昭和を飾った名歌手たち(14)

宮城まり子 昭和を飾った名歌手たち(14)歌詞
1.夜汽車の女


2.東京やんちゃ娘


3.毒消しゃいらんかネ

作詞:三木鶏郎
作曲:三木鶏郎

毒けしゃ いらんかネ

わたしゃ雪国 薬うり
あの山こえて村こえて
惚れちゃいけない他国もの
一年たたなきゃ会えやせぬ
目の毒 気の毒 河豚の毒
ああ 毒けしゃいらんかネ
毒けしゃ いらんかネ

わたしゃ雪国 薬うり
おなかがいたいは喰いすぎで
頭がいたいは風邪ひきで
胸がいたいは恋わずらい
目の毒 気の毒 河豚の毒
ああ 毒けしゃいらんかネ
毒けしゃ いらんかネ

わたしゃ雪国 薬うり
どんなお方が口説いても
無邪気にエクボで笑ったら
毒気を抜かれて立ちんぼう
目の毒 気の毒 河豚の毒
ああ 毒けしゃいらんかネ
毒けしゃ いらんかネ

わたしゃ雪国 薬うり
旅のカラスか渡り鳥
好いたお方が待ってても
雪がとけなきゃ帰りゃせぬ
目の毒 気の毒 河豚の毒
ああ 毒けしゃいらんかネ
毒けしゃ いらんかネ


4.なっちょらん節


5.夜汽車の窓で


6.僕はバイトの大学生


7.東京チャップリン


8.がまの油をチョイトつけりゃ


9.やんちゃブルース


10.ガード下の靴みがき

作詞:宮川哲夫
作曲:利根一郎

紅い夕陽が ガードを染めて
ビルの向うに 沈んだら
街にゃネオンの 花が咲く
俺ら貧しい 靴みがき
ああ夜になっても 帰れない

墨によごれた ポケットのぞきゃ
今日も小さな お札だけ
風の寒さや ひもじさにゃ
馴れているから 泣かないが
ああ夢のない身が つらいのさ

誰も買っては くれない花を
抱いてあの娘が 泣いてゆく
可愛想だよ お月さん
なんでこの世の 幸福(しあわせ)は
ああ みんなそっぽを向くんだろ


11.夕刊小僧

作詞:宮川哲夫
作曲:利根一郎

(セリフ)ゆうかーん!
おじさん 夕刊かっとくれー

夕刊小僧のピケ帽が 新聞片手に黄昏の

茜のお空をながめてる

幼い瞳にたくましい
なんだか知らない 夢がある

おじさん夕刊買ってきな
読まなきゃ世間は わからない

可愛い声して 呼びかけりゃ

ピンクのネオンも うれしそう
皆んながふり向く ビルの角

夕刊小僧は元気だぜ
そうだよ 売れない夜だって

黄金の月が泣いたって

頬っぺの笑くぼを 凹ませて
明るくちまたに 呼びかける


12.納豆うりの唄


13.てんてん娘


14.六軒長屋の歌


15.人知れずこそ


16.海辺のチャチャチャ