月光浴

柴田淳 月光浴歌詞
1.空の色

作詞:Jun Shibata
作曲:Jun Shibata
編曲:Masayuki Sakamoto

傷ついた心 引きずり步いてた
出來ると思った 一人でやれると思った
'掃っておいで'と あなたの聲がする
どうしても勝てない あなたの偉大さには

足下だけが私の世界だった
顏を上げて空を見ることなんて
ずっと忘れていた

いつもそこにいてくれたのね
ずっとずっと一緒だったんだ
私のことを誰よりも知っている人

うつむいた私にあなたは
今見える空の色を告げる
たとえ なんにも返せなくても
あなたの聲が聞こえていた

あなたの淚がわからなかったり
あなたの怒りがわからなかったりして
幼い私は あの頃いつでも
引っかき回してあなたを睨みつけた

大人になって 今少しはわかるの
でも あなたは胸の傷跡をなぜ
愛おしく撫でるの?

振り返ればあなたが見えた
ずっとずっと見守られていた
私のことを誰より愛してくれた人

いつかあなたがこの空さえ
見えなくなってしまったなら
今度は私が教えてあげる

あなたを思うたび 熱くなる瞳の中
誰よりも大事な 空の色


2.月光浴

作詞:Jun Shibata
作曲:Jun Shibata
編曲:Masayuki Sakamoto

降り注ぐ月の光よ どうか絕やさないで
淚さえ 空にこぼれて 星に還る

コ一ヒ一に月と星を浮かべて 「おいしいね」と笑って
夜空を全部飲み乾したら あなたも消えた

今 一人で旅立つ君を 受け止める勇氣をくれるなら
あなたを見失う闇 照らしてよ 心が見通せるまで

優しくて とても冷たい あなたは月のようで
溫もりは 光遮る雲に見えた

水面に映った月をすくって 「つかまえた」と笑って
こぼれてゆく月と共に あなたもすり拔けた

今 一人で旅立つ君に 引き止める言葉を選べずに
すがる瞳をしたあなたに背を向けて 淚こらえてるだけ

今 一人で旅立つ君に さらさらと 光よ舞い降りて
あなたの行く未來すべて いつの日も 輝きに滿ちるように