あぁ竜飛崎

木原たけし あぁ竜飛崎歌詞
1.あぁ竜飛崎

作詞:八嶋龍仙
作曲:村沢良介

夢にまで見た あの松前が
雪に隠れて 見えません
凍(しば)れるね… 淋しいね…
誰が 誰が唄うか じょんがら節も
俺の涙を 誘うよに
ここは津軽の 港 小伯 …さいはて岬
ひゅるるん ひゅるるん

津軽野面(のづら)に 灯りが滲(にじ)む
雪が舞い散る 鯵ヶ沢
三味が泣く… 風が泣く…
呼んで 呼んでいるよな あいやの節は
ねぶた囃子も 連れて来る
遠い漁火(いさりび) 招く灯台 …望郷岬
ひゅるるん ひゅるるん

波よ荒れるな カモメよ啼くな
男ひとりの 日本海
銅鑼(どら)が鳴る… 霧笛泣く…
俺を 俺を泣かすな よされの唄は
故郷(くに)のおふくろ 思い出す
吹雪海鳴り しぐれ海峡 …竜飛の岬
ひゅるるん ひゅるるん


2.昭和のおとこ節

作詞:青木圭介
作曲:村沢良介

自分ひとりが 生きられりゃ
他人(ひと)を裏切る 奴もいる
いやだ いやだネ こんな世は
義理もなければ 人情(なさけ)もないね
時代遅れと 言われても
俺は 俺は負けない
…昭和の男だぜ

惚れたあいつと 口喧嘩
帰りたいけど 帰れない
いつも馴染みの 居酒屋で
話相手は 暖簾と子猫
馬鹿な奴だと 言われても
意地が 意地が邪魔する
…昭和の男だぜ

むかし親父の げんこつは
薬飲むより よく効いた
側でおふくろ 泣きながら
強くなれよと この手を握る
古い奴だと 言われても
夢を 夢を抱いてる
…昭和の男だぜ