浅野川春秋

島津悦子 浅野川春秋歌詞
1.浅野川春秋

作詞:仁井谷俊也
作曲:徳久広司

女ひとりの 運命(さだめ)の川は
渡りきれない 橋ばかり
古い暖簾が 邪魔する恋に
思い悩んだ 若い頃
あの日の想い出 水面(みなも)でゆれる
金沢 おんなの浅野川

泣きもしました 笑いもしたわ
胸に秘めてた 夢もある
卯辰山(うたつやま)から 街並み見れば
過ぎたこころの 春や秋
ひとすじ流れる あの川のよに
浮いては沈んだ おんな川

軒にポツリと 行灯(あかり)がともり
響く三味の音(ね) 東山
旧(ふる)い格式(しきたり) べんがら格子
生きてゆきます この街で
あなたとふたりで せせらぎ聴いて
金沢 おんなの浅野川


2.あなたと乾杯

作詞:仁井谷俊也
作曲:徳久広司

恋に疲れた その涙
そっと拭(ぬぐ)って いる貴女(あなた)
酔町通りの この酒場(みせ)に
やっておいでよ 今すぐに
こころ寒けりゃ 熱燗を
陽気に酔いたきゃ 芋焼酎
愚痴も涙も ため息も
みんな忘れる 酒がある
かおりにみゆきに さゆりちゃん
くよくよしないで 乾杯しましょ

夢がはじけて 消えそうと
ひとり嘆いて いる貴男(あなた)
酔町通りの とまり木は
そんな男の 隠れ場所
運(ツキ)が欲しけりゃ 日本酒を
元気をだしたきゃ 赤ワイン
過去のしがらみ 断ち切って
明日(あす)に飛び立つ 歌もある
ひろしにきよしに たかしちゃん
ロックもいいけど 演歌もいいわ

誕生祝いにゃ シャンパンを
身体(からだ)にいいのは 梅酎ハイ
美女と二枚目(イケメン) 瞳(め)が合えば
恋の花咲く こともある
たけしにさちこに ゆうこちゃん
お祭さわぎで 飲み明かしましょ