小金沢昇司全曲集

小金沢昇司 小金沢昇司全曲集歌詞
1.ひとひらの雪

作詞:麻こよみ
作曲:加藤将貫

心細さにひとり 空を見上げれば
涙曇りか 胸が凍りつく
ひとひら ふたひら 小雪ちらちら
ひと月 ふた月 春待つ女...
抱いてください 震える肩を
逢いたい 逢いたい あなたに逢いたい

あの日別れの朝に くれたこの指輪
愛の証(あかし)と 今も信じたい
ひとすじ ふたすじ 風がひゅるひゅる
ひと雪 ふた雪 哀しみ積もる...
あなた教えて 帰らぬ理由(わけ)を
寂(さみ)しい 寂(さみ)しい ひとりが寂(さみ)しい

たとえこの身が白い 雪に埋もれても
あなた待ちます 北のこの町で
ひとつぶ ふたつぶ 涙ほろほろ
ひと月 ふた月 春まだ遠い...
抱いてください 一途な心
恋しい 恋しい あなたが恋しい


2.惚れちまったよ

作詞:仁井谷俊也
作曲:大谷明裕

檸檬(レモン)の輪切り グラスに浮かべ
わざとうす目の 水割りつくる
こんな都会の 片隅で
やっと見つけた 可愛い花さ
好きさ…好きさ…好きだよ 惚れちまったよ
どこか寂(さみ)しい 横顔に

倖せうすい 身の上なのと
そっと運命線(てのひら) 見つめて泣いた
何があったか 知らないが
ほっておけない 世間にひとり
好きさ…好きさ…好きだよ 惚れちまったよ
ふたり暮らそう この街で

お酒に酔って 無邪気に微笑(わら)う
そんなお前に やすらぎ知った
恥ずかしいから 見ないでと
素顔かくして 甘える仕草
好きさ…好きさ…好きだよ 惚れちまったよ
二度とお前を 離さない


3.北都物語

作詞:木下龍太郎
作曲:弦哲也

あれから何年 経つのだろうか
君と別れた あの日から
ひとり北国 訪ねれば
再び燃える 恋ごころ
嫁いでいるのか しあわせか
アカシアの花に 花に訊きたい

どうしてさよなら したのだろうか
忘れられずに いるくせに
いつも若さと 言うものは
明日に悔いを 残すもの
あの日の二人に 戻れたら
アカシアの径で 径で逢いたい

逢わずに行くのが いいのだろうか
君が不幸で なかったら
恋の北国 この町は
想い出だけの 町でいい
グラスに花びら 受けながら
アカシアの酒に 酒に酔いたい


4.湾岸ホテル


5.大人達のストリート

作詞:伊藤美和
作曲:小田純平

電車の窓から 見下ろせば
今夜も人で あふれてる
長い一日 戦った
スーツ姿の 戦士たち
初めて会った者同士
同じ歌声楽しめば
名前も顔も 知らなくたって
袖すり合うも 他生の縁か…
新橋駅前19時は 風も歌う
大人達の ストリート

飲み屋の灯りに 誘われて
今夜も人が 繰り出した
飲んで騒いで また飲んで
明日の元気を 呼んで来る
初めて会った者同士
同じメロディー口ずさみ
手拍子合わせ リズムをとれば
肩書きなんか 関係ないさ…
SL広場の19時は 星も見てる
大人達の ストリート

初めて会った者同士
同じ歌声楽しめば
名前も顔も 知らなくたって
袖すり合うも 他生の縁か…
新橋駅前19時は 風も歌う
大人達の ストリート

SL広場の19時は 星も見てる
大人達の ストリート
大人達の ストリート


6.明日の風

作詞:麻こよみ
作曲:四方章人

一度や二度なら 誰にもあるさ
悔し涙を 流す夜
くよくよするなよ らしくもないね
ぐっとイッキに 飲みほせよ…
明日は明日の 風が吹く
元気元気 元気出せよ
焦らず頑張れば いい事もあるじゃないか

ひとつやふたつは 誰にもあるさ
別れ話の 思い出は
めそめそするなよ この世のどこか
きっと似合いの 人がいる…
明日は明日の 風が吹く
元気元気 元気出せよ
信じて生きたら 幸せも来るじゃないか

