川崎修二全曲集~ふたりの最終便~

川崎修二 川崎修二全曲集~ふたりの最終便~歌詞
1.ふたりの最終便

作詞:水木れいじ
作曲:岡千秋

五年も待ったね この日のことを
涙うかべる おまえが愛しいよ
窓にひろがる 海峡はるか
呼んでいるのか 故郷(こきょう)の街を……
北へ飛ぶ…北へ飛ぶ 最終便で
今日からは…今日からは…ふたりで生きるのさ

他人の噂(うわさ)に 泣くだけ泣いて
俺もすねてた 似た者どうしだよ
もしもおまえと 逢えずにいたら
こんなやすらぎ 知らずにいたさ……
北へ飛ぶ…北へ飛ぶ 最終便で
今日からは…今日からは…ふたりで生きるのさ

許してくれるか 忍んで耐えて
恋にやつれた 小指のかぼそさよ
何があっても 離しはしない
春を探そう アカシヤ並木……
北へ飛ぶ…北へ飛ぶ 最終便で
今日からは…今日からは…ふたりで生きるのさ


2.港物語


3.北…紀行


4.旅…みれん


5.旅…さすらい

作詞:新條カオル
作曲:すがあきら

走る夜汽車の哭き笛は
故郷(ふるさと)恋しと 切なく唄う…
燃えて消えてく あの流星(ほし)に
そっと宿命(さだめ)を 尋ねたい
風も淋しい 冬空夜空
明日(あす)も流れの 旅…さすらい

さびれ港に 舞う雪は
酒場の提灯(あかり)を やさしく包む…
酔えば瞼に 見え隠れ
純なあの娘の おもかげが
俺のこころに 微笑かける
うるむ漁り火 旅…さすらい

北のさいはて 夕焼けは
故郷遙かに しのべばつらい…
凍れ流水 何処へ行く
捨てちゃいないよ 希望(ゆめ)だけは
熱い想いの いのち火揺らし
夕日見送る 旅…さすらい


6.旅…あかり

作詞:新條カオル
作曲:すがあきら

俺の生まれた ふるさとにゃ
温もり抱いた… 風が吹いていた
節くれ指で 井戸水を
汲みつつうたう 子守唄
母の優しい 微笑みが
俺のこころの 旅…あかり

誰が吹くのか 草笛は
切なく沁みる… 故郷(くに)の山や川
想い出呼べば 熱くなり
過ぎ去る日々の 幾春秋
瞼とじれば 望郷の
やけに恋しい わらべ唄

どこへ帰るか 雁(かり)の群れ
夕焼け空の… 燃えるあかね雲
夕暮れ小路(こみち) 肩ぐるま
弱音を吐くな 負けるなと
強い親父の 一言が
俺のこころの 旅…あかり


7.故郷のわが家


8.時の流れに


9.冬子の港町