バラッド

指田郁也 バラッド歌詞
1.バラッド

作詞:指田郁也・jam
作曲:指田郁也・森俊之

僕は僕が大嫌いで
冷たいこの手が嫌いで
居場所なんかない毎日の中をずっと歩いてる

誰もいらない 別に欲しくない
何を抱いていいのか分からない
グシャグシャになった言葉達は
誰に届くのかな?

愛は何処にありますか?
優しさは何処かにありますか?
君なら応えてくれるのですか?
教えて 愛が欲しい

確かめては突き放して
愛想笑いで嘘ついて
傷つけるくせに傷ついて
なのに欲しがって

僕は今日も笑ってますか?
これが僕の笑顔ですか?
本当は何も分からない
何も分からなくて

愛は此処にありますか?
それは素敵なものなんですか?
言葉じゃ感じない 温もりが欲しい
聞かせて 本当の声を

愛とは何ですか?
この想いは死んでいませんか?
寂しさも痛みも欲も涙も
今ならすべて知りたい

愛は何処にありますか?
優しさは何処かにありますか?
君には聞こえる気がしているから
教えて 愛が欲しい


2.○月×日なぜか海へ向かう。

作詞:指田郁也・jam
作曲:指田郁也・森俊之

海へ行くつもりなんて全然なかった
別れを告げる場所を探してドライヴ

「海が見たいね」
なんて君が呟かなきゃ
高速道路走ってなかったさ

「何処へ行くの?」
「だから海さ」
「本気にしたの?」って笑った

いつでも言葉が足りない
僕らは説明不足
それでもとなりにいたのは
好きで、好きでいたから

今さら「川でもいいよ」って
いきなり言わないでくれ
そうだよ、もともと気紛れ
そんな君が好きだった

高速下りて早速道に迷う僕
君は隣でずっと笑っている

「笑ってないで一緒に考えたらどう?」
怒った僕に「そうだね」とまた笑う

「次を左、その先右」
当てずっぽなの?それとも

突然真っ正面に広がる真っ平らな海
呆れてハンドル抱える
僕に君は自慢げ

裸足ではしゃいでる君、
座って見つめてる僕
夕陽が傾き始めて君の影を長くする

「ところで話って何?」っていきなり君が笑った
不思議さ、「なんでもないよ」って
なんか僕も答えてた

いつでも言葉が足りない
僕らは説明不足
そろそろ街へ帰ろうって
君の肩を抱きしめた