暫存

本宮麻衣香 暫存歌詞
1.蜻蛉

作詞:Toshimune Suzuki
作曲:Mikiya Katakura

命短し蜻蛉 なぜに生まれる
せめて愛しいものに触れ
刹那の歌声奏でよ

命短し蜻蛉 なにを信じる
目にうつる世界 受けとめて
刹那の光を放てよ

綿毛のような温もり 通り過ぎてゆく面影
忘れられない さよなら
限りある時の中 何を求める?
ぽろりぽろりと落ちる涙よ
永久(とわ)…

命短し蜻蛉 何処へ飛立つ
母の顔さえも知らずに
刹那の夜空を漂う
愛する故に悲しく 寂しさ故に求めて
くり返しては彷徨う
限りある時の中 何をなすの?
ぽろりぽろりと落ちる涙よ
永久…

忘れてしまう喜びやら 忘れられない悲しみやら
散りばめながらゆくのだろう
限りある時の中 幸あるように

きらりきらりと響け涙よ
永久…


2.月影ノ砂漠

作詞:Arika Takarano
作曲:Mikiya Katakura

ああ魂は わたしを抜けて
あなたへと 飛び立ち
その面影を 刻みつけては
胸は血を流し 記憶を重ねる

すべてが無に
帰ったあとも
風が鳴き
彷徨うように

無情の月影
抜け殻を照らして
滅びし はるかな
時を包む
生まれてゆくのは
哀しみばかり

あなたの声に 教えてほしい
埋もれた柩から
いつか罪も 抱き続けたら
ひとつぶの砂の 重さに還ると

まぶたを塞ぐ
月の明かりよ
遠き未来(あす)の
夢をみせて

砂漠の楼閣
さみしさを積み上げ
縋(すが)って 昇れば
崩れ落ちる
ふたたび出逢える
その日はまだ

無情の月影
抜け殻を照らして
滅びし はるかな
時を包む

砂漠の楼閣
さみしさを積み上げ
縋って 昇れば
崩れ落ちる
ふたたび出逢える
その日はいつ