五線譜のメッセージ

崎谷健次郎 五線譜のメッセージ歌詞
1.五線譜のメッセージ

作詞:崎谷健次郎
作曲:崎谷健次郎

見えなくなる迄続く並木道
煉瓦造りのOFFICE 皇居の堀
百年前の東京に
迷い込んだような気分さ
Woo Woo

訳もなく不安に駆られてみたり
いつもながらの自分にあきれてみたり
だけどこんな毎日が
生きてるってことなんだろう

どこから 聞こえてきた
この曲 憶えている
ずっと好きだったメロディー

さあ新しい風に吹かれて
とらわれていたことは一度忘れよう
Don't try 無理をすることなんかない
いつだって 君らしく 誰にもならなくていい
思い出そう あの頃の夢
大人になってもまだ 色褪せてない
Don't cry できることだけやればいい
情熱は死んでない
まだこの胸にあるから
Life is goin' on
Singin' a song
愛することを忘れないで
Life is goin' on
Singin' a song
こんな人生も悪くない

少し歩いた画廊の ショーウインドウ
映りこんだ景色が交錯して
まるでタイムマシンみたいに
時間は折り重なる

突然街並みがパノラマになり
明治の文豪達が列になって
モーニング姿でダンス
なんて可笑しな想像

そうさ どの時代にも
変わらない人の暮らしがあり
物語は続くよ

さあ新しい風に吹かれて
今生きていることを感じればいい
Don't try 自分を責めたりしちゃだめさ
笑ったり 怒ったり そこに自分がいるんだ
過去を振り返るより 明日(あす)を
生きてゆくことの方が 大切だから
Don't cry 世界は移り気なもの
ただ待っているよりも 何か始めて行けばいい

もう寂しさなどいらないさ
ただ一歩でも前に
踏み出してみよう

Woo
Life is goin' on
Singin' a song
愛することを忘れないで
Woo
Life is goin' on
Singin' a song
こんな人生も悪くない


2.HIGHER

作詞:崎谷健次郎
作曲:崎谷健次郎

見渡す限りの 荒れ果てた地面に
爪を立てるように アクセルを踏み込んでゆく
いつからこんな場所に
彷徨いこんでいた
Exhaust noise(エグゾーストノイズ)が叫ぶ
ハンドルを固く握りしめる

傷んだ胸を抱え それでも前を向け
眩い光線(ひかり)が僕を導いてくれる
Stand up 負けちゃだめだ きっとできるはず
溢れる雑音に耳を貸すな このまま 走り抜け

見慣れた男が 手招きをしている
笑みを浮かべながら 何かを言おうとしてる
まるで悪い夢を 見てるようだとしても
自分を信じることさ 決して過去に戻れはしない

傷んだ夢を忘れ ここから始めよう
未来が僕を裏切ることなんかない
Stand up 怯えるなら 手にするべきものを
失う ことになるだろう
あきらめずに 走り抜け

満たされたい
楽しみたい
気持ちは誰 も止められない
だけどそれと
引き換えにして
満たされること は遠くなる
So I Can't Get Enough
But I can work it out
気付いたから 強くなれた

Woo higher and higher
Woo fire on fire

上り坂を越えたら
街の光(ひ)が広がった
そこへ着いたなら
考がえつくだろう

傷んだ胸を抱え それでも前向け
眩い光線(ひかり)が僕を導いてくれる
Stand up 負けちゃだめだ そうさできるから
溢れる雑音に耳を貸すな そのまま 走り抜け


3.太陽にあふれて

作詞:田口俊
作曲:崎谷健次郎

駅の改札に続く
緩い坂道を抜けたら
君が待ってる気がする
海を見下ろす小さな店

陽気になるのが君の癖だった少し
酔いがまわると

あの日僕たちの 季節は太陽にあふれて
ただ心のまま ただ求め合った
満たしても足りなくて
あの日僕たちは たやすく約束を交わした
すべてを与えて すべてを奪って
いつまでも海だけがきらめいていた

長くつきあっていると
きっと似てくるものなのと
君は意地悪く笑い
暮れる空の鳥を見てた

答えはいくつも あるのに僕らは0か10で迷った

あの日僕たちの 季節は太陽にあふれて
分かち合った日々 分かち合ったもの
元になど戻せずに
あの日こぼれそうな 涙を最後までこらえた
君は強い人 ふいにもろい人
まだ今もこの胸にきらめいている