明日は明日の 風が吹く
元気元気 元気出せよ
焦らず頑張れば いい事もあるじゃないか


7.言い出せなくて

作詞:麻こよみ
作曲:近江たかひこ

俺の心を 知ってるように
言葉少なに おまえは目を伏せる
別れ話を 切り出せないで
最後の煙草に 火をつける…
夜霧に 濡れてる 長い髪
せつなさが せつなさが 静かに揺れる

夢を今でも 捨てられなくて
いつもおまえを 寂(さみ)しくさせたよね
二人このまま 続けていても
幸せやれない 俺なのさ…
涙に 震える 細い肩
いとしさが いとしさが かすかに揺れる

心変わりの 訳ではないさ
好きだからこそ 別れる恋もある
詫びる言葉も 素直に言えず
胸に広がる ほろにがさ…
夜霧に 消え行く うしろ影
ため息が ため息が 静かに揺れる


8.あなたに…ごめん

作詞:志磨ゆり子
作曲:大谷明裕

「泣くな男だろ」 そんな言葉で
育てられた 強がり世代
どこかであなたに 甘えていたのに
幸せにするよなんて 言ったよね
一生懸命だった でも
見えなかった 気づかなかった
本物の男は わかってあげること
あなたの優しさ あなたの寂しさ
あなたに…ごめん

「男はつらいよ」 勲章のように
酒を飲んで つぶやいてきた
疲れた僕を いたわるあなたは
哀しみをひとり胸に 抱きしめた
愛してたつもりだった でも
見えなかった 気づかなかった
つらいよね女も 泣きたくなる気持ち
こらえているのは 男と同じさ
あなたに…ごめん

一生懸命だった でも
見えなかった 気づかなかった
本物の男は わかってあげること
あなたの優しさ あなたの寂しさ
あなたに…ごめん


9.北の三代目

作詞:荒木とよひさ
作曲:浜圭介

沖の波間に 夕陽が沈みゃ
あすも大漁の まわし酒
おやじ三味(しゃみ)弾きゃ 爺(じ)さまがうたう
ヤーレン ソーラン かもめ唄
海で生まれりゃ 陸(おか)には住めぬ
熱い血を引く 三代目
やっと 男が 見えてきた
やっと 魚が 見えてきた

あばれ海峡に 命を晒(さら)しゃ
女房 子供が 守り神
おやじ舵取りゃ 爺さまがほえる
ヤーレン ソーラン 大漁旗(たいりょばた)
ゴムの合羽(かっぱ)で 一番網を
ここが勝負の 三代目
やっと 男が 見えてきた
やっと 魚が 見えてきた

海で生まれりゃ 陸には住めぬ
熱い血を引く 三代目
やっと 男が 見えてきた
やっと 魚が 見えてきた
やっと 男が 見えてきた
やっと 魚が 見えてきた


10.真夜中のものがたり

作詞:水木れいじ
作曲:平尾昌晃

淋しくないか このまま別れて
どしゃ降りの雨に 消えるのは
ひとり上手を きどってみたって
ほんとの気持ちは 今でも好きだと
かくせはしない
ここで暮らして ここで傷つけ
ここでおまえを 泣かせたね・・・
あの時ひとこと 行くなと言えたら
雨に濡れて ひとり想う
真夜中のものがたり

服を脱ぐのも じれったいほどに
抱いて抱きしめて くちづけた
たった三日の 逢えない時間が
ルージュの色さえ 心の色さえ
変えてしまった
時がふたりを 時があの日に
時がもいちど 戻せたら・・・
おまえを死ぬまで 離しはしないと
遠い灯り 見上げる部屋
真夜中のものがたり

ここで暮らして ここで傷つけ
ここでおまえを 泣かせたね・・・
あの時ひとこと 行くなと言えたら
雨に濡れて ひとり想う
真夜中のものがたり


11.とべない雀

作詞:二宮康栄
作曲:三木たかし

追えば逃げてく あなたの空を
とべない雀が 夜啼きしてます
吐息からめて さえずる声は
届かぬあなたを 探しています
羽根を休める 場所もなく
雨に打たれて 震えています
恋しいよ 逢いたいよ
帰らぬあなたは夢の中
淋しいよ 切ないよ 枕を濡らして泣いてます

見上げる空を はばたけなくて
とべない雀は 痩せてゆきます
くちばしさえも 愛が欲しいと
あなたの背中を つついています
胸に埋もれて 泣けるなら
ずぶ濡れだって とんで行けます
苦しいよ 逢いたいよ
凍えた身体は動かない
悲しいよ 切ないよ 心に涙が宿ります

