覚悟をきめて

小野由紀子 覚悟をきめて歌詞
1.覚悟をきめて

作詞:円理子
作曲:弦哲也

七つ転(ころ)んで 八つで起きる
三十路(みそじ) 四十路(よそじ)の 坂道は
いつも雨風 とうせんぼ
耐えて歩けば その先に
灯(あか)りがきっと 見えてくる
人生街道 まっしぐら
覚悟を 覚悟をきめて 通りゃんせ

今日があるから 明日(あした)があるさ
一歩一歩の 足跡は
夢と涙の 積み重ね
粋(すい)も甘いも 噛み分けた
魂(こころ)の歌と 二人(ふたり)連れ
人生街道 一筋に
覚悟を 覚悟をきめて 通りゃんせ

好きで選んだ この道だから
浮世時節(うきよじせつ)に 咲く花と
いつかにっこり 出逢いたい
オットドッコイ それまでは
諦(あきら)めないで 歩きましょう
人生街道 これからも
覚悟を 覚悟をきめて 通りゃんせ


2.あやめ旅鴉

作詞:円理子
作曲:弦哲也

故郷(ふるさと)を…
捨てて三年 流れて五年
今じゃ抱(だ)き寝(ね)の 一本刀(いっぽんがたな)
あやめ咲く時ゃヨー あやめ咲く時ゃヨー
可愛いあの娘(こ)の 夢ばかり

「男は 旅を続ける… 一天地六(いってんちろく)の 賽(さい)の目に
明日(あす)の 行く末 占って 男は 今日も 旅を続ける…」

親不孝…
詫(わ)びておりやす お袋さんよ
両手合わせる 野仏(のぼとけ)さんに
渡る世間のヨー 渡る世間のヨー
風の冷たさ 沁(し)みる夜

「西へ 飛ぼうか 東へ 行(ゆ)こか
背中(せな)の合羽(かっぱ)に 聞いてみりゃ
故郷(ふるさと)捨てた 男の旅は 行方(ゆくえ)さだめぬ 渡り鳥…」

お月さん…
義理と人情の しがらみ三度笠(がさ)が
縞(しま)の合羽(かっぱ)に 又付いてくる
潮来出島(いたこでじま)のヨー 潮来出島(いたこでじま)のヨー
塒(ねぐら)恋しい 旅の空