春遠からじ

大石円 春遠からじ歌詞
1.春遠からじ

作詞:阿木燿子
作曲:花岡優平

衿に輝く そのバッジ
肩を叩かれ 外すのね
あなたはひどく 落ち込んで
グラス呷る瞳が淋しそう
慰めて抱き締めて 優しさあげたいけど
心を鬼にして言わせてね
こんなことでメゲていちゃ駄目よ
人生はまだまだこれからだもの
花は散っても また咲くわ
季節が来れば 鮮やかに

今の悔しさ バネにして
いつの日か見返してやればいい
新しい一歩こそ 次の飛躍のチャンス
そのやり切れなさも分かるけど
これですべて終わるわけじゃない
人生をこのまま諦めないで
思い切り泣きなさい それで気が済むのなら
昔の諺にあるじゃない
冬来たりなば 春遠からじ
人生は何度もやり直せるわ

春はすぐそこに…


2.他人行儀

作詞:阿木燿子
作曲:宇崎竜童

あなた 見掛けたわ 深夜の舗道で
二人連れで腕を組んで 歩いてた
私 隠れたの 人混みにまぎれ
親しそうな後ろ姿 見送っていた

この次逢っても きっと黙ってる
私ったら 勇気がなくて 喧嘩も出来ない
まだ他人行儀なままなの
もう他人じゃ ないはずなのに
何でこうなの 何が悪いの
独り言を呟いては 途方に暮れてる

あなた 嘘つきね 君しか居ないと
昨夜だって ベットの中で言ったわ
私 波立つの 心が激しく
例えそれが睦言でも 信じたいのに

この次逢っても きっと笑ってる
私ったら 胸を叩いて 泣いたり出来ない
まだ他人行儀な二人ね
いま他人みたいに遠い
どうなってるの どうすればいい
自分に問い掛けてみても 答えが見えない

何でこうなの 何が悪いの
独り言を呟いては 途方に暮れてる
自分に問い掛けてみても 答えが見えない