風蓮湖~10周年記念エディション

山内惠介 風蓮湖~10周年記念エディション歌詞
1.風蓮湖

作詞:鈴木紀代
作曲:水森英夫

釧路 厚岸(あっけし) 霧多布(きりたっぷ)
人もまばらな バスに乗る
年月かけて 重ねた愛が
音も立てずに くずれるなんて…
君と二人で 来るはずだった
秋も終わりの あゝ風蓮湖

楢(なら)の木立が 立ち枯れた
道をたどれば 行き止まり
明日へ一歩 踏み出す勇気
僕になかった 臆病だった…
赤く染まった 夕焼け雲が
風にちぎれる あゝ風蓮湖

何を頼りに 白鳥は
海を渡って 来るのだろう
心に灯(あか)り ともしていれば
君は戻って くれるだろうか…
消して消えない 面影一つ
水面(みず)に浮かべる あゝ風蓮湖


作詞:星野哲郎
作曲:水森英夫

黒髪指(ゆび)に 巻きつけて
霧の波止場を さまよえば
あなたを慕う 空(むな)しさが
こみあげて こみあげて 泣けちゃうの
あゝ 私の船は もういない

手に持つ花は ふるさとの
山に咲いてた 百合の花
あなたの旅を なぐさめる
筈なのに 筈なのに おそかった
あゝ 私の船は もういない

波止場の霧に ぬれながら
次の逢瀬(おうせ)を かぞえたら
いのちが三つ 欲しいほど
淋しくて 淋しくて 泣けちゃうの
あゝ 私の船は もういない