夏海

山崎あおい 夏海歌詞
1.夏海

作詞:山崎あおい
作曲:山崎あおい

「今年の花火は恋人と行くの」嬉しそうに話して私を置いていく
こんな晴れた日には海へ行くのかな?楽しげな声にまた胸がきゅんとなるの

「寂しくない」は嘘じゃないのに 風の匂い 一人が寂しくなる季節

夏の海に憧れ 遠く夢見た甘い香りが過ぎてゆく
隣に君は居ない
強いから平気って また一人になりたがる私
疲れたみたい 今年の夏もまた一人

好きという気持ちがどれほどのものか
知ってしまった日から前に進めない

ねえ怖いの 私このまま 君以上を見つけられぬまま消えそうで

夏の海は遠く 思い出に憧れているだけ 疲れたみたい
今年の夏もまた一人

私きっと 本当は寂しいの 本当は誰かに 恋してみたいの

海もこの花火も 誰かと二人で手を繋いで見られたら
思い出なんて振り返らない
強いから平気って また一人になりたがる私
疲れたみたい 私も次の夏は 誰かと二人で笑っていたい
笑っていたい 笑っていたい


2.Pastime

作詞:山崎あおい
作曲:山崎あおい

日が沈んで 涼しくなったから
青い自転車で旅に出るの
風に吹かれてる髪を かき分けて進む小さな街

初めて走る知らない道も 初めて見る制服でも
優しくしてくれてる 私をあたたかくしてくの

川沿いに立ちつくして 黙る恋人たちを
通り過ぎて 走っていく 次の風が吹く

夕暮れに一人飲まれてゆくの
帰る場所なんて無くてもいいや
背中にギターだけを背負って
ふらり ゆらり 自由になっているよ

やることだらけの毎日も
本当は焼きたくないヤキモチも
あぁ 捨ててきてしまおう

夕暮れに一人飲まれてゆくの
帰る場所なんて無くてもいいや
時々思い出してしまうけど
あぁ…

夕暮れに一人飲まれてゆくの
帰る場所はいつでも消えないよ
今だけは忘れてしまおうよ
どうせまた戻ってくるんだから

やることだらけの毎日も
そんな悪いもんじゃないでしょ?
あぁ そろそろ家に帰ろう


3.各駅停車


4.Subway

作詞:山崎あおい
作曲:山崎あおい

新しい恋人が出来たことは 知っているよ
どこかで聞いてしまったから
白いため息ついて 振り返ってさ
どうしてだろう 懐かしくて笑えてきた

地下鉄 駅の中 見たことある影
忘れた頃帰ってくる my love

少しでも笑ってくれたら 次の恋に進めるのに
何となく 気まずそうな顔して二人 すれ違っただけ

君の隣で歩く その笑顔が
女の子じゃないだけまだ救われてる

「もしかしてそうだよね?久しぶりだね」って
言ってしまったら 何か壊れそうで

こんなにも遠いことのように 心はずっと見えないのに
髪型も服も何もかも 恋をしてたあの日のままだった

すれ違う瞬間に 少し目が合ったような気がしたけど
勘違い もうそれぞれの道を見つけ歩いてるんだ

遠くなる後ろ姿はきっと 振り返らないのに
いつまでも見続けていた これが最後だと思っていたから

Good bye…