特選ベスト/夢見草

松原のぶえ 特選ベスト/夢見草歌詞
1.夢見草

作詞:津城ひかる
作曲:弦哲也

今に見てろと 啖呵を切って
夢を追いかけ 走るひと
無理をしないで ねぇあなた
すべって転んだ その時は
わたしの胸に 甘えてよ
あなたあっての 幸せだから

なぜかこの世は 平気な顔で
白を黒だと はねつける
意地を張らずに ねぇあなた
負けるが勝ちだと 言うじゃない
世間の人が 見捨てても
わたし一人は あなたの味方

ひとに見えない あなたの夢を
見せてください わたしにも
春はもうすぐ ねぇあなた
木枯らしつめたい 冬の日も
蕾をつけて 生きている
桜 さくらは あなたの花よ


2.ほおずき

作詞:津城ひかる
作曲:弦哲也

はぐれないように
この手を 引いて
夢をまっすぐ 生きるひと
いいのわたしは わたしのことは
目立たずに 咲いている
あなたのそばで
そんな小さな そんな小さな花でいい

言葉たらずで
時には ふたり
顔をそむける 右左
ばかねわたしが わたしがわるい
やさしさに つつまれた
あなたの笑顔
あればこそ咲く あればこそ咲く花なのに

くやし涙の
くちびる噛んで
明日のゆくえを さがすひと
いいのあなたが あなたがいれば
雨の日に 散る花も
いつかはきっと
赤い実をなす 赤い実をなす時がくる


3.朝顔

作詞:たかたかし
作曲:弦哲也

ねぇ、あなた 無理して飲む酒は
たとえ酔えても 心はだませない
そばにわたしがいるじゃない
わけてください 肩の荷を
いつものやさしい
笑顔のあなたに もどってよ

ねぇ、あなた ふたりはひとりです
おなじよろこび 悲しみわけあえる
二度や三度のつまずきは
あるわ誰にも 生きていりゃ
負けたらだめです
この世に負けたら だめですよ

見て、あなた しぼんだ朝顔が
今朝は背すじを のばして咲いてます
惚れた男につくすのが
なんでつらかろ 苦しかろ
あなたが枯れたら
わたしも枯れるわ いいですね


4.海燕(うみつばめ)


5.なみだの桟橋


6.おんなの出船

作詞:山田孝雄
作曲:船村徹

涙 涙 涙 涙
涙枯れても 枯れるな恋よ
船に 私は乗る
あなた 桟橋で
白いテープを引く
お別れ波止場
サヨナラ サヨナラ
おんなの出船

夢を 夢を 夢を 夢を
夢を下さい おんなの夢を
明日は どうにかなる
今夜 見る夢に
愛を信じて行く
一人の旅路
サヨナラ サヨナラ
おんなの出船

心 心 心 心
心あげます おんなの心
他に 何もない
あげる ものなんて
沖じゃカモメが泣く
お別れ波止場
サヨナラ サヨナラ
おんなの出船


7.母と娘

作詞:たかたかし
作曲:浜圭介

針もつ姿がちいさく見えます
白髪もこの頃 めだってきましたね
子供を育てるためにだけ
生きてきたよなあなたです
ほんとにありがとう …おかあさん
あなたが好きです …おかあさん

父から襟巻もらった誕生日の
あなたがながした 涙をわすれない
女でなければわからない
あなたの苦労が少しずつ
わかってきました …おかあさん
あなたが好きです …おかあさん

母から娘へ 娘はその子へ
伝えてゆくのは 日本の心です
この娘が大きくなるまでに
あなたの味付けおしえます
わたしの大事な …おかあさん
あなたが好きです …おかあさん

ほんとにありがとう …おかあさん
長生きしてよね …おかあさん


8.浮草

作詞:たかたかし
作曲:市川昭介

つらくないかと いたわってくれる
そんなあなたに なけてくる
あなた…
「おまえ」 涙ふきあい
越える憂き世の 雨と風
ふたり根のない 浮草の花

そばにあなたが いてくれるだけで
いいのわたしは いきられる
あなた…
「おまえ」 肩よせあい
冬の寒さに 耐えながら
ほれて一途な 浮草の恋

花の咲かない 浮草にだって
めぐる季節の 春はくる
あなた…
「おまえ」 涙かみしめ
暗い夜道に 灯をともす
明日はいずこか 浮草ぐらし


9.男なら

作詞:吉岡治
作曲:岡千秋

悔し涙を噛みしめて
それでも肩を落とさない
見栄が男の つっかい棒と
からから辛い 酒を飲む
なァ 下手な慰め言わないぜ
男なら 男なら
黙って心で あゝ 酒を飲む

想いばかりがただ燃えて
日暮れりゃ遠い道ばかり
照る日 曇る日 さまざまだよと
何処かで唄う 演歌ぶし
なァ 七つ転んでまだ転ぶ
男なら 男なら
それでも真赤な ああ 夢を見る

運否天賦(うんぷてんぷ)は 風しだい
時代がいつか 俺と寝る
そうさ最後に 笑えばいいさ
それまでふたり はしご酒
なァ 晴れて男の花道を
男なら 男なら
綺麗に飾ろぜ あゝ 男なら


10.維新のおんな

作詞:たかたかし
作曲:三木たかし

明日もわからぬ 契りとしって
ほどけば泣けます 紅の帯
戦はだれのためですか
おんなの涙が 見えますか
嵐うずまく 夜明け前
京都鴨川 かくれ茶屋

運にまかせた 命と笑い
盃かさねて 膝まくら
あなたに添える一瞬は
千年万年 わたしには
ゆかせたくない この人を
四条大橋 蝉しぐれ

人は斬れても 縁は斬れぬ
おそのはあなたの 女です
男が大義に死ねるなら
おんなは恋情に 身をすてる
ついてゆきます 修羅のはて
夜の堀川 流れ星


11.あなた待つ港


12.演歌みち

作詞:吉岡治
作曲:岡千秋

爪先あがりの この坂を
誰が名づけた 浮世坂
風が背をおす 日もあれば
雨が胸つく 肩たたく
しんどいネ そりゃましんどいけれど
エンヤコラ このみち 演歌みち

人間生きてりゃ 誰にでも
いつか身につく 垢もある
責めてくれるな はしご酒
捨てちゃいないさ 夢だけは
しゃないネ そりゃましゃないけれど
エンヤコラ このみち 演歌みち

明日は明日の 風が吹く
惚れてふられて また惚れて
はぐれ鳥にも いつの日か
待てば日和(ひより)の 春もあろ
しんどいネ そりゃましんどいけれど
エンヤコラ このみち 演歌みち


13.蛍(ほたる)


14.父さんへ