がした
夕焼けがぼくたちを焦がし続けた
恐れるものなんて何もなかった

いつからだろう こんな気持ちは
抱きしめるだけで胸が苦しい
折れそうな細い肩ふるわせるきみの
こわれそうな ぬくもりに泣きたくなる

きみと出逢えてよかった
愛だけが いま力になる
心に吹き荒れるよ 熱い風
きみと集めた GLORY DAYS

風が束ねた髪をほどくと
なつかしい昔のにおいがした
あの頃 あの場所 あの苛立ちが
若さの全てと気づかずにいた

ずいぶん永く忘れかけてた
人波を染めてゆく街の夕陽を
サイレンに消され言葉を呑み込んだ
ただ きみのぬくもり感じてるよ

きみと出逢えてよかった
愛だけが いま力になる
両手でかかえきれない まなざしを
きみに注ぐよ GLORY DAYS

確かな気持ち 抱きしめてたい
ひとときも もう逃がさない
誰よりも強い目できみを見ていたい
せつない夜が増え続けてる
ときめきは尽きないけれど

きみと出逢えてよかった
愛だけが いま力になる
心に吹き荒れるよ 熱い風
きみと集めた GLORY DAYS

きみと出逢えてよかった
愛だけが いま力になる
両手でかかえきれない まなざしを
きみに注ぐよ GLORY DAYS


10.これから

作詞:大江千里
作曲:大江千里

夕暮れのニュータウンをぬけて
列車がホ-ムから各駅で出ていった
つゆあけのまえの校庭に
まばらな制服がここから小さく見える

きみを失った改札がもうじき右にくる
踏切の音がきこえる
あれほど毎日きみだけを
思って暮らしてた町が少しも変わらない

これから何処へ行こうか
どこかでおびえるスパイのように
人波やビルに流されて
無造作に夢さえもなくしてた

りんどうが看板にゆれる
ドアがあくときみがそこに立っている気がする
重ねたカバンとカーディガンと
人にもまれながら笑ったきみがそこにいる

これから何処へ行こうか
暗号が解けないスパイのように
眠れない夜が過ぎてゆく
しばらくはこのままで ここにいる

泣きだしそうな はげしさできみは
埋もれそうな もどかしさできみは
はみだしたぼくの気持ちを救ってくれた
抱きしめる あたたかさだけが
胸を刺すような ぬくもりだけが
少しくらいあれば 生きてゆけるのに

これから何処へ行こうか
どこかでおびえるスパイのように
これから誰を愛そうと
この場所も横顔も忘れない

これから何処へ行こうか
暗号が解けないスパイのように
町の灯が全て消えても
しばらくはこのままで ここにいる


11.おねがい天国

作詞:大江千里
作曲:大江千里

Quick 彼に照れてることない tiny girl
Slow ちゃんと順序を正せば very good

働きすぎなんだよ
気遣いすぎなんだよ
混んだ電車も ですぎたお茶も
早寝も早起きも関係ない

だから Thank you 彼女に休暇をあげなよ
しょっちゅう ふたりじゃ恋もつかれる
そして Dear guy やもめにもどってひとりで
月・金 燃えないゴミを出すのさ

Quick 彼女にうまく切りだそう tiny boy
Slow 月も味方しているよ champagne boy

生真面目すぎるんだよ
軽く考えてなよ
上司の顔も 散らかった部屋も
流行(はやり)も乗り越しも関係ない

だから Thank you 彼氏に休暇をあげなよ
しょっちゅう ふたりじゃ恋もつかれる
そして Dear girl 電話は夜中じゃダメだよ
5時間おくれの朝にかけろよ

V・A・C・A・T・I・O・N YES!!!
V・O・C・A・T・I・O・N NO!!!

Quick 南の島じゃベランダで shower girl
Slow 小銭が残らないように golden boy

夜更けまでダンスしで
気まぐれに涙して
どこから来たの どこへ帰るの
Ah-面倒 このままおねがい

いっそ Thank you ふたりが恋におちたなら
Sunrise 地球がまぶたで踊る
そして girls & guys 日焼けの理由(わけ)などきくなよ
Everyday フィッシュなHIPで cha cha cha

彼女に休暇をあげなよ
しょっちゅう ふたりじゃ恋もつかれる

彼氏に休暇をあげなよ
しょっちゅう ふたりじゃ恋もつかれる

V・A・C・A・T・I・O・N YES!!!
V・O・C・A・T・I・O・N NO!!!


