君待つ今日

大知正紘 君待つ今日歌詞
1.君待つ今日

作詞:大知正紘
作曲:大知正紘

行き交う人の心の声 聞こえてきそうな気がして 見えない手で耳を塞ぐ

12月の風は冷たくて ヘッドフォンを押し当てたら
大好きだったあの歌が流れてた

君は今 何をしてるだろう 交差点でたちどまる
二人で並んで歌ったフレーズを 口ずさむだけでこんなに

ただ君だけ ただ君だけ 忘れられずに振り返る日々です
君が居ないとさ 明日が怖いから 未だに僕は歩き出せずにいるんだよ

信じられるもの多くないから 君が眩しく映ってたんだ
その一瞬に目を閉じてしまった

気付かぬうち肩をぶつけ合い 大事もの落としてたんだ
誰かに踏まれて汚れてしまって 綺麗とは言い切れなくても

ただいつでも ただいつでも 僕で在りたい そう願う日々です
何をどうすれば 届けられるかな 焦る気持ちに胸が高鳴る

突き刺すように君を困らせたり 傷付けてしまった日々
それでも同じだけ僕を見てくれてた もう何も恐れないから

ただそれだけ ただそれだけ 交差点を僕は歩きだす
何をどうすれば 僕をどうすれば 迷うのはもう止めにしたんだ

今君だけに 今君だけに 届けたいんだ
ごめんね ありがとう

もう一度新しい僕で 君待つ今日に歌う 愛してる


2.Don't Worry

作詞:大知正紘
作曲:大知正紘

置いてけぼりにされてる 自然に焦り始めてる こんな僕じゃダメだ
分かっているつもりでも上手くいかない事ばかり
bad day 言い聞かせてる

なんてことだ 描いていた世界じゃなかった
うつむく日もあるけれど負けんなよ

目の前に広がる未来は どんな風にだって変えれるんだ
君も僕も今から好きなように歩けるよ
初めから諦めてたんじゃ いつかの自分に嫌われるよ?
通りすぎる風の色も変わり始める don't worry

今日も TV のニュースで不安をあおる言葉たちが溢れてるけど
考え続けてみたって現実は動き始めてる
どっか おかしいままで

聞こえる 運命のレールに嘆いてる声
傷付く日にあふれても負けんなよ ここからだ!!

目の前に広がる未来は 誰の事も選んじゃいないさ
君も僕も今からすべてを壊せるよ
いつまでも逃げ続けてたんじゃ 本当の自分に嫌われるよ
通りすぎる風の色も歌い始める don't worry…

自分だけに聞こえる唄を くちずさみながら前へ進もう 負けんなよ

誰かに縛られてるまんまじゃ 大事なもの失くしてしまうよ
この手で振りほどいて走りださなきゃ

僕の踏み出したこの一歩は 一人だけのものじゃないから
前を向いて手を伸ばして がむしゃらに描く未来
その先にだけ見えるのさ My story


3.藍の唄

作詞:大知正紘
作曲:大知正紘

心の奥深くにある 落書きに君の名前を探した
もうそこに居るはずないのに 面影ばかり浮かんで消える

明日はどんな色になる 傷付け合った僕らは
明日を望んでばかりだ わからずやの愛に隠れてく

忘れてく事ばかりで 君のその手を離せないよ
愛の詩はいつのまに 悲しい声(うた)に変わったの

からっぽの入れ物に 詰め込んだ願い事
いつの間にか冷めていた 底のほうに溜まる言葉

甘い夢に溶けていた 傷付け合ったあの日々の
探さなかった裏側に わからずやの愛が隠れてるんだ

見えないものばかりで 僕はその手を離せないよ
迷子になった僕らは 愛の詩を探してる

他人のようで もっと近くて
同じようで もっと遠くて
触れられないよ

隠れてることばかりさ 僕はその手を離さないよ
愛の詩はいつまでも 僕らを待っているから


4.19歳最後の唄

作詞:大知正紘
作曲:大知正紘

全部受け売りだって 逃げるのはもう止めた 君が好きだった
一年半という時間は 思ったよりも早かった 君はどうだろう

あの頃の夢は少しずつだけど動き始めている
隣で見たいと君が 言ってた夢だ

君が今居る場所は 晴れているんでしょうか
そうだとしたら僕は 嬉しい 嬉しい
僕は傘を無くしたけれど 明日にはどうやら止むらしい
だから君は君の道を 行け 行け

近頃は海を挟んで 不穏な空気が流れる
友達と半年前に電話で予想した事
弟の就職先が決まった事は嬉しい
だけど怪我して帰ってきたら嫌だなぁ 嫌だなぁ

実家で飼ってる四匹の猫 後どれくらい生きられるのかな
僕らはあとどれくらい 笑ってられる

みんなが今居る場所は 晴れているんでしょうか
そうだとしたら僕は 嬉しい 嬉しい
傘を無くしていたとしても 土砂降りだったとしても
明日にはどうやら止むらしい 止むらしいんだ

言葉に出来ないことばかり 失いたくないものばかり
泣きたくなるほどに 愛しい人ばかりだ

僕が今居る場所が 土砂降りだったとしても
君が笑ってくれるなら 嬉しい 嬉しい
傘を盗られたとしても 絶望したとしても
明日にはどうやらこの雨も止むらしいよ

海の向こうでは何が起きているんでしょうか
この世に浮かんでる何を 知って何も知らないで

好きになったり嫌いになったり 繰り返して
それなりの出会いと別れを飲み干した気になって
泣きそうになるほど日々は目の前を通り過ぎてく
愛しい人を胸に僕は行くよ

もうすぐ成人式だ 久しぶりにみんなに会える
これが最後じゃなかったらいいな


5.手

作詞:大知正紘
作曲:大知正紘

涙や笑顔に触れるたび 僕は何だかうれしくなる
君もそう思ってるかな?
二人をつなぐこの「手」には たくさんの想いが詰まってる
いつもそう 離れぬように

言葉にできなくて 伝えられなくて
そんな日々 ただこの「手」で繋いでいけるはず

優しさって人と人の間に生まれるものって聞いたんだけど
愛しさは君と僕の間に生まれるもので在って欲しい

街は少し肌寒い またこの季節がめぐってきた
今日もほら 見つけたんだ

間違いだらけで良い 遠回りしても良い
僕らの繋ぐこの「手」は離れやしないから

愛しさは君と僕の間に生まれるものって聞いたんだけど
会えない時間の切なさだって 二人で一つを分け合って生まれたの

強いとこも弱いとこも 全部知ってる訳じゃないから
傍にいたいと思うんだ

年老いたって 声が枯れたって
目が見えなくなったその時も

僕のこの「手」は 君のその「手」は
二人を一つに繋ぐものだから
恋じゃなくたって 愛じゃなくたって
廻り廻ってまた出会えるように
一秒だってこの「手」を離さぬように