せつない夜明け

岬光司 せつない夜明け歌詞
1.せつない夜明け

作詞:太田伸一
作曲:四方章人

路地の灯りが 消えたころ
そっと忍んだ ドアの音
外は今夜も 雨だろう
冷えた心を 抱きしめて
愛しきれない 半端な恋を
熱いシャワーで 温めなおす
ああ…週末しか逢えないふたり
激しく体を ぶつけても
時はすげなく すぎてゆく
あなたを奪えない せつない夜明け

始発電車は もうすぐか
帰り支度を 引き止める
部屋に一輪 紅い花
恋の名残りを 惜しむよに
灰になるまで さだめの川を
愛をひとすじ 流れてみたい
ああ…遅すぎたね ふたりの出逢い
明日の見えない 恋だけど
心の言葉を 贈りたい
あなたを奪えない せつない夜明け

ああ…週末しか逢えないふたり
激しく体を ぶつけても
時はすげなく すぎてゆく
あなたを奪えない せつない夜明け


2.北ヤード

作詞:太田伸一
作曲:太田伸一

夜のうめ北 クラブのママに
どこか似ている 横顔に
あの娘(こ)の面影 追いかけて
一人さまよう 北ヤード
ゆう子 ゆう子 どうしてる
も一度逢いたい 逢いたいよ

風の噂に 駅裏どおり
ほんの小さな 唄酒場
せつなく流れる 恋唄に
胸の芯まで ジンとくる
ゆう子 ゆう子 しあわせか
泣いてはいないか しあわせか

泣いているのか うめ北夜雨
探しあぐねる 北ヤード
愛して恋して 惚れぬいて
命までもと かけた恋
ゆう子 ゆう子 詫びたくて
おまえに逢いたい もう一度