12.dear

作詞:大江千里
作曲:大江千里

渋滞のスクランブルで
見覚えあるシャツを見つけた
降りだした雨にせかされて
傘もささずに走ってた

ビル風に肩を丸めて
急ぐ人やタクシーの列
一晩きみを抱きしめてた
あの日も雨が降ってた

あれからぼくは いろんな街で
きみの知らない夢を
生き続けてきたけど

きみとぼくとの恋は
心燃やしつづけた
あんなせつなく恋をした日々は永遠だから

ひたむきなその横顔と
夜更けの路地 ずぶぬれの髪
ひとりの夜が長すぎると
くせさえ思い出せない

人ごみに埋もれて歩く
生活から離れられない
飲み過ぎた朝 街のすみで
あの日のきみを想うよ

男はいつもわがままだよ
変わらないで欲しいのさ
時は戻せないけど

きみとぼくとの恋は
心燃やしつづけた
きっとはかない激しさは今も同じだから

雨があがるとショーウィンドウに
細い虹が映った
街は動き始める

別々にいつか年をとり
大事なもの変わっても
ときめきは忘れない

きみとぼくとの恋は
心燃やしつづけた
あんなせつなく恋をした日々は永遠だから

きみとぼくとの恋は
心燃やしつづけた
きっとはかない激しさは今も同じだから

きみとぼくとの恋は
心燃やしつづけた
あんなせつなく恋をした日々は永遠だから

そうさせつなく恋をした日々は永遠だから


13.あいたい

作詞:大江千里
作曲:大江千里

夕焼けが目に染みて こらえられないこんな日
なんとなく自転車で きみの住む町へ行くよ
くれなずむ坂道で 遮断機の音をきいた
はしゃぐ声 すねるくせ あの日のぜんぶ恋しくて

柳の下の さびた看板
けんかした 長い影 ふたり揺れていた

もう一度 きみにあいたい
あのころの きみにあいたい
抱きしめたい 無邪気すぎる瞳
夢さえも むきだしのまま
手さぐりで 求めあってた
はりさけそうな 永遠かみしめて

きみらしく生きること それがいちばんできない
巡りあった偶然に せかされてここまで来た

ガードレールの むこうの空地
家路急ぐ 子供達 声がこだました

もう一度 夢に逢いたい
あの風を 胸にうけたい
抱きしめたい やみくもなまなざし
ぼくは今 走りつづける
きみは今 かわりつづける
ちがう空に 永遠うかべて

季節はずれの 海を目指した
線路わき 低い雲 何もうつらない

もう一度 きみにあいたい
あのころの きみにあいたい
抱きしめたい 無邪気すぎる瞳
夢さえも むきだしのまま
手さぐりで 求めあってた
はりさけそうな 永遠かみしめて

