暫存

愛田人生 暫存歌詞
1.おふくろの影

作詞:柴田誉
作曲:柴田誉

親孝行 したいときには いないもの
老いを隠せぬ もつれる足で
京都・大原・三千院
たった一度か 手を添えて
あれが最後の あれが最後の
おふくろだった

他人のふり 見てといつもの たとえ癖
そんなおまえは 我が家の恥と
世間知らずの 哀しさよ
きつい母親だと 恨んだが
強く優しい 強く優しい
おふくろだった

この歳に 何も芽の出ぬ 男だが
耐えて忍んで 力の限り
恥じることなく 生きて来た
誰のおかげか 目をとじりゃ
握るコップに 握るコップに
おふくろの影

(セリフ)おふくろー!


2.二度惚れ女房

作詞:染井京子
作曲:安藤博明

終わりと言う字に 負けないで
生きると言う字に 勝てばいい
出来るはずだよ 貴方には
昔覚えた 腕がある
言って泣かせる 言って泣かせる
そんな女房に 二度惚れた

いいことばかりは つづかない
誰でも一度は 落ちるもの
甲斐性なしだと いわれても
陰で支えて どこまでも
ついて行きます ついて行きます
そんな女房に 二度惚れた

灯をもとめて 二十年
涙と笑顔の 繰り返し
いつか来る春 待ちながら
命かけての 夫婦愛
それが幸せ それが幸せ
そんな女房に 二度惚れた


3.も少し歩こうよ

愛田人生・立樹みか
作詞:コロムビアトップ
作曲:天井正

(男)細った妻の肩を抱き
(男)二人で歩いてきた道を
(男)よくきたもんだと 振り返る
(男)白髪の目立つ横顔に
(男)すまなかったと 心で詫びる
(男)も少し歩こよ なあ おまえ

(女)腹の立つことありました
(女)隠れた浮気に泣いた日も
(女)それでもあなたと いっしょです
(女)苦労の皺で老けたけど
(女)だいじな夫なの 私にとって
(女)も少し歩くわ ねえ あなた

(男)長い年月ありがとう
(女)あなたも本当に ありがとう
(男)おまえのお陰さ この俺は
(女)私も同じ思いです
(男女)今日の喜び かみしめながら
(男女)も少し歩こよ 手をつなぎ