花はこべ

川野夏美 花はこべ歌詞
1.花はこべ

作詞:仁井谷俊也
作曲:弦哲也

風に吹かれて 散り急ぐ
花を見てさえ 涙ぐむ
ごめんよ…倖せ やれなくて
思わずこの手で 抱き寄せりゃ
白いうなじが 震えてた
おまえは俺の おまえは俺の
花はこべ

夢を見させて 欲しいのと
酔って背中で 甘えてた
ごめんよ…倖せ やれなくて
男の弱さを 眸(め)で詫びりゃ
髪の香りが 愛おしい
おまえは俺の おまえは俺の
花はこべ

いいの待つのは 慣れてると
無理に微笑む いじらしさ
ごめんよ…倖せ やれなくて
灯りも消えてく 夜の町
うしろ姿が 泣いていた
おまえは俺の おまえは俺の
花はこべ


2.初雪前線

作詞:仁井谷俊也
作曲:弦哲也

初雪前線 今年も聞けば
涙が頬を 走ります
東京に雪が 初めて降った
あの朝駅で 見送ったひと
あゝあれがふたりの お別れなんて
あれから時間は 止まってる
寒い…恋しい… せつない…つらい…
今も私は ひとりです

初雪前線 今年も聞いて
アルバム捲(めく)る 昼さがり
あの日の笑顔 還(かえ)らぬ月日
悲しみだけが 降り積もります
あゝあれがふたりの お別れなんて
花嫁衣裳も そのままに
なんで…どうして… 悔やんで…泣いた…
きっとあなたも おなじです

あゝあれがふたりの お別れなんて
あれから時間は 止まってる
寒い…恋しい… せつない…つらい…
今も私は ひとりです