花ざかり

村下孝蔵 花ざかり歌詞
1.かげふみ


2.夢のつづき

作詞:村下孝蔵
作曲:村下孝蔵

あなたの夢を聞かせて そうしていると
幸せな気分になると 君は笑った
ワイングラスをあふれた 僕達の時間
こぼれてしまった後で ふと気づく

雪の中をかける 小犬のように
帰り道たしかめながら 遠くへ
ひとつ上の愛を求めたわけじゃない
ひとつ上の恋を 探したわけじゃない

貯金箱につめこんだ 小さな硬貨
取り出そうとこわしたよ まるで子供さ
ほしいもの手に入れても 満たされぬ心
たった一人の自分を かばってる

僕にもたれかかり 海を見ていた
牡丹色の夏の日が 暮れてく
ふたり夢のつづき 歩いていたかった
ふたりこれから先 このままと信じてた

雪の中をかける 小犬のように
帰り道たしかめながら 遠くへ
ひとつ上の愛を求めたわけじゃない
ひとつ上の恋を 探したわけじゃない

ふたり夢のつづき 歩いていたかった
ふたりこれから先 このままと信じてた


3.北斗七星


4.似顔絵

作詞:村下孝蔵
作曲:村下孝蔵

似ている人に会いました
笑いながら鼻をこするくせ
真面目になれると照れながら
煙草をすぐ消してしまうくせ
みんな あなた
いつも夢にみた
目覚めたらそばにいて
髪をなでてくれる
暖かい 手を抱いて
泣いている私に
さよならの言葉を下さい

愛したあなたがそばにいて
別の人の話をしてくれた
うなずきながら一人になると
鏡の中に語りかけてる
みんな 私
幸せそうに肩寄せる
街角見知らぬ恋人
目の前がかすんで
もう前に進めない
さよならの言葉を下さい

いつも夢にみた
目覚めたらそばにいて
髪をなでてくれる
暖かい 手を抱いて
泣いている私に
さよならの言葉を下さい


5.大安吉日


6.少女

作詞:村下孝蔵
作曲:村下孝蔵

白い壁を染めて 草笛が響く丘
菜の花と そして夕月
切れた鼻緒 帰り道の少女が一人
灯りが恋しくて震えてた

かすりの着物 おさげ髪には
飾りなどありません
服を着せかえても 人形は言葉など知りません

ふり向いて 僕を見つけ
うれしそうに 微笑んだ
名も知らぬ あどけない 少女よ

青いホタル 今も甘い水を探して
見つけられず 迷い込んだ
セロハン越し のぞいて見ていた 大きな空に
まだ星は 輝いていますか

遠くへ飛ばそうと 紙風船
たたいたら 割れました
大人になっても 夕立ちにふられてばかりいます

あはれ 恋も知らないで
まつげ ぬらした 少女は
悲しき 夕焼けの まぼろしか

ふり向いて 右手を振り
うれしそうに 微笑んだ
いつか見た 僕だけの 少女よ


7.女優

作詞:村下孝蔵
作曲:村下孝蔵

もしも風に秋の気配 焼けた膚醒める頃に
拾うように巡り合った 出会い振り返れば
荒波に揉まれてる黒い影
行方などわからない難破船
飲み込まれ熱い日が通りすぎ
白い水着が砂にまみれて
夕日の中で赤に染まる
氷の欠けら噛み砕く

なおも君が夜の谷間 夏の海向かい合って
去った人を呼び続けて 渦巻かれていたら
あの人は来ないよと教えたい
心から愛したらわかるはず
髪を切り可愛い女になり
古いピアノが歌を奏でて
シナリオのまま台詞交わし
約束どおり恋が終る

七月に覚えてた恋歌が
九月にはうたたねの夢の中へ
髪を切り可愛い女になり
白い水着が砂にまみれて
夕日の中で赤に染まる
氷の欠けら噛み砕く
約束どおり君は女優


8.手紙


9.とまり木


10.花ざかりの森