三年め

奥山えいじ 三年め歌詞
1.三年め

作詞:槙桜子
作曲:矢崎一雄

夜風がしみる 屋台の隅で
熱燗二合の 手酌酒
ふた冬越えて 三年め
酔えば聴こえる くにの民謡(うた)
あの娘(こ)は遥(はる)かな 雪の里
胸にみれんが 降りつもる

こぶしが咲けば 根雪もとける
ひと足遅れて 山桜
故郷はなれ 三年め
瞼とじれば ゆき過ぎる
あの娘がたたずむ ホームには
白い花びら 舞っていた

赤ちょうちんの 灯りをおとし
店主(おやじ)がふるまう 仕舞い酒
ふた冬越えて 三年め
いつか馴染んだ 夜の巷(まち)
あの娘に逢いたい 遠い空
俺は心で 春を待つ


2.そして、ありがとう

作詞:槙桜子
作曲:三条ひろし

さよなら さよなら
さようなら…
あなたと今夜は さようなら
出会いも別れも 運命(さだめ)なら
ふたたび逢える その日まで
こころに愛を 灯そうよ

上手に 言えない
この想い…
あなたの瞳が 潤むから
星降る街角 夜がふける
つないだ手と手 離しても
こころの糸は 切れないさ

ありがとう ありがとう
ありがとう…
あなたに捧げる ありがとう
離ればなれは つらいけど
思い出抱いて 生きてゆく
こころに歌を 忘れずに
こころに歌を 忘れずに