O

島みやえい子 O歌詞
1.O

作詞:Eiko Shimamiya
作曲:Eiko Shimamiya

今まさに飲み込まれてく 千年の瞬きは
止まない雨の暗幕に閉ざされ やがて消えようとしてる

生きてきた証が欲しい 愛したあなたの
目の裏側に私の残像が 永久に残って欲しい

やがて水が引いて あなたはまた呼吸をする
赤茶けた大地に立つ マライカよ地に増えよ

何度となく洗い流されて ふたたび背負う終わらないStory
はるかな次の千年の 朝が明けて行く

何度となく手放してきた 悲しみの果て静かなる大地には
今度こそ夢が咲くように そして消えぬように

私は知っていたかのように 千年の臨終を
この目で最後まで見届けるから 瞬きひとつせずに

すべては陽炎のように 愛したあなたも
抱きしめられたその感触さえも ここにはとどまれない

木々のざわめきや 鳥の声も今は何も
聞こえない 大地の歌 マライカよ震わせて

ガイヤの涙に溺れてた 罪深き者 おごれる情熱の
最後の炎が立ち上り やがて消えてゆく

何度となく洗い流されて ふたたび背負う終わらないStory
はるかな次の千年の 朝が明けて行く

O……


2.笑顔をみせて

作詞:Eiko Shimamiya
作曲:Eiko Shimamiya

はじけるように歌うその瞳の奥で
たくさん泣いてたの知ってるんだ
数え切れないほどのものを受け取って
たったひとつを手放した

本当の自分を生きるとき
誰かの何かを奪う事がある
でもきっとその歌が
誰かに何かを与えてくれる

最高の笑顔をみせて
最高の笑顔が似合うよ
いつでもそばにはいられないけど
最高の応援するよ

誰もが叶えたくても叶えられない
夢をその腕で掴んだのは
すべてを許しながら見守っていた
愛がいつもあったから

ライトが当たってキラキラと
ストーンがダイヤモンドみたいに輝く
今きっと歌声で
あなたは誰かに愛を返したね

最高の笑顔をみせて
最高の笑顔が好きだよ
人と人をこんなに繋いで
最高の天使なんだよ

(さあいくよ! みんなで声をあわせて)
(ワン・トウ・スリー lalalalalala)
(あぁいいね! も一度 声を合わせて)
(ワン・トウ・スリー lalalalalala……)

最高の笑顔をみせて
最高の笑顔が似合うよ
いつでもそばにはいられないけど
最高の応援するよ
最高の笑顔をみせて
最高の笑顔が好きだよ
人と人をこんなに繋いで
最高の天使なんだよ


3.カーネリアンの奏でる夢

作詞:Eiko Shimamiya
作曲:Eiko Shimamiya

蹴って行け 君の邪魔するもの全部
空めがけて蹴り上げてしまえ

かっこ悪い生きざまをさらす君も全部好き
どんな時だって好きなんだ

人間だもん 間違う事だってある
そんな自分を責めないで
なぐさめて欲しいなら 何度でも抱きしめてあげる
愛を ここで使わなきゃ
一体どこで使えばいいのかわからない

だから いいんだ
あたしも君も このままでいいんだ

名前も知られないままついに
消えゆく星のひとつだとしても

見てるよ 静かな君の光が全部好き
カーネリアンの奏でる夢

人間だもん 追いすがる事だってある
どうして?どうして?って頭抱えて
手に入らないものばかりを手に入れようとするけど
君のこころの荒野の中にあっても
ひしめく街の中にあっても

それでいいんだ
とどまり続ける 雲は無いから

心より ずっとずっと奥に輝く
魂の無邪気な夢を見よう
誰よりも君を知る君がその場所で笑ってる
そしてどんな願いも叶うから
ひとかけらも疑わないで

それでいいんだ
きみが決めたこと そのままでいいんだ


4.胸のクロス

作詞:Eiko Shimamiya
作曲:Eiko Shimamiya

待ち合わせしたのは ずいぶん遠い日に
二人で通った 古いカフェテラス

突然誘われた わけは聞かないけど
気まぐれな性格は 多分そのままね

あなたがドアを開けて私の前に座った
私も微笑んで「久しぶりね」って言った
何げないふりで私はジャケットを脱いだ

ねぇ、覚えてる?

忘れたふりして 口には出さないで 見て欲しい
何度出会いに落ちても ずっと外せないでいた
胸のクロス

仕事に追われてる話を聞きながら
何げなくその指にリングを探した

優しい嘘つきは 今も暖かい場所へと
帰ること 指が教えてる

一番目になれないなら 証が欲しい
あなたは首から外して そっと私にかけた
まるで夢を見てたような遠い出来事

もう忘れてる?