過ぎ去る月日がぼくらに与える
意味を必ず見つけられる

あの日僕たちの 季節は太陽にあふれて
ただ心のまま ただ求め合った
満たしても足りなくて
あの日僕たちは たやすく約束を交わした
すべてを与えて すべてを奪って
いつまでも海だけがきらめいていた


4.記憶の悪戯

作詞:Kenn Kato
作曲:崎谷健次郎

近頃なんとなく、君を思い出す
いま頃どこで、どんな風に暮らしている?
これでもあの時は悩んでたんだ
顔を見る度、胸が苦しくて

でも記憶の仕組みはよくできてるもので、
不都合なことだけが時間に洗われてゆく

あれからどれくらいの
日々を過ごして来たのだろう?
気づけばそれぞれの
道を歩き出していた
想い出、それはきっと
立ち止まらず進むために、
心が書き変えた
遠い日の物語さ

傷つけた言葉や、届かない思い、
泣いた理由は、みつからない忘れ物さ
けれどその疑問は、決して消えずに、
しあわせになるための鍵になる

あの不器用な日々があるから今がある
そう言い切れた時に、すべてが許せるのだろう

誰もがおなじように
喧嘩したり、すれ違って、
出会いと別れとを
繰り返し、生きてるんだ
なにより大事なのは
いまの自分の宝物
かけがえない人を
大切にしていくこと

しあわせになりたい、と
あの日のぼくらが
そっと託したメッセージ

いまなら、振り向いても
胸を張っていられる、かな
こんなにたくさんの
微笑みに包まれてる
なんだかせつないけど
たぶん君は忘れてるね
記憶の悪戯は
いつだってそんなもんさ


5.Tokyo Aquarium

作詞:田口俊
作曲:崎谷健次郎

It's a rainy night
ワイパーを止めたら
ほら 街はアクアリウム
ただ僕らを残して
世界中 果てしない夜へ漂流してゆく

こんなにもおだやかな気持ちを
今 君に感じている
ただ僕らにあるのは
ハザードが刻んでる時間
悲しい想いは どこへ流れてくの
すれ違う時 僕らは この愛を守りたいのに
言葉で ふいに傷つけ

いとしい想いは どこへたどりつくの
抱きしめる時 僕らは確かにつかんでいる True love
こぼれる水のような心を

It's a rainy night
たとえ1年でも
そう たとえ10年でも
ただ偶然起こった出来事も
それが思い出になってゆくんだ

にじんでるガラスの向こう側
ほら 街はアクアリウム
また世界は明日へ動くから
僕たちも行こう

悲しい想いは どこへ流れてくの
黙りこむ時 僕らは その夢を支えたいのに
瞳を ふいにそらして
いとしい想いは どこへたどりつくの
口づける時 僕らは確かに信じている True heart
はかない泡のような未来を

