よりそい傘

岡ゆう子 よりそい傘歌詞
1.よりそい傘

作詞:仁井谷俊也
作曲:弦哲也

ひとりで濡れれば 冷たい雨も
ふたりで濡れれば 暖かい
逢えてよかった あなたに逢えて
何故かこころが やすらぐの
肩をやさしく 抱(いだ)かれて
まわり まわり道する… よりそい傘よ

灯りもわびしい 駅裏通り
馴染みの店だと さそい酒
酔って甘える あなたの背中
うれし涙が こぼれます
雨よも少し 止(や)まないで
夢の 夢のようです… よりそい傘よ

寒くはないかと 微笑みかける
照れてるその眸(め)が 好きなのよ
離さないでね この指この手
やっと来ました 遅い春
送り送られ また送り
帰り 帰りたくない… よりそい傘よ


2.九州慕情

作詞:仁井谷俊也
作曲:弦哲也

関門海峡 列車で越えて
ひとり来ました 博多の街へ
夜の中洲(なかす)も 天神(てんじん)も
遠いあの日の 想い出ばかり
いつもやさしい あの笑顔
何処に 何処にあなたは いるのでしょうか…

小雨の長崎 オランダ坂で
声をかければ 他人の空似
そうよ意地など 張らなけりゃ
恋は今でも 続いていたわ
女ごころの 我がままを
そっと そっと詫(わ)びてる 教会(チャペル)の鐘に…

灯りがさざめく 天文館(てんもんかん)を
そぞろ歩けば 涙がにじむ
旅の終わりの 鹿児島で
愛の深さを なおさら知った
いつかあなたに 逢えたなら
二度と 二度と幸せ 離しはしない…