暫存

小林繁 暫存歌詞
1.亜紀子

作詞:八谷けい
作曲:内山田洋

やせてやつれて 酒場のすみで
飲めないお酒に 酔いしれて
泣いていたよと 悲しい噂
弱い女と 肩抱きしめて
叱ってやりたい 亜紀子
亜紀子 亜紀子

馬鹿な男さ あんないい娘(やつ)を
泣かせて一人で 旅に出た
酔えばゆれてる グラスの底に
すねて甘えた あの日のお前
忘れはしないさ
亜紀子 亜紀子 亜紀子

恨むことさえ 知らずに一人
待っているのか 帰る日を
これが二人の 悲しい運命
男心が 何故分からぬと
教えてやりたい
亜紀子 亜紀子 亜紀子

教えてやりたい
亜紀子 亜紀子 亜紀子


2.昨日の女

作詞:阿久悠
作曲:五十嵐悟

女房みたいに ぬれた手をふいて
あなた迎えに ドアを開けるのも
今日が終りと 不意に思い出し
泣けてきたのよ 突然に
確かにハンコも 押さないで
世間の夫婦じゃ なかったが
だけどだけど それが何なの
せめて今夜は お酒のませてね
これで他人に なるふたり

酒のさかなは せめて手料理で
そんな気持ちで 立ったキッチンは
今の私に ひとつ残された
遠慮いらない 泣き場所ね
あなたはテレビに かじりつき
いつもの調子で 笑ってる
それがそれが とても悲しい
せめて今夜は お酒のませてね
これで他人に なるふたり

今日まで私は 奥さんで
明日から名前で 呼ばれるの
バカねバカね それが未練ね
せめて今夜は お酒のませてね
これで他人に なるふたり


3.ゆれて赤坂ナイトパブ

小林繁・よしえ
作詞:高東静
作曲:幸耕平

(男)濡れたまつ毛が ちょっと気にかかる
(女)そんなセリフに なぜか弱いのよ
(男)肩をならべた 午前二時の街
(女)名前も知らない仲なのに
(男)いつか知らずに
(女)知らずに
(男)こころ酔わせて
(女)酔わせて
(男)やさしい気持ちにさせる人

※(男女)半分さみしさ 分けあって
(男女)半分恋しさ もとめあうのね
(女)甘えたい
(男)甘えていいよ
(男女)ゆれて赤坂 ナイトパブ※

(男)君のとなりは いつも誰の席
(女)誰かいい人 待っているんでしょう
(男)うまいウソでも 今日は信じたい
(女)いじわる 本気で泣かせるの
(男)いつか知らずに
(女)知らずに
(男)吐息からませ
(女)からませ
(男)よりそう二人のシルエット
(男女)半分さみしさ 分けあって
(男女)半分恋しさ 探し合うのね
(女)帰らない
(男)帰したくない
(男女)ゆれて赤坂 ナイトパブ

(※くり返し)