私の中の微風

岡村孝子 私の中の微風歌詞
1.見送るわ

作詞:岡村孝子
作曲:岡村孝子

涙が枯れるかと 思う 位に泣いた
これで二度とあなたを 苦しめずにすむのね
もう終っていたと わかってはいたけど
それを口にするのが 少しこわかっただけ

ちょっと 背伸びをしてた あの日々が悲しい
がむしゃらにやさしさを 奪いあっていただけ

あなたはたぶん 変わってゆくのね
悲しいけれど見送るわ

煙った雨の午後 人ゴミの街に立つ
通り過ぎる車が 水しぶきをはねてく
はがれ落ちたポスター ふみつけられるように
こわれかけたこだわり いっそ崩れてしまえ

すべてのものが 変わってゆくのを
私はここで見送るわ

生き方を変えてまで 追いはしないけど
どんなものに変えても ほしい愛はあるのよ

あなたはたぶん 変わってゆくのね
悲しいけれど 見送るわ
あなたがいつか 変わってゆくのを
私はここで見送るわ 見送るわ


2.微風


3.美辞麗句

作詞:岡村孝子
作曲:岡村孝子

幸せについてコメントすれば
あたりさわりのない美辞麗句
何かがこわい誰かがこわい
自分をせめるすべてのもの

Mm…こんなに私は弱虫だっけ思わず苦笑い
Mm…退屈なだけの夜を飛び越えここを見つけたのに

本当の自分をどこかに忘れ今日もさまよう

時々苦しいことがあるたび
守ってくれたあなたを探す
結婚なんて少し早いと
強がってみた私なのに

Mm… やさしい言葉も愛もいらない思い出に変えたわ
Mm… たぶん相手があなたじゃなくても幸せになれるわ

ゆがんだ私にやさしくしないでどうか忘れて

Mm… こんなに私は強く生きてる 涙も見せないで
Mm… だからあなたもかわいい誰かと幸せ見つけてね

ゆがんだ私にやさしくしないでずっと憎んで
本当の自分をどこかに忘れ今日もさまよう
今日もさまよう


4.夏の日の午後

作詞:岡村孝子
作曲:岡村孝子

窓を開けて午後の風を
むせるほど吸いこんだ夏の日
陽ざしが今傾くのを
あなたの腕に抱かれ見つめた
幸せなんて言葉があるからそれと気付かずに
思い出ばかり作るね……
あなたをいつも近くに感じて生きたい
それだけがただ願いなのに

闇にゆれる星の数に
負けないほどの熱い想いを
胸の奥でにぎりしめて
そっと時を重ねていきたい
あなたがどんな遠くを見つめていてもかまわない
素敵な人に変わってね……
会えなくなってもいつか私の心を
あなたの色で染めるくらい

あなたがたとえ遠くを歩き出してもかまわない
私の中に生きてる……
あなたの記憶の中のわがまま娘を
片すみにでも 残していて


5.はぐれそうな天使

作詞:来生えつこ
作曲:来生たかお

足もとくすぐる波さえ少し遠慮がち
私は無邪気になれずに海と話してる

あの人のこと気にしすぎてる
友達が言い笑うつもりが泣きそうになった

※恋したら騒がしい風が吹き
はぐれそうな天使が私のまわりであわててる
恋したら雲の流れも速く
はぐれそうな心があわててる※

見つめているだけでふいに熱くこみ上げる
あの人にも気づかれてる隠せない心

夢はいくつも飛び越えたのに
まるで少女のときめきほどにはがゆい気分で

潮風に体ごとさらしたら
少しは楽になると思いたった私が不思議
潮風に逆にあおられそうな
あやうい恋心にあわててる

(※くり返し)


6.Baby,Baby

作詞:岡村孝子
作曲:岡村孝子

女の子の性格って相手次第で変わる
最期に投げた言葉とゆがんだ誰かの笑い顔
どしゃぶりなら良かった涙と一緒に
せつなすぎる思い出の日々のすべて消していたのに

クリスマスに二人で見た海が鮮明すぎて
どんな人とあの海へ行っても心が動かない
人ゴミなら良かったざわめく景色が
こびりついたまぶたの奥のあの日かき消したのに
Baby Baby うまくいかないものね
あなたの傷をいやすほど
やさしすぎる愛は歌えないけど歩くきっかけにして

絵になる様に生きて余裕を持てたら
もっとましな言葉の魔法かけてあげていたのに

※Baby Baby うまくはいかないものね
あなたの痛み背負うほど
大きすぎる夢は歌えないけど歩くきっかけにして※

(※くり返し)


7.ラスト・シーン


8.ひとりごと


9.今日も眠れない

作詞:岡村孝子
作曲:岡村孝子

見えるものを 見えると言えないことが多すぎて
誰もかれも利口に思えて 今日も眠れない

あゝ 遠く離れて人ゴミの中 誰か探してる

しばらく電話なんかしないでよね せつなくなる
思いきり甘えられる あの人に帰りたい

崩れそうな 私を支えるものは悲しみと
いつになればかなうか わからぬ夢の数々ね

あーできることなら いつも誰かのそばにいたかった

しばらく電話なんかしないでよね 帰らないわ
いつの日かあの空を駆けめぐる鳥になる

あー闇が私を包む時にも きっと迷わない

輝く瞳だけは 失くさないで生きたいから
いつの日かあの空を 駆けめぐる鳥になる