名残り月

山口瑠美 名残り月歌詞
1.名残り月

作詞:麻こよみ
作曲:四方章人

夜通し鳴いてる 虫の声
せつなくしみます この胸に
眠れぬままに ため息つけば
幸せひとつが 恋しくて…
愚かでしょうが 待つなんて
窓に涙の 名残り月

あなたの哀しい 裏切りを
くちびる震わせ 聞いた夜
愛した月日 指折り数え
思い出たどれば 泣きたくて…
終りでしょうか この恋も
西へ傾く 名残り月

襟元両手で 合わせても
面影心に しのび込む
忘れるつらさ 明日も続く
あなたにも一度 会いたくて…
愚かでしょうか 待つなんて
未練曇りの 名残り月


2.母便り

作詞:麻こよみ
作曲:四方章人

夜ふけにひとり 膝を抱き
母の手紙を 読み返す
身体を気づかう 便箋の
文字が涙で またにじむ
母さん 母さん お母さん
そのうち一度 帰ります

家族のことが 一番で
いつも自分は 後まわし
エプロン姿に 荒れた指
化粧ひとつも しないまま
母さん 母さん ありがとう
そのうち一度 帰ります

白壁(しらかべ)続く 町並は
今も変わらぬ ままですね
無理などしないで これからも
どうぞ元気で いて欲しい
母さん 母さん お母さん
そのうち一度 帰ります