明日の花

大知正紘 明日の花歌詞
1.明日の花

作詞:大知正紘
作曲:大知正紘

泣いて笑って繋ぎ合わせた 人一人も愛せず僕は誰だ

花咲き始める住み慣れた町に 取り残されてる日々
近頃はいつも最終のバスを 気にしながら歩いてる

部屋に散らばる懐かしい夢も 使い物にならなくなった
こんな時どうすればいいか 分からないけど

泣いて笑って繋ぎ合わせて 僕らは明日を信じていこう
自暴自棄で言えば自にもなれない そんな日々はどっかに消えてしまえ

昨日より今日を愛しく思えと どこかにぶら下がってた
鵜呑みはしないけど 君を思うなら それにも頷けるよ

薄暗い道の先 諦めたものも 取り戻せるだろうか
君の声が根付いている

泣いて笑って繋ぎ合わせた 僕らで明日を探しに行こう
まがりなりに描いた大事な夢よ 起承転結で言えばここはどこだ

代わり映えのない景色に 飲み込まれてしまう前に
君の手をとって 交わすその熱で
灯した想いを今 かざして歩いて行こう

強がり弱がり重ねてた 人一人も愛せないままじゃ嫌だよ
起承転結で言えば僕はきっと 始まってすらいない物語

いつか花を咲かせる種が今なら 溢れるほどの水は必要ない
君が見せる小さな泣き笑いだけ 胸の奥に刻んで
さぁ この先へ 行こう


2.虹の見える世界で

作詞:大知正紘
作曲:大知正紘

さよならの数を数えることは いつの間にかもうしなくなってた

わかっていること 僕らにもいつか 終わりは必ず来るということ

握り締めてるこの手を どれだけ大切にできるかを
僕ら競って競い合って 歩いていけたら

虹の向こうへなんて 望んだりしないさ
君とただ濁った世界へ 沈んで生きたい

触れ合う熱を数えることは いつの間にかもうしなくなってた

握り締めてるこの手を 守っていけるのかな
他とこぞって競い合って 傷つけてしまう前に

君を抱きしめて もっと深くまで潜れたら
戻って来れなくても かまわないから

虹の向こうへなんて 望んだりしないさ
僕ら競って求め合って 沈んでいきたい

全て抱きしめて 星のない場所で 君とただ濁った世界で 眠りに着きたいんだ
虹の向こうへなんて 望んだりしなくたって 僕らただ繋がってく
それだけで僕らは 歩いていけるよ

君が近くにいるただそれだけの 虹の見える世界で