男の祈り

村田英雄 男の祈り歌詞
1.男の祈り

作詞:松本礼児
作曲:山田太郎

昔気質の 気難し屋も
ひとり芝居じゃ 意地さえはれぬ
苦労ばかりの 生涯を閉じた
おまえがいとしい 懐しい
今日も手酌の 迷い酒
涙もろとも 流し込む

愚痴のひとつも こぼしもせずに
俺を支えて 四十と余年
涙ばかりの 一生を終えた
女の舞台の 役まわり
せめて会いたや 夢まくら
夜の長さが 身にしみる

川のながれを せき止めたとて
人の運命は この手に負えぬ
辿りつきたい おまえのもとに
魂を重ねて 眠るため
俺はしばらく 此処に居る
風に吹かれて 此処にいる


2.花の宴

作詞:三園みよじ
作曲:竹田喬

干した盃 注ぎたせば
苦労忘れの 祝い酒
夫婦神楽の 初舞台
今日は息子の 門出だよ
あれこれたくした 花の宴

過ぎた娘が ふえたよな
えみが可愛いい 嫁の顔
惚れた同志の 結びあい
夢をそろえた 二人びな
心をわけあう 花の宴

涙こらえて 窓の外
みれば月さえ 泣き笑い
親子三階 松の枝
のびて初孫 あやす日を
うかべてうれしい 花の宴