愛のうた

松原健之 愛のうた歌詞
1.愛のうた

作詞:五木寛之
作曲:池高志

愛のうた ききたくて
風に吹かれ 旅に出る
もういちど きみに会い
幸せだったと 言いたくて
だけど光る海 白い砂
きみのほほえみが よみがえる
忘れないよ あの夏の日の
思い出さがしながら ひとり
忘れないよ あの愛の日の
思い出さがしながら ひとり

夜の空 見上げても
きみのうたは きこえない
泣きたくて たちどまる
ひとりぼっちの 寒い道
だけど光る星 白い月
きみのやさしさを いつまでも
忘れないよ あの夏の日の
思い出さがしながら ひとり
忘れないよ あの愛の日の
思い出さがしながら ひとり

忘れないよ あの夏の日の
思い出さがしながら ひとり
忘れないよ あの愛の日の
思い出さがしながら ひとり


2.遠野ものがたり

作詞:五木寛之
作曲:立原岬

遠野の町に 舞い散る雪は
恋する女の 心を凍らせる
夜更けの宿で 二人で聞いた
遠い昔の物語
もしも私が 早池峰(はやちね)の
雪のお山に消えたなら
あなた追いかけてくれますか
一緒に逃げてくれますか
遠いあなた 遠い
遠野の春は まだ遠い

座敷わらしの 幻消えて
いとしいあなたの 面影また浮かぶ
合わせた肌の ぬくもり信じ
何も言わずにもう五年
もしも私が 小鳥瀬(こがらせ)の
川にこの身を投げたなら
あなた飛び込んでくれますか
一緒に死んでくれますか
遠いあなた 遠い
私の明日は まだ遠い

もしも私が 早池峰(はやちね)の
雪のお山に消えたなら
あなた追いかけてくれますか
一緒に逃げてくれますか
遠いあなた 遠い
遠野の春は まだ遠い