挫折

松山千春 挫折歌詞
1.口笛

作詞:松山千春
作曲:松山千春

オイラが生まれて 育った街は
いつでも冷たい 風吹く街
気の合う仲間も いるにはいるが
誰にもさよなら 告げずに行く

LONELY 楽しい思い出なんて
LONELY ひとつも持ち出せないよ

オイラが生まれて 育った街は
いつでも冷たい 風吹く街

あてなどつてなど 何もないから
オイラの宝は 自由って奴
やることなすこと ついてないけど
そのうち変わるさ 不幸じゃない

LONELY 乾いた心の中で
LONELY 哀しい口笛響く

オイラが生まれて 育った街は
いつでも冷たい 風吹く街
風吹く街
風吹く街


2.BEST GIRL

作詞:松山千春
作曲:松山千春

愛がこの胸を 熱くさせるのさ
燃えて 燃えて 燃え尽きて行くまで
抱いて 抱きしめて 求め奪い合う
甘く 甘く 甘く酔いしれ
君と二人きりの 世界だね

白く細い指 うまくからませて
走る 走る 走る体の中
愛が時間さえ 忘れさせるのさ
いつも いつも いつもこうして
君と二人きりの 世界だね


3.吐息

作詞:松山千春
作曲:松山千春

からめた指先 わずかな震えに
感じるときめき 溢れる愛だね

月から届いた 灯りに浮かんだ
お前の身体が 怪しく燃えるよ
WOO WOO WOO …

何度も 何度も 何度も 何度も

かすかな吐息に 唇這わせて
こぼれるときめき 高まる愛だね

月から届いた 灯りに浮かんだ
お前の身体が 怪しく燃えるよ
WOO WOO WOO …

何度も 何度も 何度も 何度も
何度も 何度も 何度も 何度も


4.あの日

作詞:松山千春
作曲:松山千春

燃えない心に イライラしてさ
タバコの煙も モヤモヤしてる
お前が居たなら おそらくバカな
頭は使わず 身体を使う

あの日さ お前を たたき出した夜に
不覚にも 涙なぞ 流れてさ
あれから どうにも やる事なす事が
ついてない気がしてさ 眼れない 眠れない

ひと晩だけなら 付き合えそうな
女にたまには 引かれもするが
お前に悪いと 少しは思う
大人になれたよ 感謝してるよ

あの日さ お前を たたき出した夜に
不覚にも 涙なぞ 流れてさ
あれから どうにも やる事なす事が
ついてない気がしてさ 眠れない 眠れない


5.情景

作詞:松山千春
作曲:松山千春

もっともっと 強く強く 愛にしがみついて
やっとやっと たどりついた 心ひとつにして

アスファルトたたきつけ かけぬけてゆく雨
突然のこの雨は 都会の涙だと
つぶやいたお前の目に 涙があふれてた
濡れた手でかき上げた 長い髪の雫

もっともっと 強く強く 愛にしがみついて
やっとやっと たどりついた 心ひとつにして

さす傘もないままに 人波はくずれて
ずぶ濡れの二人には この街がお似合い
不思議だねお前には 想い出が見えない
いつだってひとりきり 生きてきたのだろう

もっともっと 強く強く 愛にしがみついて
やっとやっと たどりついた 心ひとつにして

もっともっと 強く強く 愛にしがみついて
やっとやっと たどりついた 心ひとつにして


6.風よ

作詞:松山千春
作曲:松山千春

愛を確かめると 君にたどりついて
昨日そして今日も きっと明日もまた
ほかには何にも 考えられず

君を想えば 切なくて
胸の痛みに 耐えられず

風よお前になら 話すこともできる
自信ないわけでもないが もしもの時
すべてを失う 生きる力も

秋の空を見上げ 深くため息つき
白く浮んだ雲 深く肩を落とし
ほかには何にも 考えられず

君を想えば 切なくて
胸の痛みに 耐えられず

風よお前にもし かわいそうだなんて
そんな心あれば いつかこの想いを
届けてみないか 責任持って

愛を確かめると 君にたどりついて
昨日そして今日も きっと明日も又
ほかには何にも 考えられず


7.手紙

作詞:松山千春
作曲:松山千春

故郷想えば 胸は熱く
帰り道さえ 見失い
けれども心配 無きように
心は未だ 揚々と

穏やかに 健やかに
お暮し下さい 父母よ

瞳を閉じれば 鮮やかに
浮かぶ景色の 愛しさよ
なりふりかまわず あとわずか
ためしてみたく 思います

穏やかに 健やかに
お暮し下さい 父母よ


8.INTENTIONAL

作詞:松山千春
作曲:松山千春

さして変わりない毎日 つみ重ね重ねてる
深いため息が勝手に 心を苦しめてる

君を求めながら 君を離れてゆく
きっと答えは 無限だろう

道標のない旅をいつまで 続けて行くのだろう
笑おうとしても笑えぬ 自分に気が付くまで

君を慕いながら 君を遠ざけてく
きっと答えは 無限だろう
ラララ…

みせかけの愛に望みに 期待など感じない
誰もかれもこの時代に うまく飼いならされて

君を頼りながら 君を信じきれず
きっと答えは 無限だろう


9.挫折

作詞:松山千春
作曲:松山千春

今でもはっきり覚えてる 町はずれのしけた
ガソリンスタンドの看板に 落書きした言葉

「成せば成る何事も」 担任の先公の
口ぐせをまねてたら 俺に移っちまい
帰ろう 帰ろう 俺の生まれた町
帰ろう 帰ろう いじけてしまう前に

先公お前は嘘つきだ 何にもできゃしねえ

クラスのみんなに送られて 汽車から手を振った
先公お前の頑張れに うなずく暇もなく

「成せば成る何事も」 だけどもうダメみたい
なあみんな この辺で 許してくれるよな

帰ろう 帰ろう 俺の生まれた町
帰ろう 帰ろう いじけてしまう前に

先公お前は嘘つきだ 何にもできゃしねえ

帰ろう 帰ろう 俺の生まれた町
帰ろう 帰ろう いじけてしまう前に

今でもはっきり覚えてる 町はずれのしけた
ガソリンスタンドの看板に 落書きした言葉

先公お前は嘘つきだ 何にもできゃしねえ


10.夕暮れ時の街

作詞:松山千春
作曲:松山千春

夕暮れ時の街 ひとつふたつ灯る
窓からもれる灯りに 幸せが浮かぶ

浮かんだ幸せが 飛んでしまわぬよう
家族で力を合わせ 笑い声がもれる

もれる笑い声が さらにお隣りへと
広がってゆくような 夕暮れ時の街
夕暮れ時の街
夕暮れ時の街


11.こもりうた

作詞:松山千春
作曲:松山千春

ひとりで歌う淋しさよ 眼りつけたら子守歌
誰に聞かせてあげようか ひとりで歌う子守歌

若い頃なら照らいなく いろんな事が出来たのに
人は誰でも年老いて ひとりで歌う子守歌

誰に聞かせてあげようか ひとりで歌う子守歌
ひとりで歌う子守歌