東京の灯よいつまでも/君を慕いて/おれの日本海

新川二朗 東京の灯よいつまでも/君を慕いて/おれの日本海歌詞
1.東京の灯よいつまでも

作詞:藤間哲郎
作曲:佐伯としを

雨の外苑 夜霧の日比谷
今もこの目に やさしく浮かぶ
君はどうして いるだろか
あゝ 東京の灯よ いつまでも

すぐに忘れる 昨日もあろう
あすを夢みる 昨日もあろう
若い心の アルバムに
あゝ 東京の灯よ いつまでも

花のくちびる 涙の笑顔
淡い別れに ことさら泣けた
いとし羽田の あのロビー
あゝ 東京の灯よ いつまでも


2.君を慕いて

作詞:下條秀人
作曲:佐伯としを

あの女(ひと)の 花の唇
あの時の 濡れた瞳よ
黄昏の 窓にもたれて
恋しさに ひとり身をやく

夢に見る やさし面影
夢覚めて 残るまぼろし
春の夜を 語り明かした
初恋の 君はいずこに

短きは 恋の歳月(としつき)
果なきは 胸の悩みよ
流れゆく 雲を見つめて
ほろほろと ギター爪弾く


3.おれの日本海

作詞:杉紀彦
作曲:聖川湧

北風は 哭くものさ 思い出も ないている
恋ひとつ 砕け散り 夢さえも命がけ
海よ しぶきよ 日本海
おまえだけに 語りたくて 訪ねて来た
ああ 北風の故郷だもの

おふくろは哭くものさ いつだって ないている
幸せにするために 子育てをしたんだと
海よ 許せよ 日本海
にび色した 雲の切れ間 きらり光る
ああ おふくろの 故郷だもの

人生は哭くものさ だれだって ないている
夢破れ 夢拾い
生きて行く明日もまた
おまえだけは あの日のまま わらってくれ
ああ 人生の故郷だもの