春よとまれ

成世昌平 春よとまれ歌詞
1.春よとまれ

作詞:原文彦
作曲:浜圭介

春よとまれ この手にとまれ
紅をさす手が かじかむよ
泣いて泣かされ はぐれた恋は
秋と冬との くり返し
胸でヒュルヒュル 雪風鳴けば
あんたの温みが 恋しいよ
春よとまれ この手にとまれ…

春よとまれ あんたにとまれ
蝶になったら 翔んで来い
愛をつらぬく わたしを見つけ
俺の花だと 言われたい
そうよも一度 逢う日のために
あんたの影抱き 眠りたい
春よとまれ あんたにとまれ…

春よとまれ この手にとまれ
そしてどこへも もう行くな
夜が寒けりゃ なおらさ燃えて
赤く咲きたい 散ってもみたい
ゆれてゆらゆら 涙のむこう
心があんたに 逢いに行く
春よとまれ この手にとまれ…


2.現世の子守唄

作詞:山崎ハコ
作曲:山崎ハコ

雪が降る カモメに 雨が降る 野の花に
山が海が 川が空が 泣き出しそうな浮世に
淋しくて 恋しくて 今は遠いあなたに会いたくて
ねんころり ねんころり
淋しさなんかに 負けるなよ

思い出は大事に あこがれはひそやかに
夢が恋が 人が愛が かすんだよな今の世に
歌おうか 心から やさしかったあなたに戻るように
ねんころり ねんころり
冷たい浮世に 負けるなよ

悲しくて くやしくて 木枯らしの心に 歌おうか
ねんころり ねんころり
淋しさなんかに 負けるなよ