風のよせがき

松井五郎 風のよせがき歌詞
1.未来


2.誰も次の駅を知らない

吉田拓矢
作詞:松井五郎
作曲:吉田拓矢

快速の窓は スクロールの画面(パネル)
ありふれた一日の
結果(こたえ)を急かしてる

しわがれた服に
うな垂れたからだ
背後(うしろ)にはreplicaの
顔が並んでる

三秒後(あと)の未来の 危ないはじまり
それが世界の すべてのように
心はどこにある ことばでなにをする
自分はどこにいる 力でなにをする
いのちのルートに従うのに
誰も次の駅を知らない

働いてる場所は モノローグの倉庫(ロフト)
上司には怒鳴られて
後輩はムカつく

楽になる靴を
履き替えるchance
他人にはなれないと
ただ諦めるか

百年後の記憶の 愚かな誤り
それが自由の 証のように

真実(ほんと)はどこにある
涙はなんになる 神様はどこにいる
愛ってなんになる

いのちのルートを変えたくても
誰も次の駅を知らない

心はどこにある ことばでなにをする
自分はどこにいる 力でなにをする

決まったルートを外れようか
いつか降りる駅を知るまで


3.キビタキの羽音


4.東京Tower

山本兄妹
作詞:松井五郎
作曲:山本兄妹・北田ヒロシ

深夜バスの 窓に浮かぶ
月の光 誰を見てるの
あなたがいる 街ではもうすぐ
遅い桜が咲くかな

ひとり帰る冷たい部屋の窓には
星座のような東京タワー
わたしはいま 夢の続き
どのあたりで追いかけているのだろう

まだ泣かない 泣かないから
ココロに明日が来ますように
さみしくても 上を向いて
手が届く 空だけを 探してる

点滅する メールの音
母さんからの増えてく履歴
冷蔵庫のサラダの日付けを
日々の疲れが 追い越す

いつも途中で眠ってしまう録画は
つかみきれない未来に似てる
ふと目覚める 夜明け近く
好きだった声をそばで 聴きたいけど

でも泣かない 泣かないから
ココロで私を見ててほしい
つらいときも 瞳(め)を閉じれば
あたたかい腕がある いつだって

時が変えてしまうもの止められない

でも泣かない 泣かないから
ココロに明日が来ますように
さみしくても 上を向いて
まっすぐに あの街へ
ほほえんで 帰るまで


5.心の糸

野沢香苗
作詞:松井五郎
作曲:野沢香苗

遥かな空よ 見えますか
どんなに離れて暮らしても
あのひとの手のあたたかさ
わたしは忘れない

あゝ風がまた 境(とき)を越えてくる
千里の距離を まるで紡ぐ糸のように

瞳(め)を閉じれば いつもそばで
そっと声が 聴こえてくる

涙はまだ 思い出から
あふれるのでしょう

流れる雲よ 見えますか
どんなに離れて暮らしても
あのひとの手に抱かれながら
わたしはここにいる

あゝ花がまた 季節(とき)をつづれ織る
さみしさばかり 心繋ぐ糸にして

子守歌を ねだるくせに
いつも最後まで 聴けなくて

ぬくもりから はじまる夢
変わらないでしょう

遥かな空よ 見えますか
どんなに離れて暮らしても
あのひとの手のあたたかさ
わたしは忘れない

流れる雲よ 見えますか
どんなに離れて暮らしても
あのひとの手に抱かれながら
わたしはここにいる

わたしはここにいる


6.はじめまして


7.白い本

blanca&野上朝生(ウワノソラーズ)
作詞:松井五郎
作曲:野上朝生(ウワノソラーズ)

ひらいた心はいま なんにもないページ
並べる言葉はまだ 物語を知らない

でも思いが 生むものに
時はいつか 従うはず

忘れないで
あなたはただ 白い本
どんなときも はじめられる

忘れないで
あなたはただ 白い本
あふれるほど これからがある

なくてもいいものばかり
欲しがり過ぎたかな
広げてみればてのひらに
私だけがいました

在るものだけしか見ないで
暮らしてきたのかな
空気みたいな幸せが
ほんとうはありました

誰かを支えようとして
支えられてるもの
与えた後のからっぽは
失ったことじゃない

たったひとつしかないもの
忘れていたのかな

その思いが 継ぐものに
時は夢を 与えるはず

忘れないで
あなたはただ 白い本
どんなときも はじめられる

忘れないで
あなたはただ 白い本
あふれるほど これからがある

忘れないで
あなたはただ 白い本
どんなときも はじめられる
忘れないで


8.君は生きている

川久保秀一
作詞:松井五郎
作曲:川久保秀一

いろんなことがある
つらいこともある
明日が来ないかと
眠れない日もある

悲しいことがある
むなしいこともある
歩いて来た道で
失くしたものもある

だけど君は生きている
頑張って生きている
少しずつ前に 進みながら

僕も生きている
君と生きている
心と心を
どこかでつなぐために

別れる人がいる
出逢えた人がいる
いつも見ててくれる
大事な人がいる

教える人がいる
守る人がいる
自分にできること
教えてくれる人がいる

そして君は生きている
頑張って生きている
涙より深く 時を見つめ

僕も生きている
君と生きている
心と心が
どこかで響くように

そうさ君は生きていく
頑張って生きていく
思い出の意味を 強く抱いて

僕も生きていく
君と生きていく
心と心を
かならずつなぐために

心と心を
かならずつなぐために


9.あなたが鶴を折るとき


10.方舟を忘れたノア


11.100年後のヒマワリ


12.坂道の向こうへ

all friends
作詞:松井五郎
作曲:山川恵津子

いつもそばにあったのに
いつも忘れかけていた
覚えてること 集めると
一枚の優しい絵になる

まだ自分が誰なのか
わからずにいたあの頃
おんなじ夢の 先にあった
ひとりじゃないって 気づいた場所

時が流れてゆくまま
失うものもあるけど
時が流れてゆくほど
思い出は人を強くするから

I will めぐり逢えた 理由(わけ)を忘れないで
I will ここからきっと また道ははじまる

ひとつひとつは小さな
違うかけらのモザイク
並べ替えれば いくらでも
新しい形が生まれる

まだ聴こえる風の音
変わらずにある青空
いまふりかえる 坂道は
次の未来へ 続いてゆく

時を止められないまま
なにができるのだろう
時がはかないものでも
思い出は人を繋いでいるから

I will めぐり逢えた 意味を忘れないで
I will ここからきっと また道ははじまる

I will めぐり逢えた 理由(わけ)を忘れないで
I will ここからきっと また道ははじまる

I will めぐり逢えた 意味を忘れないで
I will ここからきっと また道ははじまる

I will ここからきっと また道ははじまる


13.風のよせがき