岡ゆう子 恋歌詞
1.恋・恋恋(こい・れんれん)~山の辺の道


2.花ふたり

作詞:里村龍一
作曲:市川昭介

広いこの世で あなたの胸が
今じゃ私の ふる里なのよ
肩の糸くず 優しく払い
膝に甘えて 飲む夜更け
辛さ忘れて 辛さ忘れて アーアァ…
酒に浮かべる 明日橋

風の吹きよで 運命は変わる
沈む夕陽も 朝陽に変わる
愛のかんざし 一枝差して
越えてゆきます 嵐坂
おんな一輪 おんな一輪 アーアァ…
あなた男に するまでは

泣いた昔を 笑って言える
そんなあなたに 情けが沁みる
いつか指から こぼれた夢を
ふたり探して もう一度
追えば聞こえる 追えば聞こえる アーアァ…
やぶれ蛇の目に 春の音


3.夢ざくら

作詞:木下龍太郎
作曲:伊藤雪彦

やさしい寝顔が 大好きだから
重さがうれしい 膝まくら
世渡り上手じゃ ないけれど
この人と この人と 二人で咲かす 夢ざくら
髪の乱れを この手で梳かし
幸せかみしめ 薄化粧

運命と言う名の 絆の糸が
こころとこころを 結び合う
世渡り上手じゃ ないけれど
この人と この人と 二人で咲かす 夢ざくら
どんな苦労も 分け合いながら
いつでも一緒の 泣き笑い

私の力は 小さいけれど
せめてもなりたい こころ杖
世渡り上手じゃ ないけれど
この人と この人と 二人で咲かす 夢ざくら
いまはお酒の 相手も馴れて
目元もほんのり 宵けしょう


4.人生海峡


5.津軽の海

作詞:関口義明
作曲:花笠薫

破れ刺し網 繕いながら
浜で夢みる 大漁船よ
留守の守りは 任せとき
あんたの海だよ 津軽の海は
沖で男を みがいて来され

唄は上げ潮 網引く腕も
女ごころを 酔わせる人が
陸じゃ寝たふり 死んだふり
あんたの海だよ 津軽の海は
波を相手に 暴れて来され

しぶき華咲く 漁師の家に
生れ育って 伜もはたち
今年ァめでたの 父子船
あんたの海だよ 津軽の海は
絆一本 固めて来され


6.おしどり人生


7.女の波止場

作詞:三浦康照
作曲:深谷昭

はるか波間を 海峡越えて
辿る潮路よ 女の波止場
好きなあなたの あと追いかけりゃ
どこで逢えるのョー 私はひとり
帰るあてない… さすらい鴎

出船入船 あなたの船は
今日も着かない 女の波止場
ともる灯りの 酒場の隅で
つのる想いをョー グラスの酒に
酔えば淋しさ… こころにしみる

風の便りに 噂を聞いて
流れ訪ねた 女の波止場
波のしぶきに ちぎれる夢を
拾い集めてョー あなたの船が
いつか来る日を… 信じて待つわ


8.雨の降る日に来てほしい


9.合わせ鏡

作詞:木下龍太郎
作曲:伊藤雪彦

一つじゃ後は 見えないけれど
二つ合わせりゃ よく見える
合わせ鏡ね あなたと私
足りないところは 足し合いながら
しあわせ重ねる
二人で重ねる 人生夢ごよみ

世間で言うよに 似た者同士
ちょうど釣り合う 揃い雛
合わせ鏡ね あなたと私
相手の振り見て わが振り直し
手に手を取り合い
二人で取り合い 人生旅ごよみ

この世は苦労の 坂道だから
背中押したり 押されたり
合わせ鏡ね あなたと私
涙も笑顔も 分け合いながら
明日に咲かせる
二人で咲かせる 人生花ごよみ


10.寿酒

作詞:水木れいじ
作曲:松浦孝之

肩を寄せあう 夫婦雛
嫁ぐ娘の 倖せを
祈るこころの 金屏風
夢は末広 寿酒よ

涙もろさは 父さんゆずり
芯の強さは かあさんと
古い写真帖 ひらいては
名残り惜しんだ 夜も明けて
祝う手〆の寿酒よ

晴れて漕ぎ出す 七福神の
姿うれしい宝船
憂き世あらしに負けないで
見せてください 初孫を
歌は高砂 寿酒よ


11.禅定太鼓


12.おんなの罪

作詞:石本美由起
作曲:岸本健介

誰が私に 罪だと言うの
恋が罪なら この世は無情
生きて添えない 運命でも
死ねばあの世で 添えますか
こん度生れて 来たときは
あなたあなた あなたの側でくらしたい

こころ削って つくしてみたが
それも悲しい 女の過去よ
好きにならなきゃ よかったと
泣けば別れの 雨が降る
二度と人など 愛すまい
あなたあなた あなたに賭けた恋でした

罪も無いのに 二人のきずな
切って泣かせる 世間が憎い
愛を重ねる 夜はなく
肌に冷たい 夢しずく
いまも未練の 爪をかみ
あなたあなた あなたの影を独り追う


13.鏡開き


14.浮草

作詞:下地亜記子
作曲:松浦孝之

いくら真心 尽くしても
情け通わぬ 恋もある
すがる瀬もなく 岸もなく
たどりつけない 倖せあかり
おんな浮草
夢をさがして 明日を待つ

しょせん女は いつの世も
ひとりさまよう 根なし草
つらい恋しい 想い出に
泣けば未練が 川面にゆれる
おんな浮草
希望捨てない いつまでも

惚れて 振られて また惚れて
浮いて沈んで 流れゆく
にごり川でも 嵐でも
いつか出ますね 陽のさす海に
おんな浮草
春はいつ来る いつ逢える


15.つくばねの宿


16.酒は人生の花なのよ