この星の鼓動

川江美奈子 この星の鼓動歌詞
1.誰かが誰かを


2.relationship


3.君の唄

作詞:川江美奈子
作曲:川江美奈子

雨に濡れるとき
僕が描くのは
飛び出してはしゃいでた
君の足もと

虫が唱うとき
僕が描くのは
涼しげに傾いた
君の耳もと

※何も無いけど
この心だけ 握りしめたまま
僕は描くよ おぼろな色で
いくつもの君を※

風が薫るとき
僕が描くのは
手をつなぎ影たどった
君のふるさと

月が照らすとき
僕が描くのは
大人びて夢語った
君の口もと

何も無いけど
この心だけ 失くせないままで
僕は戸惑う まだとめどなく
あふれだす君に

道に迷うとき
僕は立ちどまり
目を閉じて聴いてみる
君のひとこと

(※くり返し)

何も無いけど
この心だけ 失くせないままで
僕は向き合う 君を離れて
歩き出す今と


4.三月生まれ


5.それから

作詞:川江美奈子
作曲:川江美奈子

海に並ぶレンガ色が
静かな景色だった頃は
休日の青空よりも
心ばかりを気にした

のぞきこんで腕からめた
背中向けて先歩いた
理由のつかない涙を
こらえてた坂の途中

※色はね ただ褪せてゆくと思った
だけど、そうじゃない
わたしたち塗りかさねてるんだ
幾度も 幾度も あれから※

もう泣いたりはしなくても
心の色 わかり合える
それでも迷ったときには
この坂を歩いてみよう

仕事のこと 誰かのこと
港の向こうに浮かべて
それぞれに思い馳せても
並んで見てる春凪

あのタワーの展望台は
遠くまで見えすぎるから
公園前 ホールの上
このぐらいがちょうどいい

人はね ただ諦めると思った
帰らない色を
ひとつも悲しむことないんだ
明日は 明日は 何色

(※くり返し)

水面に心をゆだねて
お互いの話をしよう
何も特別じゃないような今日だって
かさねてゆく
ふたりの それから


6.夢うつつ


7.ぬくもり


8.あなただらけ


9.いついつまでも

作詞:川江美奈子
作曲:川江美奈子

私の好きなriverside 毎週ドライヴした
けんかの記憶 忘れ 晴れるたびに出かけた
あなたの好きな 60's rock 擦りきれるほど聴いた
今では私まで ぜんぶ そらで唄える
それはそれは ささいなこと
今日は今日は 小さきこと
向きあいながら、心見せ合い
ひとつずつ、あなたを知った
ねぇ ここからは となりに並び 旅をしよう

涙こぼした四月 あなたは そっと笑い
乗り越えるのは 自分だよと 背中を押した
それは それは 支えること
愛は 愛は 見守ること
寄り添いながら、夢を見せ合い
それぞれの足で歩いて そして何度でも
互いをみつけ 恋をしよう

求め合って 赦し合える 時が ふたり
分かつ日まで あなたの好きな あのメロディも
私の好きな風景も かけがえのない ものたち すべて
連れていこう 向きあいながら、
心見せ合い ひとつずつ、あなたを知った
ねぇ ここからは となりに並び
旅をしよう いついつまでも
となりに並び 歩いていこう


10.かざうた


11.しあわせ

作詞:川江美奈子
作曲:川江美奈子

しあわせ
季節をめぐらす風
大事な誰かのひとこと
感じられる今日があること

しあわせ
思いがけない便り
遥かな誰かのやさしさ
痛いくらいに伝わること

きっと舞いおりる
空っぽに思えた心にも
自分さえ瞳ひらけば
いつだって輝きだす

しあわせ
いとしい人の笑顔
守るために持てる強さ
揺るがない自分を知ること

しあわせ
走り出したい衝動
並んだあなたの存在
同じ明日を見ていること

きっと訪れる
流されそうになる毎日にも
「ここにいる、忘れないで」と
語りかけて根を下ろす

しあわせ
あなたと出会えたこと
思い出を重ねること
そして未来を願えること

それは降りつもる
せつなに嘆いてる心にも
もう一度歩き出せると
何度でも手招きする

きっと舞いおりる
空っぽに思えた心にも
自分さえ瞳ひらけば
いつだって輝きだす

しあわせ
永遠はないということ
続かないと気づくこと
その分だけ自分をかけて愛せること


12.桜色舞うころ

作詞:川江美奈子
作曲:川江美奈子

桜色 舞うころ
私はひとり
押さえきれぬ胸に
立ち尽くしてた

若葉色 萌ゆれば
想いあふれて
すべてを見失い
あなたへ流れた

めぐる木々たちだけが
ふたりを見ていたの
ひとところにはとどまれないと
そっとおしえながら

枯葉色 染めてく
あなたのとなり
移ろいゆく日々が
愛へと変わるの

どうか木々たちだけは
この想いを守って
もう一度だけふたりの上で
そっと葉を揺らして

やがて季節(とき)はふたりを
どこへ運んでゆくの
ただひとつだけ 確かな今を
そっと抱きしめていた

雪化粧 まとえば
想いはぐれて
足跡も消してく
音無きいたずら

どうか木々たちだけは
この想いを守って
「永遠」の中にふたりとどめて
ここに生き続けて

めぐる木々たちだけが
ふたりを見ていたの
ひとところにはとどまれないと
そっとおしえながら

桜色 舞うころ
私はひとり
あなたへの想いを
かみしめたまま