月の繭

奥井亜紀 月の繭歌詞
1.月の繭

作詞:井荻麟
作曲:菅野ようこ

山の端 月は満ち
息づくあなたの森
夏草浴びて眠る
愛おしい 横顔
おぼろな この星
大地に 銀の涙
繭たる蛹たちは
七たび身をかえる
青にLaLaLu LaLaLu染まる 恋し繭玉
揚羽の蝶になる
やがて宇宙をつつむ 無限の翅模様
いのち輝かせよ

あの月 あなたなら
悲しみを写さずに
世の揺らぎ見つめて
嘆かずに飛んでみる
風にLaLaLu LaLaLu唄え 翅に月うつし
揚羽の蝶になる
揺らぐ夜に生まれ 銀河をわたる蝶よ
いのち輝かせよ

青にLaLaLu LaLaLu染まる 恋し繭玉
揚羽の蝶になる
やがて宇宙をつつむ 無限の翅模様
いのち輝かせよ


2.炎と雨

作詞:岩里祐穂
作曲:菅野よう子

炎のような燃える想いが
あなただけを求めている
あなたは誰を見つめてるの

そして
闇に閉ざされたグレイの瞳
隠した心の真実
報いなき愛 それでいいの

すべてを抱きしめて
愛のために
あなたが癒されるなら
私の胸で

夜の窓を打つ雨の叫びは
私の心に降る雨
このひとときに身をまかせて

そして
叶わなかった夢や願いは
いつか宇宙(そら)の藻屑となり
土に帰ってゆくのですか

すべてを越えたいの
愛のために
決して告げることのない
清らかな嘘

すべてを抱きしめて
愛のために
あなたが癒されるなら
私の胸で

炎のような燃える想いが
あなただけを求めている