熟年

大門三郎 熟年歌詞
1.熟年

作詞:土寺井出世
作曲:奈川じゅん

故郷を出る時 誓った夢の
半分位は かなえたか
つらい時ほど 笑顔で耐えて
魅せる熟年 男前
そんな自分を そんな自分を
ほめてやれ

新婚旅行は 行けずにやめて
そばでささえた 女房に
つみほろぼしでは ないけれど
三泊四日の 二人旅
今からだって 今からだって
遅くない

前も左も 後ろも右も
親の意見は 薬となって
他人の言葉は 肥しとなって
魅せる熟年 男前
これからだって これからだって
遅くない


2.望郷はぐれ街

作詞:海老原秀元
作曲:桜田誠一

切ったつもりの あいつの面影が
しぐれて旅を とおせんぼ
惚れた女を 泣かせてまでも
男の夢かよ…
くぐる酒場の いちりん挿しに
せめて手向けの 曼珠沙華

酔ってふりむく 故郷ならば
どうして翔んだ 赤とんぼ
帰りたくない 帰れはしない
男の意地かよ…
山はそろそろ みぞれの頃か
北へころがる 汽笛節

灯りひろって 真っ直ぐ生きて
気がつきゃ夢が かくれんぼ
純粋なだけでは どうにもならぬ
男の道かよ…
辛さまぎらす 手酌の酒に
風がこぼれる はぐれ街