どんなに甘い台詞も 全部嘘だと思えば楽だから
思い出ごと棄てても ずっと棄てられなかった
胸のクロス

忘れたふりして 口には出さないで 見て欲しい
何度出会いに落ちても ずっと外せないでいた
胸のクロス
胸のクロス


5.求道の人 -remix-


6.太陽

作詞:Eiko Shimamiya
作曲:Eiko Shimamiya

僕が 壊れてしまう事で 君が傷つくのを見ていた
風を知らない 閉ざした部屋で

僕は 何かを恐れている そしてこんなに求めている
許せないもの 許さなければ

あぁ 戦いに明け暮れた瓦礫の部屋にも
太陽はそう光の手を伸ばしてくる

あぁ こんなにも自分勝手に世界を捻じ曲げる
そんな僕に太陽は 微笑かけるんだ

君が 正しさを振りかざし 僕はそのたび敗北した
小さい頃も そして今でも

あぁ 太陽に透かしてみた僕の手のひらは
生きたくてせめぎあう血潮に溢れて

あぁ 物言わぬその光にはじめて涙した
太陽はずっと僕を許していたんだ

はるか遠く 気も遠くなるほど
長い旅路に立ちはだかる君と共にいた
どんなに逃げて どんなに追っても
ここでしか繰り返されない寸劇に幕を降ろそう

あぁ わかるんだ 僕の中に僕が戻ってくる
太陽がその光で包んでくれる

さぁ 遠くまででかけよう 新しい旅へと
太陽にいつまでも見守られながら…


7.I need you

作詞:Eiko Shimamiya
作曲:Eiko Shimamiya

ジュリエット 僕は翳り行く部屋の壁にもたれて
ジャニス聞いて漂うのさ この空間を

ジュリエット 君と 引き換えにした幼い夢は
疲れ果てて横たわるのさ この身体ごと

若くて残酷な僕の胸で
涙を隠してた君を忘れられない

I need you(I need you I need you)
ドアのノブに手をかけてみた
そして靴が履き潰れるまで
君を探し続けるよ
I need you(I need you I need you)
闇に街が沈みかけても
色を失いかけた君を
もう一度抱きしめたいから

I never foget ジュリエット
I never foget ジュリエット
I never foget ジュリエット
I certainly feel for ジュリエット
I certainly feel for ジュリエット
I certainly
I certainly…

別れて はじめておぼえたLOVE SONG
僕らは 痛みの中からしか学べない
I need you(I need you I need you)
三日月の鋭い刃先が
力なく笑う目を指して
僕は涙を流した
I need you(I need you I need you)
闇に街が沈みきっても
この胸に今ともした火は
もう絶対に消したりしないから


8.宇宙(そら)のまほろば


9.銀河の子

作詞:Eiko Shimamiya
作曲:Eiko Shimamiya

後ろにひとつ 束ねた髪を ほどきながら
闇と光が交わる場所を 目指してゆく

ふるべゆらゆら言葉の力で突き抜けろ
荒れ果てたこの大地に咲く花になるために
一は千に分かれた

われら銀河の子
命を灯され 西へ東へ
遠くきた道を忘れる時がいつか来ても
この血の中に刻まれて輝くエッセンシャル

ひとふたみよいつむななやこころはどこ?
振り上げた拳の上に青い鳥がとまり
そして千は一へと

われら銀河の子
星の命を受け 北へ南へ
谷を縫うようにそびえ立つビルのあいだを
すり抜けて行けば 風を切り輝くエッセンシャル
愛を知り輝くエッセンシャル
燦然と輝くエッセンシャル


10.Recovery

作詞:Eiko Shimamiya
作曲:Eiko Shimamiya

もう泣かない すべて乗り越えて
ただ私は ひとつだけ願う
あなたにとってこの恋が 取れないシミのように
忌わしい過去ではない事を

二人が歩いてきた道のうしろ 花はきっと咲いてる

わたし生まれ変わる もう大丈夫
足元照らす光が指し示す その場所へ行くよ

「もう会わない」 あなたの決意に
ただ私は 立ち尽くしていた
新しい風を受けて 空へと飛んでいく
囚われていた鳥かごを開けて

恋しさを手放す事が 本当のあなたへの愛だから

わたし生まれ変わる でも忘れない
あなたがくれた優しい日々に 静かに感謝して

わたし生まれ変わる もう大丈夫
足元照らす光が指し示す その場所へ行くよ


11.ひぐらしのなく頃に

作詞:島みやえい子
作曲:中澤伴行

振り向いた その後ろの (正面だぁれ?)
暗闇に 爪を立てて (夜を引き裂いた)

雨垂れは血の雫となって頬を
つたい落ちる
もうどこにも帰る場所が無いなら

この指止まれ 私の指に
その指ごと 連れてってあげる
ひぐらしが鳴く 開かずの森へ
後戻りは もう出来ない

ひとりずつ 消されてゆく (蒼い炎)
暗闇の その向うに (朝はもう来ない)

鏡の中で 蠢き伸ばしてくる無数の手で
さぁ 誰かをここへ誘いなさい

鬼さんこちら 手の鳴るほうへ
どんなに逃げても 捕まえてあげる
ひぐらしが鳴く けもの道から
聞こえていた声はもうない

この指止まれ 私の指に
その指ごと 連れてってあげる
ひぐらしが鳴く 開かずの森へ
後戻りは もう出来ない

鬼さんこちら 手の鳴るほうへ
どんなに逃げても 捕まえてあげる
ひぐらしが鳴く けもの道から
聞こえていた声はもうない


12.どこにも無い道

作詞:Eiko Shimamiya
作曲:Eiko Shimamiya

裏道で手をつないで 信号で離した
表通りにぎやかな この街避けるように

その背中に隠れるように うつむいた私に
「また会おう」ってあなたが 優しく微笑む

永遠に変らないもの もしひとつだけくれるなら
どんな小さなさよならも 決して言わないよって約束して

巡り会えたから ずっと待ってたから
どこにも無い道を歩いて行こうよ

街路樹に寄り添うように 咲いているひまわり
まるであなたとわたし 風に吹かれながら

この街がどんなに人を 楽しませてくれても
あなた無しでは すべてが色の無い世界

永遠に変らぬ心 もしこの世に無いとしても
きっとわたしが初めてそれを 叶える女になろう

ここでkissをして 誰が見てもいい
今この瞬間を 閉じ込めたいから

巡り会えたから ずっと待ってたから
どこにも無い道を歩いて行こうよ