ねぇ 今どうしてほほえんだの
そんな無邪気な顔で

悲しい想いは ここへ流れこむよ
すれ違う時 僕らは この愛を守りたいのに
言葉で ふいに傷つけ

いとしい想いは ここへたどりつくよ
抱きしめる時 僕らは確かにつかんでいる True love
こぼれる水のような心を


6.Starting Point

作詞:松井五郎
作曲:崎谷健次郎

目を閉じていると
廻りだすfilm
はじめて君と逢った
あの日の星空

誰もが知ってる
melodyがいつも
愛にふれる夜には
心にあふれていた

いろんなことが
あったけれど
いまこうして君といる
その事だけは真実

僕たちはまちがっちゃいないさ
選んだ道は 信じてもいい
これからもまだ新しい朝の光
君とならわかちあえるだろう

ふりかえる日々に
残してきたもの
なにひとつ無駄じゃない
答えは続いている

思い出はまた
次のページ
彩る言葉をくれる
その先に夢を与えて

僕たちはまちがっちゃいないさ
選んだ道は 信じてもいい
これからもまだ重ねてく愛のために
君となら迷うことなどない

月のかけら 風のゆくえ
美しい花のささやき
みんな歌になるから

僕たちはまちがっちゃいないさ
選んだ道は 信じてもいい
これからもまだ新しい朝の光
君とならわかちあえるだろう


7.Colours of life

作詞:崎谷健次郎
作曲:崎谷健次郎

はらはらとこぼれる花に
遠い日の夢想う春の日
突然の 夕立の中
途方にくれた あの夏の日
季節が巡るたび
忘れられない
景色に変わる

そっと目を閉じれば
胸に広がる鮮やかな記憶
なつかしい歳月(とき)描く色は
いつまでも変わらず君に
愛をくれるだろう

あかね雲、人恋しさに
さびしさを 抱えてた 秋の日
さらさらと降る粉雪に
そっと抱きよせた冬の日
季節を追いかけて
人の命は 輝きを増す

そっと耳を澄ませば
今聴こえる優しいその声
華やかな音を奏でる
思い出がそこにあるから
僕らしくいられる

時が教えてくれる
悲しみはやがて
よろこびへと変わること

そっと目を閉じれば
そこに流れる温かい涙
ささやかな日々を飾った
愛が確かにあったから
明日を生きてゆこう


8.すべて、ひとつの愛に

作詞:松井五郎
作曲:崎谷健次郎

ひとすじの光
浴びて咲く花が
めぐる季節 迎えてる

逆らえない冬が色を
奪うと知りながら

たった一度しか
ない時を重ね
ひたむきに育てたものは

どんなときも
枯れることのない
花になるだろうか

明日がまだ どこにも見えない
長い夜のなかでも
君と出逢えた道はいま
確かな軌跡(あと)を残してる

ひとつの愛に 僕らは生まれた
この世界の 素晴らしさ 君がくれたよ
いのちのすべて 報われますように
決して 君に 代わるものないから

はじまりの意味も
終わりがいつかも
問いかけても わからない

次の場所へ 限りなく続く
いまが ただ在るだけ

失うまで 与えられるほど
勇気があればいいのに
どんな涙があふれても
僕の力で 救いたい

ひとつの愛に 僕らは生きてる
この世界の 美しさ 君がくれたよ
心のすべて 報われますように
決して 君に 代わるものないから

君の頬に ふれるゆびさき
かけがえないぬくもり
優しさはいつも 幸せを繋ぐ
これからの 答えにできる

ひとつの愛に 僕らは生まれた
この世界の 素晴らしさ 君がくれたよ
いのちのすべて 報われますように
決して 君を 離さない

ひとつの愛に 僕らは生きてる
この世界の 美しさ 君がくれたよ
心のすべて 報われますように
決して 君に 代わるものないから


9.Night Flight

作詞:Kenn Kato
作曲:崎谷健次郎

眠れない夜は
時計の針が向きを変えて
閉ざされた過去の
迷路を胸が彷徨い始める

ぼくを見つめる目は
悲しみを湛えてたのに、なのに
なぜか微笑んでた
不意に心が痛み出す

Time goes by
時は過ぎて
いまさら戻れやしないけど
本当は悔やんでいた
引き留められなかったこの腕を
Time goes by
もしいまなら
なにかが違ったのだろうか?
永遠に見つからない
答えを探しながら
目を閉じる

あの頃のぼくは
希望や夢にあふれていた
不確かなものに
すべてを賭けた、無防備に強く

ひとつかなえる度
なにかを失くすことさえも知らず
無垢なひたむきさで
ただ今を駆け抜けて来た

Time goes by
夜が明けて
朝焼けが訪れることを
当然と思っていた
疑うことさえなく過ごしてた
Time goes by
いま思えば
足りないものばかりの日々が
曖昧な物語りじゃ
決して終わらせないと
誓わせた

愛はせつなく形を変えるもの
時ははかなく移ろい消えるものだから

Time goes by
過ぎた日々は
いまさら取り戻せないけど
後悔はしていない、と
言い切れる強さがこの手にある
Time goes by
終わりじゃない
いまでもまだ夢の途中さ
純粋なこの心を
確かめて眠りへと
落ちてゆく


