想い酒

岡ゆう子 想い酒歌詞
1.想い酒

作詞:麻こよみ
作曲:深谷昭

そぼ降る小雨に 濡れながら
あなた見送った 夜の駅
今頃あなた どうしてますか
私のことなど 忘れたかしら
あの日と同じ 雨音きいて
ひとりしみじみ 想い酒

あのまま別れに なるのなら
行かせなかった あの時に
あれからあなた どうしてますか
いい女みつけて 暮らしてますか
酔うほどこぼれる 女の未練
ひとりしみじみ 想い酒

女の涙も 悲しみも
いつか月日が 消して行く
今頃あなた どうしてますか
私のことなど 忘れたかしら
今ならあなたと 笑って飲める
ひとりしみじみ 想い酒


2.見返りの宿

作詞:結城安生
作曲:山崎剛昭

ふたりぼっちに なったねと
風がつぶやく 見返りの宿
早いものです 三十年
ああ 流れる雲よ
人生坂道 転んで起きて
泣いて笑って 越えてきた

遠いあの日を 偲びあう
湯の香やさしい 見返りの宿
人の運命の いくまがり
ああ 流れる川よ
今じゃ笑って 話せるけれど
しんどかったね あの頃は

つらい苦労を 分け合って
心ひとつの 見返りの宿
だましだまされ 信じあい
ああ 流れる歳月よ
あなたおまえと 呼び合いながら
せめて飲もうよ 夫婦酒