港、縄のれん

星てる美 港、縄のれん歌詞
1.港・縄のれん

作詞:山北由希夫
作曲:伊藤雪彦

錨おろせば 飲みに来る
酒の肴は 一夜干し
想いめぐらす 縄のれん
雪にちらちら 舞う影絵
まるであんたに 生き写し
エンヤラエ! ヤンサノエ!
待ってこがれて…
待ってこがれて もうみ冬

寒さしんしん 肌を刺す
とてもしらふじゃ いられない
雪も戯れつく 縄のれん
もてたつもりの 酒情話
惚れていたのは この私
エンヤラエ! ヤンサノエ!
春は素通り…
春は素通り もうみ冬

雪のすだれを 掻(か)い潜(くぐ)り
船は港へ いつ戻る
なみだひと粒(つぶ) 縄のれん
熱い鰭酒(ひれざけ) 空(から)にして
みれんなみなみ 詰め替える
エンヤラエ! ヤンサノエ!
ほろりほろ酔い…
ほろりほろ酔い もうみ冬


2.旅路

作詞:山北由希夫
作曲:吉永辰人

遥か大地の 彼方から
いま・曙の 陽が昇る
あ…人生の 苦労坂
越えたなら (越えたなら)明日が待つ

なせば成る成る 志
それ・抱きしめて 周航譜
あ…きよめ酒 船に撒き
堂々と (堂々と) 海原へ

おとこ美学の 始発駅
いざ・緞帳の 幕が開く
あ…喝采の 汽車が出る
浪漫行き (浪漫行き) 青春記

あ…憧れの この旅路
冬もある (冬もある) 春もある