もう一度 夢に逢いたい
あの風を 胸にうけたい
抱きしめたい やみくもなまなざし
ぼくは今 走りつづける
きみは今 かわりつづける
ちがう空に 永遠うかべて


14.格好悪いふられ方

作詞:大江千里
作曲:大江千里

格好悪いふられ方 二度ときみに逢わない
大事なことはいつだって別れて初めて気がついた

誰かの声が聞きたくて おもいつくままに電話した
ひとりで思う寂しさは 結婚しても同じだろう

きみが欲しい いまでも欲しい
きみの全てに泣きたくなる
幸せかい 傷ついてるかい
あの日の夢を生きているかい

同じ事をくりかえし 投げ出しそうになるきみを
言い争って背を向けた 街のすみで抱きしめる

足りないものを埋めあって 愛するなんて出来ないよ
ふられることに慣れるのさ 高い空見上げつぶやいた

きみが欲しい いまでも欲しい
きみの全てに泣きたくなる
もしもきみに逢わなければ
違う生き方 ぼくは選んでいた

格好悪いふられ方 二度ときみに逢わない
大事なことはいつだって別れて初めて気がついた

いろんな人を好きになり おそらくぼくは結婚する
いつかバッタリ出逢ったら 友達みたいに話せるさ

きみが欲しい いまでも欲しい
きみの全てに泣きたくなる
もしもきみに逢わなければ
違う生き方 ぼくは選んでいた

きみが欲しい いまでも欲しい
きみの全てに泣きたくなる
幸せかい 傷ついてるかい
あの日の夢を生きているかい


15.ありがとう

作詞:大江千里
作曲:大江千里

ありがとう 今年さいごに
ありがとう きみに伝えたいのさ
忙しそうな きみに

ありがとう 子供の頃は
ありがとう 素直に口にできた言葉が言えなくて

一年たまった 思いでのほこりはらい
こうして近くに きみを感じられることに

ありがとう 何もなくても
ありがとう 寒い夜にも
ふりむけばそこには きみがいるよ

何度も話そう 二人で過ごした日々を
楽しい事だけが 一番先に浮かぶように
憎んで迷って 遠回りばかりしてた
ひとりで生きてた それに気づかせてくれた

ありがとう オリンピックが
ありがとう あった今年に
出逢ったきみのこと忘れないよ


16.夏の決心

作詞:大江千里
作曲:大江千里

夏休みはやっぱり短い
やりたい事が 目の前にありすぎて
今日までまだ誰も知らない
まぶしい時を
ぼくがきみに見せてあげる

規則正しい朝もきみとなら
ラジオ体操 ベランダで2重跳び
山や海や 川原でバーベキュー
目標 きみはたまねぎを好きになる

ゲタを揃えたり 線香花火したり
一秒一秒が命がけ

夏休みは計画立てよう
人が沢山 集まるところやめよう
オリジナルでカセットつくって
ふたりで目指そう
まばたきも出来ない場所

本を読んであらすじをきかせて
だけど夜は 10:00には夢を見る
髪を伸ばし きみが結んでくれる
ぼくは口でプールふくらませる

ダブルの虹が 水着のあとを
一秒一秒で焦がしてく

夏休みは絶対短い
100年前も 100年先もおんなじ
宿題だね ほんとの空の
透きとおる青 きみのとなりで見る事

誰も知らない場所 誰も知らない夢
近くにある そう教えてくれた

夏休みはやっぱり短い
やりたい事が 目の前にありすぎて
今日までまだ誰も知らない
まぶしい時を
ぼくがきみに見せてあげる

夏休みは計画立てよう
人が沢山 集まるところやめよう
オリジナルでカセットつくって
ふたりで目指そう
まばたきも出来ない場所


17.秋唄

作詞:大江千里
作曲:大江千里

秋よ 秋の秋みだれし日 きみは夏を胸に抱いて
秋の空の鱗雲だね きみの目に光るさざ波よ

蚊帳をとった日 裏庭に出て真似をして指笛吹いた
プールにバタアシで 最後の蝉の声聞いた
手紙を書こう 一度会った友達に
あいかわらず忙しく 同じ自分を生きてます

秋よ 秋の陽は短くて ペダルこげば風が冷たい
線路沿いを何処まで行けば 誰かにばったり会えるかな

今年は柿の実が大きいと 洗濯する手をふと止めて
乾かないシーツ越しに 物干し台の母が言った
バイトをぬけて 時間がぽっかりあいた
ちょっと人恋しくて ため息なんかついちゃって

秋よ 秋の秋みだれし日 冷たいコーヒー鼻にしみて
テストの時期にかぎって いつも夜明けまでラジオを聞いてます

きみの住んでいる 街に向かうバスを見て
ちょっと人恋しくて ため息なんかついちゃって

秋よ 秋の秋みだれし日 きみは夏を胸に抱いて
秋の空の鱗雲だね きみの目に光るさざ波よ

「白線までお下がりください」 知らない声に胸が踊る
空が急に赤くなったら せつなさが前より募ります
少しだけ何かが変わります

秋よ 秋の秋みだれし日 きみは夏を胸に抱いて
秋の空の鱗雲だね きみの目に光るさざ波よ
きみの目に秋がみだれし日


18.Let it be, SWEET

作詞:大江千里
作曲:大江千里

自分らしさの Let it be, SWEET
自分だけが抱きしめる Let it be, SWEET
傷つけてしまえよ 壊してしまえよもっと
僕らは 始めるんだ

愛されたいと言って きみは待ち続ける
誰かが救ってくれる No, そんなのないさ

しゃにむに生きるきみはいつも 不器用すぎて見てられない
自分の事を愛せないなら 恋なんかやめて一人でいな

自分らしさの Let it be, SWEET
僕の胸にもたれる Let it be, SWEET
つばを飲み込みなよ かなしみを溶かしてしまえよ
きみは Let it be, SWEET

きみ以外がみな間違ってても
きみは自分を責めてしまうんだ
そのままじゃだめなのかい 許してあげなよもっと
ありのままのきみを

僕たちいったい どうなっちまうんだろう
愛しているよきみを 言葉じゃ言えないくらい

濡れた肩を包み込むよ きみが望めば何でもするよ
信じられるものがあるよ 怖いのかいきみは さらけ出すのが

でっかいことばかり酔っ払うと喋る
そんな僕のこと否定もせずに笑う
普通の男さ僕は 別れようとも思う
きみが好きなのに

やめていたタバコを吸い始めた 僕のほほにキスする
天使のように きみはいつも

自分らしさの Let it be, SWEET
僕の胸にもたれる Let it be, SWEET
つばを飲み込みなよ かなしみを溶かしてしまえよ
きみは Let it be

自分らしさの Let it be, SWEET
自分だけが抱きしめる Let it be, SWEET
傷つけてしまえよ 壊してしまえよもっと
きみは僕の隣で