bird/夕焼け高速道路

指田郁也 bird/夕焼け高速道路歌詞
1.bird

作詞:指田郁也
作曲:指田郁也

照り返す太陽にほら
うずくまっていないで
上を向いてみようよ
悲しい日々はもういない もうない もうない

君が失くした空は
どんな色だった?
小さな翼で 高く
ほらもいちど 風と踊ろう

いますぐに、
飛んで 飛んで 遠くへと
心震える 声が聞こえる
僕と君と空へと
大丈夫、思い出せるから
まっすぐに あの青へ
君をつれてく

間違えも過ちもきっと
必要だよ 僕らに
うなづきあってみようよ
笑える日々はもうすぐ もうすぐ もうそこ

いつか見つけたあのメロディー
胸に帰って来る
今、空が僕らを 高く
抱き上げるよ あの光へ

いますぐに、
飛んで 飛んで 遠くへと
心震える 歌が聞こえる
僕と君と彼方へ
頼りない 羽撃きだけれど
きっときっと あの空へ
君をつれてく

ほら見える ほら見える
地平線を越えよう
こだまする風の声
今聞こえた

あの空へ
飛んで 飛んで 遠くへと
心震える 声が聞こえる
僕と君と空へと
大丈夫、思い出せるから
まっすぐに あの青へ

君をつれてく


2.夕焼け高速道路

作詞:指田郁也
作曲:指田郁也

茜色の空と いつもの渋滞
放物線のような 空が笑ってる
ラジオが知らせる 悲しいニュースに
僕はまた聞こえない ふりをした

夕方五時の高速は そのまぶしい光で
僕の心の中を見透かしてく
頼りなくうなずいた僕を
テレビドラマみたいに
ドラマティックに 今を包み込んでいく

一人一人の思いをのせて
夕焼け高速は続いてく
過ぎていく時を惜しむように
夕焼け高速を走っている

影絵みたいなビルの群れ
少しずつ灯りを灯していく

「誰もが持っている不安を
僕も抱えて生きている」
そんな言い訳をただつぶやく

いつか言えなかった気持ち
君に伝えていたなら
この空も少し変わっていたのかな?
なんて…

宛てもない言葉繰り返して
夕焼け高速を走っている
このオレンジの光が沈むまでは
涙は流さないでおこう

一人一人の思いをのせて
夕焼け高速は続いてる
過ぎていく時を惜しむように
夕焼け高速を走っている