恋桜

松本ゆかり 恋桜歌詞
1.恋桜

作詞:荒木とよひさ
作曲:近江たかひこ

ハァーわたしが一番 綺麗なときに
あなたに出逢って いたかった
せめて十年 あの頃に
桜の花咲く あの春に
言ってはいけない 心の裏が
倖(しあわ)せならば いいのです
さくら さくら ひとりで咲くの
あなたの小枝の 恋桜

ハァーあなたに抱かれて 悲しくなって
逢えなきゃこの胸 痛みだす
せめて二晩(ふたばん) 窓を閉め
桜の夢見て 過ごしたい
望んでいけない あしたの続き
心の夫(ひと)で いいのです
さくら さくら 泪(なみだ)で咲くの
あなたがいのちの 恋桜

さくら さくら ひとりで咲くの
あなたの小枝の 恋桜
さくら さくら 泪(なみだ)で咲くの
あなたがいのちの 恋桜


2.信濃路ひとり

作詞:荒木とよひさ
作曲:近江たかひこ

道づれが あなたとならば
こんなに悲しい 旅ではないの
愛の終わりの 終着駅が
どこにあるのか 教えて欲しい
涙ほろほろ ほろほろ涙
秋から冬へ 信濃路ひとり

この未練 谺(こだま)になって
わたしの心へ 帰っておいで
墨絵ぼかしの しぐれの里は
ふたり旅した 想い出ばかり
涙ひたひた ひたひた涙
秋から冬へ 信濃路ひとり

倖(しあわ)せが 雨から小雪(ゆき)に
胸の中まで 凍えて積もる
指に息かけ ぬくもりだけが
強く生きろと 励ますけれど
涙はらはら はらはら涙
秋から冬へ 信濃路ひとり