入道雲と秘密基地

月の203号室 入道雲と秘密基地歌詞
1.入道雲と秘密基地

作詞:蓮本俊介
作曲:蓮本俊介

プールのフェンスに凭(もた)れて 夏服の君を待った
水面(みなも)で光る太陽に 少し目を細めた

人気のない廊下抜けて 君の左手を引いて
階段登り広がる空 遠い夏の秘密基地

いつかまた ココに来ようって
何気なく離れた ユビキリ

※いつも 二人 屋上の隅で 見てた未来と誓った約束
今も 僕は 果たせないけど あの日の言葉 嘘じゃないから
またココに来ていいよね…※

言葉にしようとすると 息が詰まって邪魔する
せめて覚えた台詞だけ 夏休みが終わるまえに

錆びついた自転車置き場で 意地悪に響くチャイム

誰も いない 校庭の隅で 入道雲に隠した約束
どんな時も 忘れないから あの日のように もう逢えなくても
またココに来ていいよね…

(※くり返し)

ココに来ていいよね…


2.願い

作詞:西畑春之介
作曲:西畑春之介

願いは きっと叶う

なくなって さがして みつけた夢がある
がんばろう やめとこう どうして違うんだろう
坂道でつまづいても
ありがとうって 心の底から言えたら

願いは きっと叶う 想いはきっと届く

しあわせおいで

気がつけ 気がつけ 誰だって駄目な時
勝たないで 負けないで かくれてもかまわない

答えより大事なのは
間違いに気がついて感謝すること

笑顔は君を変える 出逢いは君を磨く

しあわせ

願いは きっと叶う 想いはきっと届く
願いは きっと叶う 想いはきっと届く

しあわせおいで

ありがとうおいで


3.海岸電車

作詞:蓮本俊介
作曲:蓮本俊介

海岸電車の窓から 君の街 見渡して
今日の君の笑顔一つずつ 思い出してニヤけてる

電車嫌いのこの僕が 今ではこの通り
好きな人がいる それだけで少し強くなれる

僕はいつも忘れはしない いつでもどんな場所にいても
弱い背中 そっと強く 押してくれてること

※国道近くの小さな球場で
少年野球を見てはしゃぐ君を 僕は見てる
傾く夕日と冷たい潮風
そんな時 ふと思うよ もう…離さない※

海岸電車を背にして 秋の砂浜で
夏と冬の海どっちが好き? なんて笑いながら

もしも君がいなくなったら 思っただけで苦しくなる
今は変わらない毎日が ただ愛しいから

二人の声だけ響くホームでサヨナラ
少し先の踏切のベル 胸に締めつけてく
例えばこの街 離れたとしても
お互い 強く信じて ねぇ…

(※くり返し)

最終電車に飛び乗り 切れた息整えて
君がくれた勇気一つずつ 目を閉じ 確かめてる