恋しいよ 逢いたいよ
帰らぬあなたは夢の中
淋しいよ 切ないよ
枕を濡らして泣いてます


12.二人の合言葉

作詞:木下龍太郎
作曲:大谷明裕

誰より素敵な 横顔を
なみだで汚しちゃ いけないよ
最後の夜は 飛び切りの
笑顔を見せて くれないか
必ず逢える また逢える
それが二人の 二人の合言葉(キーワード) そうさ

離れていたって 切れるほど
こころの絆(きずな)は 細くない
時間を決めて しあわせを
それぞれ祈り 合わないか
必ず逢える また逢える
それが二人の 二人の合言葉(キーワード) そうさ

信じて待ったら いつの日か
解(ほど)いた手と手を 結ぶ日も
二つに分けた 想い出を
支えに生きて 行かないか
必ず逢える また逢える
それが二人の 二人の合言葉(キーワード) そうさ


13.北のめぐり逢い

作詞:木下龍太郎
作曲:弦哲也

誰より愛して いるくせに
今日まで寄り道 まわり道
女ごころの 裏側を
読めずに別れた 分からず屋
せめて せめて詫びたい あの女(ひと)に
雪降り止まぬ 北のめぐり逢い

一緒に行けない 弱虫を
叱っていいわと 泣いていた
足手まといに なることを
恐れたあげくの 言い訳か
頬を 頬を殴った 夜のよに
雪降り止まぬ 北のめぐり逢い

男のつまらぬ 片意地が
苦労をさせたか 痩せるほど
若いあの日の あやまちを
必ずつぐなう しあわせで
抱いて 抱いてやりたい あの女(ひと)を
雪降り止まぬ 北のめぐり逢い


14.流れ星

作詞:たきのえいじ
作曲:杉本真人

明かりが点(とも)る 海岸線に
立てば心は おまえに走る
忘れられない 忘れない
戻っておいでよ この胸に

流れ星 流れ星
教えて欲しい 今頃どこに
恋しいよ 恋しいよ
風の噂じゃ北の町
あ〜北の町

離れていても 心はいつも
離れられない いつでもそばに
夜の暗さに 泣ける日は
窓辺におもいで 並べてる

流れ星 流れ星
願いはひとつ 伝えて欲しい
逢いたいよ 逢いたいよ
今もひとりでいるのなら
あ〜いるのなら

流れ星 流れ星
教えて欲しい 今頃どこに
恋しいよ 恋しいよ
風の噂じゃ北の町
あ〜北の町


15.東京しのび逢い

作詞:秋浩二
作曲:檜原さとし

何もいらないあなたがそばにいるだけで
こんなにもわたしのこころが燃えるわ
遠慮なんかはいらない俺といる時は
なにもかも全てがおまえのものだよ
たとえ短い夜でもいいから
もっとお寄りよ踊ろうじゃないか
いいのね
いいのさ
愛し合う二人の東京しのび逢い

夢の扉を開ければそこは虹の海
切なさにわたしのこころが揺れるわ
ごらん夜空の彼方で星が呼んでいる
あしたの幸せふたりのものだよ
好きよこの都会(まち)あなたがいるから
これがおれには最後の恋さ
ほんとね
ほんとさ
抱きしめる二人の東京しのび逢い

帰りたくないこのまま朝まで
離したくないおまえのことは
ほんとね
ほんとさ
いつまでも二人の東京しのび逢い


16.ありがとう…感謝

作詞:志摩ゆり子
作曲:大谷明裕

ありがとう ありがとう
言い尽くせない ありがとう

思い起こせば 数えきれない
多くの人に 出会いました
迷惑かけたり 心配かけたり
半人前の 僕でした
だけどこうして 歌を唄い
夢をつむいで こられたのは
あなたがいるから あなたがいたから
あなたがいつもいつも 見てくれたから
ありがとう ありがとう
大切なあなたへ ありがとう

新しい時代(とき) 来たというけど
寂しい心 変わらない
酒に飲まれて 電話で怒鳴って
大人になれない 僕がいる
だけどこれから 明日を信じて
歩いてゆける 気がするのは
あなたがいるから あなたがいたから
あなたがいつもいつも 見てくれたから
ありがとう ありがとう
勇気をくれて ありがとう

ありがとう ありがとう
兄弟友達 ありがとう
ありがとう ありがとう
父さん母さん ありがとう
感謝を込めて ありがとう