こころの旅

松原健之 こころの旅歌詞
1.愛のうた

作詞:五木寛之
作曲:池高志

愛のうた ききたくて
風に吹かれ 旅に出る
もういちど きみに会い
幸せだったと 言いたくて
だけど光る海 白い砂
きみのほほえみが よみがえる
忘れないよ あの夏の日の
思い出さがしながら ひとり
忘れないよ あの愛の日の
思い出さがしながら ひとり

夜の空 見上げても
きみのうたは きこえない
泣きたくて たちどまる
ひとりぼっちの 寒い道
だけど光る星 白い月
きみのやさしさを いつまでも
忘れないよ あの夏の日の
思い出さがしながら ひとり
忘れないよ あの愛の日の
思い出さがしながら ひとり

忘れないよ あの夏の日の
思い出さがしながら ひとり
忘れないよ あの愛の日の
思い出さがしながら ひとり


2.あの町へ帰りたい

作詞:五木寛之
作曲:弦哲也

たそがれの 歩道橋から しみじみと
北国のふるさとを 思い出してます
金沢を はなれて 二年
あんずの花は 咲いただろうか
君はかわらず きれいだろうか
ああ 帰りたい あの町へ
ああ 帰りたい 君の 君のすむ町へ

川のない 街はさびしい ささやかな
夢だけを 大切に ひとり生きてます
雪の中 別れて 二年
あの日の言葉は 忘れないけど
君はいつまで 待てるだろうか
ああ 帰りたい あの町へ
ああ 帰りたい 雪の 雪のふる町へ

金沢を はなれて 二年
あんずの花は 咲いただろうか
君はかわらず きれいだろうか
ああ 帰りたい あの町へ
ああ 帰りたい 君の 君のすむ町へ


3.浅野川恋唄

作詞:五木寛之
作曲:山崎ハコ

暮れてゆく 北の街
なつかしい金沢
浅野川 流れにうかぶ
思い出の かけら
梅の橋から 東を抜けて
あなたと渡る 仲之橋
鏡花のお芝居みたいね、と
ふたりで笑った あれは遠い日

ふりむけば 主計町(かずえまち)
雨模様 金沢
浅野川 瞼に浮かぶ
滝の白糸
天神橋から 大橋見れば
戻らぬ恋の 糸車
鏡花の芝居じゃないだろ、と
あなたに言われて 泣いた雨の日

みぞれ降る 夜の町
しみじみと 金沢
浅野川 白く流れて
まだ春は 遠い
橋をかぞえて 川辺をゆけば
逢いたい気持ちが つのります
鏡花の世界に あこがれて
いのちを燃やした あれは若い日


4.もし翼があったなら

作詞:五木寛之
作曲:羽毛田丈史

もし 孤独を感じたら
もし こころが乾いたら
旅に出よう あてもなく 今すぐに
地図にない 遠い国 はるばると

この世界の どこかにある
やさしさに 真実に 出会ってみたくて
この世界に きっときっといる
友達に 恋人に
めぐりあう そのために

もし 空が飛べたなら
もし 翼があったなら
飛んでいこう どこまでも 今すぐに
永遠の 故郷を 探すため

この世界の どこかにある
やさしさに 真実に 出会ってみたくて
この世界に きっときっといる
友達に 恋人に
めぐりあう そのために

この世界の どこかにある
やさしさに 真実に 出会ってみたくて
この世界に きっときっといる
友達に 恋人に
めぐりあう そのために


5.洞爺湖の雪

作詞:坂口照幸
作曲:弦哲也

雪が降る 静かに 音もなく 雪が降る
北国の湖に 静かに静かに 雪が降る
突然の別れから 二度目の冬です
あなたのいない ひとりの冬です
暖炉の前で 開いたアルバム
あどけたあなたの 写真に
涙ひと粒 落ちました
この旅は終わりですか 始まりですか
北国に 雪が降る 洞爺湖に雪が降る

雪が降る いつしか 色のない 雪がふる
降りつもることもなく 心に心に 雪が降る
湖に浮かぶ島 あなたの面影
霞んで見える 悲しい冬です
この掌(てのひら)で 溶けては消えてく
雪にも生命(いのち)が あるのね
あなた恋しく なるばかり
この旅は終わりですか 始まりですか
北国に 雪が降る 洞爺湖に雪が降る

北国に 雪が降る 洞爺湖に雪が降る


6.千の風になって

作詞:不詳・日本語詞:新井満
作曲:新井満

私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 眠ってなんかいません
千の風に 千の風になって
あの大きな空を 吹きわたっています

秋には光になって 畑にふりそそぐ
冬はダイヤのように きらめく雪になる
朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
夜は星になって あなたを見守る

私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません、死んでなんかいません
千の風に 千の風になって
あの大きな空を 吹きわたっています

千の風に 千の風になって
あの 大きな空を 吹きわたっています

あの 大きな空を 吹きわたっています


7.冬のひまわり

作詞:五木寛之
作曲:弦哲也

夏の光に咲く花よりも
季節はずれの花が 好き
そう言って あなたに笑われた
あれは 遠い日
愛だけで 生きてゆけるなんて
思っちゃ いないけど
愛のない明日なんて 欲しくないから
風に吹かれて 春を待つ
わたしは 冬の 冬の ひまわり

雪の夜道を歩きながら
すこし汚れた雪が 好き
そう言って あなたに笑われた
あれは 遠い日
夢だけで 生きてゆけるなんて
思っちゃ いないけど
夢のない暮しなんて 欲しくないから
風に吹かれて 春を待つ
わたしは 冬の 冬の ひまわり

風に吹かれて 春を待つ
わたしは 冬の 冬の ひまわり