Piece

山本朝海 Piece歌詞
1.Piece

作詞:asami
作曲:山沢大洋

噛みついた指にからむ白い糸 巻きつけて夜を超えてく僕と
淋しがる君の指は泳いでく 明日を探して今日を紡いでゆく

僕の知らない間に目の前は 温もりと色を失くしていった
僕の見ていたはずの世界はいつのまに
こんなにもかわってしまっていたんだろう

生きていくことだけ見て歩いてたその命は
行き場欠くし 何処へ行けばいい? 誰にも戻せないまま

誰かが 伝わらない声で
泣いているの 君の目には何が見えるの?
愛を下さい

音を立てずに痛みを流すこと 君はいつのまにかに覚えていた
喉の奥を鳴らして言葉をつぶすことも
本当は知らなくたってよかったんだ

冷めた ひとみ あふれる 生ぬるいこの世界で
何を持つの 何を見るの ねぇ何を祈ればいいの?

何かが伝えることをやめて
消えてゆくよ 僕の重さで何が出来るか
愛を下さい

小さいドアを開けた 僕の手が守れるもの 救えるもの
忘れない様に 空を見上げるよ 今

誰かが 伝わらない声で
泣いているの 君の目には 何が見えるの?

何かが 伝えることをやめて
消えてゆくよ あなたの目には 何が映るの?

愛を下さい。


2.靴ひも

作詞:asami
作曲:山沢大洋

ゆめうつつに振りかえる 髪が右頬打つ
あなたの声がしていた 空気はあたたかくて
すれ違うといつも吹く あなたの作る風
立ち止まって靴ひも結った あたしは知らないふり

左の肩かすめてく あなたの右腕
しがみついてしまえばいい?

昨日の願いが明日を変えるように
強い自分になれればいいけど
あたしは今まだ あなたの匂いを
吸いこんで 飛びこえて 愛を仰いでる

刺をさした指先は 小さく痛むけど
あなたが気付いたらいいな 茶色い絆創膏

はみだしてく まばたきに閉じこめた熱
色が付いてしまいそう

真昼の月見て笑える位の
ゆるいこころを つなげますように
あたしの睫毛が 濡れない明日は
伸びてゆく その手がくれたらいいのにー。

回り回る言の葉を拾いあつめては
お行儀よく並べたり……
いつも 今も 朝も 夜も

昨日の願いが明日を変えるように
強い自分になれればいいけど
あなたの目の中上手に入って
笑うあたしを 笑わないでいて
あたしは今まだ あなたの匂いを
吸いこんで 飛びこえて 愛を仰いでる
伸びてゆく その手を あたしに伸ばして 愛を仰いでる あたしは幸せ。