10.愛がことばだけではないことを

作詞:松井五郎
作曲:崎谷健次郎

答えの出ない
問題ばかり
神様は並べたがる

いまは静かに
流れる雲も
どこかで雨に変わる

傷つけるほど
傷つきながら
いばらの道を選べば

まちがいを正す前に
償いに潰されて

誰もが 涙の理由(わけ)に
気がついてる
ほんとは すぐに
踏み出せる

風のように励ましあったり
空のように慰めあったり
そんなつながりから
次のなにかが はじまるもの

愛がことばだけではないこと
愛を力にだってできること
まだ心には そのChance
かならずある この先にある

夢のままでは
済まなくなった
夢が時々重たい

ためいきの石を積めば
あきらめの壁になる

誰もが 自由の意味に
向き合えたら
なんでもできる
はずなのに

風のように励ましあったり
空のように慰めあったり
そんなつながりから
次のなにかが はじまるもの

愛がことばだけではないこと
愛を力にだってできること
まだ心には そのChance
かならずある この先にある

もしも 未来の行方を
その手で 変えてゆけるはずと
感じるなら

信じてみようか

風のように励ましあったり
空のように慰めあったり
そんなつながりから
次のなにかが はじまるもの

愛がことばだけではないこと
愛を力にだってできること
まだ世界には そのChance
かならずある この先にある

愛がことばだけではないこと
愛を力にだってできること
まだ心には そのChance
かならずある この先にある


11.風を抱きしめて

作詞:Rinko Yuuki
作曲:Kenjiro Sakiya

君を感じた 唇の上に
もうぬくもりも 消えてしまうほど
僕の中の君は 遠くに離れて
時は悲しみとともに 愛を奪ってゆく

風を抱きしめて
通り過ぎて行かないで
風を抱きしめて
一人でいられない

歩き慣れた この街並みさえ(いつも)
君といるだけで 輝いていたね
あの日二人で観た 映画のポスター
今は想い出とともに 色があせてゆく

風に誘われて
君の声が聞こえてる
風に誘われて
僕はどこに行くの

好きだったね 口ずさんでいたメロディ
いたずらに 追いかけているだけさ

風を抱きしめて
通り過ぎて行かないで
風を抱きしめて
一人でいられない

風を抱きしめて
心こわれてしまうまで
風を抱きしめて
忘れたくないから


12.森の陽は魚を映す

作詞:崎谷健次郎
作曲:崎谷健次郎

諍う心
疑う心
慰める心
信じたい心
人らしさを失い鬼となる炎
傷つけることでしか 生きて行けない時
あきらめることでさえ
許されない歴史 何度繰り返す

荒れ果てた大地の上に
一粒の種を蒔こう
その愛(たね)がやがて命を宿す森になる

根を下ろした木々の影に
魚たちが背を揺らし
いつか人は生きる意味を
取り戻すだろう

その瞳で何を見ていたのですか?
優しさを裏切る情熱は
あまりに冷たい

違う色を取り除くように
遠ざけたり 苛めたり
正しさなどどこにもない
真実はかき消され
嘘が街をつくる

荒れ果てた大地の上に
一粒の種を蒔こう
その愛(たね)がやがて命を宿す森になる

根を下ろした木々の影に
魚たちが背を揺らし
いつか人は生きる意味を
取り戻すだろう


13.Fine after rain~雨のち晴れ~

作詞:Kenn Kato
作曲:崎谷健次郎

Fine after rain ほら、雨のち晴れ
そう、気まぐれな空模様

雨上がりの街
水溜まりに浮かぶ雲
まるでいまの気分を
映してるみたいだな(anytime, anywhere, I feel it)

昨日までは憂鬱
でも今日は妙に強気
自分であきれるほど
移り変わるこの心

きっかけはとても単純で
書き上げたこのメロディー
不安という低気圧はそれで
嘘のように過ぎる

虹を架ける魔法は知らない
だからいつも手さぐりしている
そんなことを繰り返しながら
ずっと今日まで生きて来た

It's fine after rain ほら、雨のち晴れ
そう、気まぐれな空模様

悪あがきしても
できない時はできない
わかってるはずなのに
割り切れないもんだな(anytime, anywhere, I feel it)

ハードルはいつも
越える度に高くなる
でも投げない心に
越えられない壁はない

望んで進んだこの道を
悔やんだことなんかない
どんな時も迷わずそう言える
自分でいたいから

もしかしたら、きっとしあわせも
おなじようなものかもしれない
決して他人と比べるのじゃなく
この手でつかむものなんだ

It's fine after rain いま笑顔ならば
もう、それだけで十分さ

足りないものを探すより
いまあるものを見つけよう
Fine after rain

虹を架ける魔法は知らない
だからいつも手さぐりしている
そんなことを繰り返しながら
ずっと今日まで生きて来た

It's fine after rain ほら、雨のち晴れ
そう、気まぐれな空模様

It's fine after rain ほら、雨のち晴れ
そう、気まぐれな空模様