Abyss

摩天楼オペラ Abyss歌詞
1.INDEPENDENT

作詞:苑
作曲:苑

Disturb
真っ黑な身體から聲を出せ
(cry dis sorrow and pain) INDEPENDENT
我が手に摑むのは從順な世界
(cry dis sorrow and pain) INDEPENDENT
You shall know of our pain
憎しみを糧にして報復を
(cry dis sorrow and pain) INDEPENDENT
吐き出せ ドロドロな腹ん中
(cry dis sorrow and pain) INDEPENDENT
You shall know of our pain
You shall know of our hatred
絕望なんてどうして俺達が抱えている?
瞋恚(しんい)と惡意の目を見せろよ

押しつぶされんなよ こっちを見ろ
(cry dis sorrow and pain) INDEPENDENT
搔き分けて 押し退けて 俺の手をとれ
(cry dis sorrow and pain) INDEPENDENT
抑えて 何が變わる? 何を得られる?
いつだって自分を見せろ
絕望なんてどうして俺達が抱えている?
瞋恚(しんい)と惡意の目を見せろよ


2.もう一人の花嫁

作詞:苑
作曲:苑

真っ白な輝きがふいに歪んで見えた
こんな氣持ちでもまだ淚は流れるの

終わったの こんな形で
幸せが この會場を包んでる
笑えるわ こんなに不幸な私が
誓いのキスを見つめている
まっとうな人生 いわゆる「普通」を
生きるんじゃないの?私は
祝福の拍手が今 2人を輝かせていく
戀人と呼んでいたあの人が 笑ってる
あの言葉 あの家も あの場所も
全部私の記憶なのに あなたがいない


昨日までの私が
泣いてる 泣いてる でももう
忘れさせて下さい あの人が憎いことも

その場所は私がいた
本當(ホント)は私がいた場所
何よりも大切に想ってた それなのに
祝福の拍手が今 2人を輝かせていく
戀人と呼んでいたあの人が
幸せそうに笑ってる

You are my memories...........


3.frill

作詞:苑
作曲:彩雨

指を濡らして あなたは繰り返す
優しく なぞられてる感觸を追う
じれったい 遠慮がちに迷ってる
あなたの手を もっと押し當てて
ここよ ここよ 教えてあげる
なんだかんだテンポ合わせて踴る
相手が誰だって氣にしない私の身體
- Be Awake -
痛いくらいにきつく嚙んでいい
自由なんて望んではない
- Follow Me -
押さえてもっと そんなゆるい力で
優しさアピ一ルしてないで
このまま死んでもいいくらいにいかせて

目隱しで集中させて下さい
あなた好みの現實を押し付けてよ
真っ暗な世界 私でいられる
何も考えないでいい
恥ずかしい顏してる
ホントの私を見て下さい
もう氣づいてくれていいんじゃないの?
玩具にされるほど私って 良い顏してる
- Be Awake -
飛ばせてもっと 考えたくない
なりふりかまわないで乘っかってよ
- Follow Me -
いちいちハンコ押さなきゃ手も入れられないの?
そこのモラルを私が包んであげる

なんだかんだテンポ合わせて踴る
相手が誰だって氣にしない私の身體

- Be Awake -
飛ばせてもっと 考えたくない
なりふりかまわないで乘っかってよ
- Follow Me -
いちいちハンコ押さなきゃ手も入れられないの?
そこのモラルを私が包むよ
- Be Awake -
痛いくらいにきつく嚙んでいい
自由なんて望んではない
- Follow Me -
押さえてもっと そんなゆるい力で
優しさアピ一ルしてないで
このまま死んでもいいくらいにいかせて


4.coal tar

作詞:苑
作曲:Anzi

「呼んでる 誰の聲だろう
確かな 幸せな聲
今そこに行くよ 今」

「ずっとはぐれていたの
ずっと寂しかったの
もう手を離さないで
この手を離さないで」
今日もコ一ルタ一ルの海
逃げるように目を閉じた
真暗な世界に身を置いて
やがて來る眠りを待つ
今まで見てきたこと 感じてきたこと
私はもう忘れたい
輕薄な祈りは鮮やかに
逃げている今の私を映した
嫌になってくる 私でいること
私という何もかも

今日もコ一ルタ一ルの海
夢中で手を伸ばす
「赤い夕日が見えた
もうすぐ夜になるから
早く掃らなくちゃ 早く」

今日もコ一ルタ一ルの海
沈んでいくことが上手くなった
息も續かないけど
溺れさせてはくれない

負けないように笑顏を見せた
心が折れないように
誰かに愛されれば 今よりはまだ
生きたいと思えるかもしれないから
だけど 上手に見つめられない
だって私が私自身を
嫌いなんだから 信じられないの
自分の全てが好きになれない
愛されたいよ 愛していたいよ
誰でもいい 助けて もう消えたいの


5.Double Clutch

作詞:苑
作曲:彩雨

ため息から步き出した
乾いた靴の音が重なって
街の音に馴染んでいく
朝の顏を僕は作っていく
競い合うように步く人達
僕もそれに習い足を進めていく
急いでいる譯じゃないけど
步幅合わせた はみ出さないように
それが僕の居場所なんだから
僕を見てる空がなんとなく曇って
見えた ふいに足を止めてた
これから先ずっと
こんな晴れない空を見上げ
步いていくの?
ただただ時間は流れていく この瞬間も

變えるのなら 變われるなら
前だけを見てたあの時のように
自分のことを疑いもしない
前だけを見てたあの時のように
今からでも取り戾せるかな
もう一度信じてみたい
驅け拔けていく風を 全身で受け止め
自分の身體 存在を確かめた
息を吹き返した 僕はどこへでも行けるだろう
僕が望むように行けるだろう

ああ あんなに嫌がってたくせに
ああ 飲み迂むこと當たり前にして
きっと大人な顏で笑ってたんだろう
僕がなりたくなかった顏で

今を生きてくこと 今を感じること
怖いなんて思わないでいい
失敗してもただ
納得できるほうがいいさ
悔やみたくはない
驅け拔けてく風を 全身で受け止め
自分の身體 存在を確かめた
息を吹き返した 僕はどこへでも行けるだろう
僕が望むまま
あの頃 夢見ていた理想の自分を追って


6.フタリ

作詞:苑
作曲:苑

この胸の隱せない想い
動きを止めてた僕の鼓動
寂しさが擴がってたこと
君を好きじゃないと氣づいたこと

今日もまた同じ步幅で
同じ速度で步いてく
繫いでる君の手の溫度は
昨日と同じ溫かさで
今までの誰よりも大切に想ってた
ああ 何も言えないままで
僕に愛らしい顏で笑いかける君を見ていた
もう少しこのままでいたい

足早に僕を避(よ)けてく
自然で冷たい人の波
こんなにも多くの中から
1人だけを見つけたはずなのに
また僕は街の中 足早に步いていく
ああ 晴れないまま 今が過ぎていく
二人の記憶がもっと鮮やかに輝いていく
戾れない 何も戾らない
重い足で踏み出すしかない

泣き出す君に何も
言えないことわかってた

ああ こんなに胸が痛いのに
僕は別の誰かに心惹かれていくのかな
君の中 僕が止まってく
もう動けないんだ
何度も二人の笑顏を思い浮かべた