好きやねん

朝倉由美子 好きやねん歌詞
1.好きやねん

作詞:いではく
作曲:鈴木淳

たった二合の お酒でも
酔わな話せん こともある
赤恥しのんで一度だけ 言うたるわ
「うちあんたのこと 好きやねん」
あんまり気にせんでも ええけどな
しょぼ降る小雨の 法善寺
街が言わせた 台詞かも

アホだケチだの よう言うわ
けなしは愛情の 裏返し
あんたもわたしもひょっとして 好きなんか
「あんたのテレてるのが 可愛いわ」
そないにあきれたような 顔しいな
ごちゃつく横丁 居酒屋で
夫婦善哉 できるかも

酒を飲んだら 女ぐせ
悪いがあんたの 玉にきず
しょうもない男と承知して 言うたるわ
「うちあんたのこと 好きやねん」
べつに売り込んでは ないけどな
提灯恋しい 秋の宵
酔ったふりして 本音かも


2.みれん夜曲

作詞:水木れいじ
作曲:岡千秋

心で どんなに 憎んでみても
この手があなたを恋しがる
雨よ雨よ雨よ流して 女のみれん
眠れない夜は 淋しくて
あゝあゝ いまさら他人に戻れない

海峡みなとの 故郷(こきょう)の町へ
一緒に来るかと 抱いた人
夜よ夜よ夜よかえして あの日の夢を
寝ものがたりの嘘だって
あゝあゝ 死ぬまで だまして欲しかった

灯(あか)りの数ほど 男はいても
惚れたら涙に なるばかり
酒よ酒よ酒よ酔わせて命が寒い
なにもいらないなぐさめは
あゝあゝ もいちどあの人 つれて来て